
丹沢湖から谷峨までの下り道、ところどころで山側から水が流れ落ち河内川に注いでいる。

道の駅・山北あたりまで下りてくると前方に巨大な鉄骨が見えてくる。

建築が進められている河内川橋・右岸側(御殿場側)の橋脚だ。
水面から橋面までの高低差は120mで設計されているそうだ。

河内川橋は建設中の新東名高速道路の新御殿場ー新秦野間に設置される大きな橋だ。
新東名高速道路は東京側は新秦野ICまで、名古屋側は新御殿場ICまで開通している。
NEXCO中日本は、残り25kmの開通を2027年度として工事を進めている。

河内川橋・右岸側(御殿場側)
橋脚は両岸の斜面に設置されていて最大で88mあるそうだ。

下流から河内川橋橋脚を見る。
アーチスパン(両橋脚間長)は220m、橋長は上りで771m(下り692m)だそうだ。

工事にあたって自然環境の破壊を最小限にするため、右岸側はトンエルで作業員や資材を運搬し。
左岸側には長さ100mのエスカレーター(インクライン)を設置している。

左が御殿場側、右が秦野側。
またそのうち丹沢湖を訪れて工事の進捗を確かめてみたい。