
吾妻山で菜の花いっぱいを眺めて、目を下にやると小さな青い花も咲いていた。

オオイヌノフグリだ。今年に入って初めて見たことになるのかもしれない。

その後、登りとは違う道を下ると、すぐに吾妻神社だ。
東征の日本武尊が暴風に遭ったとき鎮めるために弟橘姫命が入水したが、
後に二宮海岸に弟橘姫命の櫛が流れ着き、それを祀ったのが吾妻神社の始まりだそうだ。

さらに下って車道付近まで来ると、枯れ葉の間にオオイヌノフグリやタンポポが見えた。

タンポポは西洋でなくカントウタンポポだった。これはもちろん今年に入って初めて見たものだ。

今まで二宮海岸を歩いたことがなかったので行って見たが、
西湘バイパスが走っていて簡単に出られない。

何とか抜け穴を探して浜辺まで出たが、人影は全く無かった。
いつも人が多い隣の大磯海岸と違って、静かな海岸も趣があるものだ。