気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

大和文華苑のササユリに蕾が

2018-05-10 14:40:17 | 大和文華館
今朝の奈良は8.2℃と冷え込み、寒気による雲の空模様ですが
明日の朝の遅霜が心配になります。

40日ぶりに大和文華館へ訪れると、門からの眺めは緑一色、
門の前にはもう、「ササユリ」の蕾が顔を。
    
今年はササユリの群落へと鑑賞後に足を伸ばすと、
蕾が多く首をもたげております。
  
昨年の開花は5月23日、今年は17日頃には・・・ということは
開催中の『尾形光琳筆「中村内蔵助像」と人物表現の魅力』展
最終日の5月20日までは見られるかも。

さあ始めに戻り本館への坂を上りはじめますと
赤い「シャクナゲ」がさらに進むと赤い花びらが落ちており、
「タニウツギ」が満開で散り始め、
  
道の谷側の奥に「ササユリ」の群落があるのですが・・・
坊さんが頭巾をかぶっているような「ヤマボウシ」がお出迎え


そして本館付近には
  
今年も見事に咲いた「枝垂桜(三春滝桜)」は、葉桜どころでは
 
四月の下旬に咲いた「奈良の八重桜」は、可愛いサクランボが

蝋梅(ロウバイ)にも大きな実がたわわに。
 

梅の小道の山側がササユリの群落で、青梅が見られ

地面には、熟し落ちた梅が・・・烏が梅を頂く?・・・
 

「カラタネオガタマ」や「朴の木(ほうのき)」にも花が
 
 
門近くにある『橘』、忘れ去られたおりますが、
今年も実を付けてくれるでしょう

よく探すと、まだまだ花を見つけられますよ。
大和文華苑の主役はこれからササユリそして紫陽花へと。