気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

フランクフルトの蚤の市へ

2016-03-21 21:31:38 | 旅行
バーデンバーデン、イースター音楽祭鑑賞の旅に、
3月18日(金)から24日(木)までの一週間
二十数年からの友達ご夫婦と一緒に行きました。
飛んでいるのは、富士山を望み、成田への途上です。

関空からフランクフルトへはルフトハンザの直行便があるのに
どうして、成田経由なのでしょうか。
それもJAL、スターアライアンスのマイルが貯まりません。
理由はと聞きますと、二点あるそうです。
・JALが再出発してどう変わったのか、
  株で損をしたのにも関わらず
・787-9に乗りたいとのこと
  一昨年のベートーベン音楽祭に伺った折
  ANAの787-8が、静かで湿度調整されて良かったから
たったそれだけで、遠回りをさせられています。悲しい

フランクフルトの空港からフランクフルト中央駅まで
Sバーンでと、切符を買うのに手間取っていると、
現地在住の日本人の会社員の方が声をかけてくれました。
それを上回る人が現れ・・・
持っていた20ユーロを取り、4枚分発行、そのおつりは
自分の懐へと消えております。あっという間
唖然、今までドイツにはなかったこと

この方は心配だったのか、密かに
フランクフルトの駅近くのホテルの方向へ行くまで
心配そうに見ていてくれました。
感謝しかありません。こんな一日から始まりました。
 
夕食は、ドイツ料理のバーゼラー・エック
ビールとアップルワインに定番のソーセージ盛り合わせ

そしてアイスバイン(塩ゆで豚足)少し癖がありますが、
コラーゲンたっぷり、4人で一つ十分

お腹いっぱいになり、一日目が終わりました。


ヨーロッパでの朝がはじまります。

19日(土)は美術館通りのマイン川沿いに「蚤の市」があり、
シュテーデル美術館は10時開館なので、
9時から10時まで、蚤の市へと向かいます。
桜の花が咲いており、日本より早いですね。
 
川では4人用やエイトが、こんな子供のチームまで

蚤の市は人であふれております。
ドイツ人は少ないですね。危険な匂いがします。
 
でも見ていると、つい買ってしまいました。4ユーロ
 
こんな皿、2枚で4ユーロ

これ以上は荷物になるからと、睨まれており、
泣く泣く、マイセン磁器をあきらめます。
40ユーロと安いのに、残念でなりませんでした。

今年もハナニラが咲き

2016-03-20 00:03:56 | 季節の花々
立ち上がらずに横に寝た細長い葉の間から
伸びた花茎の先に一輪、3センチ大の
清楚な淡い紫色から白色の花が、
愛らしい星形をしておりますね。

この花は『ハナニラ
今年も咲きだしました。


南米アルゼンチン原産で、
日本には明治時代に観賞用として入ってきており、
3葉の形が「ニラ」に似ております。
球根の香りや、葉や茎を折った時に
ニラに似た強い匂いがすることから
「花韮」と名づけられております。

この紫がかった白い花の色に、
物悲しさを感じるところから「悲しい別れ」、
あまり手をかけずに放って置いても育つため
「耐える愛」という花言葉が生まれております。

花韮の はかなきまでに 白き日々』    
            中嶋 秀子

でも茶花には使えませんよ

彼岸桜が咲き出すと

2016-03-19 00:38:31 | 季節の花々
暑さ寒さも彼岸まで
本当に4月並みの気温
お水取りが過ぎると本当に奈良は、春春春
嬉しくなりますね。

近所の彼岸桜はとも守っておりますと
今年は悲願の入りの前日16日に、咲きだしました。
 16日
ふつふつと 彼岸櫻の 莟哉
           正岡子規

3月のはじめは

待ちどおしかぅったですね。
『小彼岸や 梅に負けじと 色競ふ』

やはり、桜はさくら 

奈良の桜の開花予報は
25日ですが、・・・
このままでは、23日になりそう・・・

「デジカメ散歩」講座の続きは

2016-03-18 00:35:40 | 日記
残念ながら、公園まで上がってみると
もう、子供たちは、お帰り、残念!
『もっと早く歩きなさいよ』とのお叱りが
ここからは、若草山から高円山そして三輪のお山までもが
なんと、こんな良い場所があったんのですね。
仕方なく、あの3歳の女子に、お願いお願い
お菓子をもらい、コキゲン

後姿が、何とも言えません。

遊び疲れたのか、一人で

援軍参上、この4月からは大学生
東京オリンピックも夢じゃないですね。
練習中、無理やりお願い
 
最後まで、いやいやと言っていた小学生
奈良市の小学校は明日、『卒業式』
4年生以下は10時過ぎに帰宅と
遊びにひとり・・・
帰る頃になり、再度御願いを
なんと、OK、飛んでおりますね。
 
あの赤い帽子は、被ってもらいました。
不思議と似合っていますね。
やらせもここまで来るとは、

レンギョウも、花が咲き出しておりますよ。

公民館へ帰って
一人5枚ずつ、批評していただきました。
基本的には、誉めていただけます。
でもそのあとの一言で、・・・落ち気味
まだまだですね。
私は、恥ずかしいので、これだけお見せします。

ぺんぺん草、なずなです。
『よく見れば なずな花咲く 垣根かな 』
              松尾 芭蕉
芭蕉も、普段何でもないことに感動されており、
今回教えていただいた先生から何度も、
”写真は、背景を大事にしなさい”
主人公ではなく、背景が素晴らしい作品をと
なにかしら、わび茶に通じる・・・
おこがましいですね。
精進あるのみです。

大和国鹿島香取本宮にて神馬を撮る

2016-03-17 17:14:34 | 散策
ブログを始めて1年、つたない写真ばかりなので、
もう少し、なんとかならないものでしょうか。
こんな不満が募っていた、最中こんな講座を見つけました。
やや遠いのですが、富雄南公民館主催「デジカメ散歩」
と題された、写真講座に参加しました。
4月初旬の気候、田んぼの畦に蓮華草が、

参加者は26名、老老男女と40代女性、3歳の女の子とお母さん
講師の先生は、日本光画会会友 渡辺直雄(たけお)先生
写団「明日萌」を立ち上げられております。
先生のモットーは
”シャッターを押せば誰でも簡単に写真が撮影できる時代
 写した写真に満足できないのはなぜでしょうか?
 リテラシーがないからです。そこで、
 「作品創りのイ・ロ・ハ」を勉強すれば
 見違える作品が創れます。”
もっと怖い方かなと思っておりましたが、
柔らかな感じの方で、ほっとしました。

1時間程度写真の基礎を自分の作品にて教えていただき
屋外での写真実習になりました。
近くの花畑は、暖冬で花が咲き切ってしまい少なく、
まだ桜は蕾、・・・どうしたものでしょうか。
近くの大和国鹿島香取本宮の白い神馬が2頭が面白いかも
とのことで、神社へ向け、上り坂をゆっくりと登り
右手の下側に(馬を曳かれているのは宮司さんでした)

毎朝6時ごろから、外でお食事時間だそうで
見事、馬場(駐車場)の中は、草がありません。
今日は10時からにしていただいており、悠然と

入り口です。

神馬、”かとり”くんはいいなー馬場(屋外駐車場)で

神馬、”かしま”は厩舎(屋根つきの駐車場ですやん)で


黒き眼の 真白き神馬 あしびばな

ゆき柳にも注連縄が繋り

お参りをさせていただきました。
 
ありがとうございました。
少しは上達するように、お願いを
あっ、上の方で幼稚園児が手うを振っております。

行って、モデルをお願いしなくてはいけません。
さあ、また上りです。フッフッフー

「春日権現験記7」講座に参加して

2016-03-16 19:57:05 | 日記
              春日権現験記巻13より
一話完結!西山厚が読む「春日権現験記を読む⑦」
こんなチラシが目に留まりました。
春日大社には、初詣、孫のお宮参り、七五三などいろんな意味で
お参りさせていただいておりますが、
お参りするのなら”春日さん”という自然な流れです。

現在、春日大社は第60次式年造替(しきねんぞうたい)中で、
一の鳥居から始まり、今は外遷宮されており、
この秋には、正遷宮の予定になっております。
この春日さんを、少しでも知りたくなり、参加しました。

講師の西山厚先生は、現在奈良の帝塚山大学教授ですが、
一度奈良国立博物館在職中にお話を伺ったことがあり、
分かりやすい説明だったことを思い出しました。
また聞けるとは嬉しい限り、でも今回は400人の大会場、
でもスライドを交え、詳しくゆっくりとしたお話し。
時には、母の子を想う気高い気持ちに感じ入られたのか、
読まれながら涙を流される場面もありました。

お話の権現とは仏様の形で我々の前に現れるそうで、
春日大明神はすごい神様ということを言いたいそうです。

お話の13巻は、
神仏に祈り懐妊した女性が、長谷寺参りの途中、
春日社一の鳥居で安産祈願をすると、
忽ち男児(清雅律師)を出産された場面からで
従者や馬の動きと、
女官の動きなどを交えての説明が続きます。
一の鳥居
その男児を春日明神が加護するお話なのですが、
長じた男児が、山科の勧修寺への出仕について
神意を伺うために詣でた春日社で、
春日明神の宣託により若宮拝屋で今様を謡われる場面です。↓

内陣の様子や、女官が楽器を弾いている様子など
仔細に説明されており、文との関連性が
非常によく分かります。
ここまでで、90分
残り30分で14巻ですが、あっという間に終わるそうで、
安心してくださいと。

14巻は、
南都を去りし僧、夢に天台止観は焼け、唯識論は残ると
これは、比叡山は嫌いで、高野山はお好きなのだそうです。
・・・・・・
京都での大火災の際、
法相宗の根本経典である唯識一巻があったため、
春日明神の加護で焼け残ったというお話になります。↓

この場面は、
”大火災の後もうバラックを建てる庶民を表し”
”廻りは焼けているのに、この家だけ焼けてないのは
 風の向きが、煙でわかりますよね”
”残った家の梁に、唯識一巻があったためですよ”
”焼け釘を捜している人”など

なにかうれしくなる時間を過ごささせていただき、
楽しい2時間になり、
不思議と心が豊かになりました。、

次回は5月7日です。


付)『春日権現霊験記繪』(20巻)は、藤原氏の氏神として、
興福寺と一体となって政治的・文化的両面での大きな影響力を
及ぼした春日大社創建の由来と数々の霊験を集成した絵巻物で、
成立は鎌倉時代後期の1309(延慶2)年、絵師は高階隆兼、
成立年代や絵師の具体的な名までが判明している数少ない例で、
歴史的資料としても注目されております。
原本は宮内庁三の丸尚蔵館蔵だが、剥落などで痛みが激しく、
研究は通常江戸期の忠実な写本(東京国立博物館蔵)を用いられ、
手近に利用する中央公論社刊の日本絵巻大成も、
原本ではなくこの写本を撮影したものだそうです。

お水取りが終わり、名残で手桶香合を

2016-03-15 18:23:17 | お稽古
昨日の春雨が止むと、時を同じくして
東大寺修二会、お水取りが終わりました。
これで、奈良にも「春」がやってまいります。
天気予報も週末からは4月中旬の暖かさとのこと。

今朝からの自宅稽古は、お二人さんにも釣り釜でと
さぁー、広間から小間へまた移動させねばなりません。
さすがに、もう手慣れたものです。
  

お床に、花入れに山茱萸と矢車椿、
軸は、「桃花春風笑」にお雛様
香合は、青色の手桶香合、お水取りに因みました。
  

主菓子は、「椿」と名付けました。

干菓子は、ピール(自家製)


お一人から嬉しいことに、お家の改装時、
八畳間に炉を切りたいとのご相談をいただいており、
図面を持ってきていただきました。
釘などあれやこれや、楽しい会話になり、
私にもこのような楽しい時期もあったことを思い出し、
一緒に考えさせていただける嬉しさに感謝ですね。
もう出来上がったときのお話までもが、
完成時には、皆さんで、炉開きをしましょう。
それから、「花月」もと、
出来上がるのが楽しみになります。

東大寺塔頭宝珠院さんの案内で修二会に

2016-03-14 17:32:58 | お茶会・お茶事
東大寺修二会、12日午後7時半からは約3万人の参拝者が見つめる
大松明(籠松明)、観る側では最大のクライマックスでしたが、
「お水取り」の最大の儀式としても、13日の未明には
「お香水」を汲み上げられております。

昨日13日の夕方に、やや静まった東大寺へ、というのも
ひと月ほど以上前のお稽古に伺った折、先生から、
”今年は一緒に修二会に伺いませんか”とお声かけくださり
今日の日を迎えました。
二月堂裏参道沿いにある塔頭「宝珠院」様へ。
宝珠院山門
ご住職は佐保山暁祥さん、今年は練行衆に選ばれず
ゆっくりとお水取りのお話しをしていただけるとのことでしたが、
2月の12日に急遽練行衆(南衆之二)をされることになり、
連続7回(8回目)になりました。
練行衆を出されている証の注連縄が掛けられた山門、
屋根に上がる鬼瓦、牡丹の花の飾り瓦もきれいです。
この山門をくぐり、


お母様の温かいお迎えに感謝しつつ、
広間で主菓子、「お水取りの椿」を頂き

本堂の御本尊阿弥陀如来様に続く茶室で、
お姉さまから、お濃茶を立てていただきました。
逆勝手のお茶室で、本尊に見つめられ
きれいなお点前に感動さえ覚えました。
後でお聞きしますと、家元直門だそうです。

お干菓子は、紅花の京菓子「
 
本紅を練りこんだ「紅」は染司「よしおか」さんのものです。

二月堂の須弥壇に飾られている「糊こぼし」の和紙は
「よしおか」さんが奉納されていらっしゃるということです。
造花の「糊こぼし」の花びらの赤は紅花の赤なんですね。
「どうして造花で作られるのでしょうか」とお聞きしたところ
生花では期間中はもたなく、造花で作り椿の枝に
つけられるようになったと言うことです。
この作り方は、先に大きなお鍋で糊を造り、この糊と和紙で
つくるのでことから「糊こぼし」と呼ばれるように・・・?

須弥壇に置かれた「糊こぼし」も時として、落ちることがあり、
落ちたものは、不浄とされ、二度と使えません。
これを練行衆のどなたかがお持ち帰りになるそうです。
どこかで、汚れた「糊こぼし」を観ることができれば、
それは本物の証なのだそうです。

春時雨の中、用意してくださったポンチョをかぶり、
7時からのおたいまつに間に合うように食堂横へ、
お蔭さまで濡れることもなく、寒くもなく
ここにもお母さまのおもてなしの心が、
私も学ばなければなりません。
照明に二月堂とその下の「良弁杉」が浮かび上りますが、
周りはすごい人出です。

照明が消され
練行衆の上堂が始まりました。

偶然、紅司の吉岡様もいらっしゃっており、
一緒に大松明の火の粉を浴び
無病息災をお祈りいたしました。






お母様手作りの精進料理を頂きました。
箸袋も直筆でかかれており、
一之膳、二之膳は練行衆と同じ二月堂の日の丸盆で
茶がゆ、煮物椀は蓮根餅と  餅、椿の天ぷらなどなど
三之膳と進み精進とは思えない充実感で、
 




大変美味しゅうございました。

山茱萸が満開に

2016-03-13 15:18:06 | 季節の花々
山茱萸を 見て得し風邪は 悔もなし
           水原秋櫻子 餘生
相方の風邪が長引いておりますが、
庭の『山茱萸(さんしゅゆ)』の花が満開になりました。
昨年と同様に、枝を切り詰めていただいており、
少な目ですが、黄色い花が、かわいらしく、
ハルコガネバナ」とも呼ばれるのに相応しいですね。
  
でも名前の由来は、秋には赤い実(別名「アキサンゴ」)になり、
 その実から種子を除いて乾燥したものが、
漢方薬『山茱萸』とされております。
この音読みが由来でしたね。
なんと、日本では奈良県が栽培と生産で有名!、
薬用酒も作れるそうで、
秋にでも作ってみましょうか?フフフ
効能表を見ますと
滋養強壮、止血、鎮痙、鎮静、抗アレルギー、利尿などと
還暦を過ぎた相方には良いようです。

本当に早く治ってもらわないと、旅行に行けませんよ。

山茱萸の花が咲くまでを紹介しますのでご覧ください。
2月29日

3月6日 
 
3月8日の釣り釜稽古の花入れに活けてみました。

3月12日の花月之式での稽古の花入れも。

3月13日満開ですね。
 
よく見てください。
花に昆虫?(ハグロケバエ)が蜜を吸いに
ハチやハエなどの昆虫は、黄色い花に誘われやすく、
春に咲く花は、菜の花のように黄色い花が多いですね。
クリックで拡大 
なお日本で咲く花の色
1位は「白色」(全体の32%) 
2位は「黄色」(全体の30%)
3位は「紫~青色」(全体の23%)
白色がもっと多いのかと思っておりましたが・・・
外来種の影響もあるからでしょうか。

釣り釜で、花月之式を

2016-03-12 16:17:25 | お稽古
今日予定の自宅稽古に、五人様お揃いとのこと
嬉しいことに、釣り釜で花月之式のお稽古ができます。
前日までには、小間から広間へ、鎖と雲龍釜を懸け替え
襖を外し6畳を8畳にしつらえ、準備を
後は、お花だけて済むようにしていました。

今朝の奈良の最低気温は、-1.4℃まで下がり
雨戸が上ると、見る見るうちにガラス下に霜が、
そのうちに太陽の光が差し込み、ひかりの強さは春本番。
春分の日まであと一週間なのですね。
玄関の”糊こぼし”も数日限りで、二月堂では
今日の七時半には11本の70kgの籠松明が上がります。
玄関
お雛様に見られながらの釣り釜でお稽古も
この季節ならでは、楽しんでください。
 
片隅には12月に活けていただいた萬年青(おもと)

主菓子は、糊こぼしを模しての『あかいや』に再挑戦
漉し餡を隠して、黄身餡を載せてみると、
 
この方が、イメージ通りになりますね。

『花月之式』の偈頌は、
互換機鋒看仔細”ごかんのきほうしさいにみよ
どんな境遇にあっても慌てふためくことなく、
精一杯の働きができるように、厳しく自己を見つめなさい
との教えだそうで、
茶の風情を楽しむよりは、
てきぱきと機敏に動き、きちっと自分の役割を果たす
事に重きが置かれております。

お稽古では、体調不良で急遽お休みの方がおられ、
私も中に入り、『花月之式』を2回続けて行いました。
1回目、なかなか前に進まず1時間近くかかり、
2回目になると、要領をつかまれたのでしょうか、
45分程で終えることが出来、うれしくなりました。
『平花月十五分』という言葉があるように、
15分を目安とされておりましたが、今は、
確実さとともに手早くを求められており、
何事も、経験が必要ですからね。
でも当社中のお稽古では、致し方ないことなのでが、
『花月之式』は数えるほどしかできません。
忘れないでいただきたいのは、
水屋での互礼に始まり、互礼に終わることと、
炉では常に外隅ねらいに座ることです。
私も含め、あせらず続けることで、
一つ一つ経験を積んでいきましょう。