気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

桑山美術館は日本画展で残念

2018-05-02 12:55:38 | 美術館・博物館
朝からの空、厚い雲が10時過ぎからは雨がぽつりと落ち、庭で
咲きだしたオオムラサキツユクサも雨を知ってか知らずか。
*ムラサキツユクサと園芸種のオオムラサキツユクサの鑑別は
 オオムラサキツユクサの萼全体に毛が生えていること)
 
夕方からは強風を伴い本降りのメイストームと予報されており
ますが、孫が来る明日の昼までには回復してくださいね。

名古屋の美術館巡りの続きになります。
昭和美術館の北方向2Kmに『桑山美術館』があり、
茶道具及び近代日本画を中心に所蔵され、秋には茶道具中心の
企画展なのですが、今は春、残念ですが日本画展・・・
テーマは「ザ・対決!-比べて感じる日本画-」と、
庭園内には茶室、小間席の「青山」があり、訪れない訳には。
美術館は住宅街にあり、緑あふれるエントランスに誘われると
玄関脇に井戸が・・・
 

展示作品数は一階に16点
同じテーマで描かれた作品を「対決」または「三つ巴」
・鯉   福田平八郎と前田青邨(飛び出しそうな勢い)
・寿老人 富田渓仙「南極寿星図」と橋本関雪「寿老人」
南極寿星図 寿老人

     永楽妙全「仁清写寿老置物」と金重陶陽「備前置物」
        (展示ケース内)

・美人画 鏑木清方「秋の錦」と上村松園「春風」
・富士山 望月玉溪「芙蓉峯之図」
     横山大観「霊峰春色」、橋本関雪「東海神秀」
霊峰春色 東海神秀
     
・猿   橋本関雪「崖上双猿図」お朝見香城「三猿之図」
・牡丹  川端龍子「花王図」と平川敏夫「牡丹」
・花鳥  橋本関雪「萬年報喜」と林文塘「錦苑王鳥図」 

二階に11点でバラ、静物、牡丹など・・・
誰一人として来られません。ゆっくりと鑑賞できました。

さあ回遊式の庭園内の茶席「青山」へと。


腰掛待合


中門


にじり口の上に「青山」と


内部は開けますと、四畳半中板の上げ台目切で下座床で、
点前座には釣棚が・・・。
なお帰宅後、本館2階に八畳二間の広間「望浪閣」、
さらに別館2階には「立礼席」があることを知りました。

通りで、名古屋お茶会スタンプラリーにもお名前が・・・
5/3・5/4・5/5、各4回 600円(入館券別)電話で予約を


小一時間ほどで見終ると時間はお昼過ぎ、御食事処をお聞きす
ると、親切にもネットで探して下さり印刷までも
本当にお世話になりました。
お店は、イタリアンの「イル ミオ ポスト
パスタランチ(1900円)に白ワインを頂きました。
前菜、スープ、パン、スパゲティ、ドルチェ、珈琲と
 

パスタは駿河湾の桜エビがたっぷりと
  
食べログは3.21、コスパ的にも内容的にももっと上なのでは、
落ち着いた隠れ家的な良いお店、御馳走様でした。
次の美術館は今秋で閉館になる「名古屋ボストン美術館」へ。