
野津田公園のバラ園に向かう途中の道際の木にウラナミアカシジミが止まっていた。
すぐに飛んでいって残念であった。

その道の反対側は栗の果樹園になっているようで、クリの花がいっぱい咲いていた。
アカシジミやウラナミアカシジミなどを見つけられそうだが、立ち入るわけにはいかない。

そのまま道を進むとバラ園に接するところでクリの花に近づける場所があった。
案の定そこでアカシジミの姿を見ることが出来た。。

この木には何頭ものアカシジミがいた。この画面では3頭が見える。

アカシジミ、ウラナミアカシジミにミドリシジミ、ミズイロオナガシジミなどはゼフィルスと呼ばれる。
ゼフィルスは樹上性のシジミチョウたちのことでブナ科の植物を食草とする。

このクリの木にはテングチョウもたくさんいた。
食草というわけではなくクリの花の蜜を求めて、ゼフィルス以外のさまざまな蝶もやってくる。

アカシジミに比べて少し小さなルリシジミも花が狙いだ。

これは瀬谷市民の森の近くのクリの花で見たスジグロシロチョウ。
クリの一つ一つの花は小さいと思うのだが蜜が豊富なのかゆっくり止まっていた。

これも同じ場所のクリの木にいたキマダラセセリ。
このあたりはクリの花のほかにヒメジョンなど草花も多くチョウたちのレストラン街だ。
こんなに色々の蝶が訪れているのですね。食草としての関り以外に
花蜜目的の蝶たちも。入り込めないので観察したこともありませんが、
こんなふうに色々な出会いがあると楽しいですね。
でも、うちの近所のこの栗畑は、遠からず栗畑ではなくなるような、
そんな予感がしています。
私は鼻が悪くてほとんど感じません。
蝶たちは香りに誘われているのでしょうか。
たくさん来ています。
街に近い栗畑は次第に無くなってしまうかも知れませんね。
我が家の近所はまだたくさん残っています。