気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

菓子は「花軍」と「ぶと饅頭」で

2018-03-11 09:24:38 | 主菓子とお干菓子
今朝も氷点下0.5℃と冷え込み、これでやっと平年並みの気候
明日のお水取りを控え、連行衆の方々も例年通りの寒さで身を
引き締められ、より一層法会に邁進されることでしょう。
でも終盤13日からは終りを待たずに一足早く奈良に春が・・・
桜の開花も早まりそうですね。

今朝のお稽古に用意した菓子は京都・仙太郎「花軍(いくさ)」
包装紙も桜の花びらが描かれた「お花見に連れてって」と
言っているのでしょうか?

小さ目なお饅頭に塩漬けされた桜の花びらが乗せられ、中には
たっぷりの漉し餡がはいり、塩味とのマッチングが絶妙、
先に一つ味見?済みでした。
  

そしてもう一つ、奈良・萬々堂道則さんの「ぶと饅頭」、
春日大社の藤の印がはいり、御鎮座当初から今日に至るまで
御祭礼にお供えされる神撰のぶとで、唐菓子の一つになり、
米の粉を油で揚げて作られます。
 

お稽古場は、孫のお泊りで南側の4畳半から雛飾りがある
北側の6畳間へと昨晩中に釣り釜を移しております。


掛け花は鶯神楽と有楽椿を


釣り釜に炭が入りました。


自宅で着物を着られてお二人が、さあ、私も着てこなくては。