
9月末ごろ、カメムシの幼虫が群れていて、それはシロヘリクチブトカメムシと分った。
近くに成虫はいなくて、その後も見つからなかった。
5日ほどしてコセンダングサの葉の上に、そのシロヘリクチブトカメムシが1頭だけいた。

たしかに翅の縁が白く、頭の先が幅広に見える。
最初、何か虫を捕まえて体液を吸った後なのかと思ったが、様子が変だ。
シロヘリクチブトカメムシが捕まえるチョウや蛾の幼虫ではないし、口から離れている。

どうやら何かの虫が翅と体の間に挟まっているようだ。
虫の方は動いていないし口も外向きなので、虫がカメムシを襲っているわけでもない。
何か偶然の力が働いて、このようなことが起こったのだろう。

カメムシは嫌がって、歩き回ったり後肢を延ばしてはずそうとしたり・・・

少し離れたところに幼虫もいた。この前のと同じ群れかどうかは分らない。

一人歩きしているのは少し大きくなった幼虫のようだ。