気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

庭の春はそこまで

2017-02-17 12:00:05 | 季節の花々
明日のお稽古のため、先日から大炉の準備を。
いつもは、広間の床に孫のお雛様を出すのですが・・
お嫁さんとの都合が合わず、一人では大変ですから、
床の軸や香合を替えました。(後日紹介します)

暖かい朝を迎えましたが、曇り空から雨がしとしとと
降り始めてきました。また雨なのです。
困ったことに今年になり、本当に晴天が長続きません。
昨日ポストに入っていた電気使用料が太陽光売電料より
上回っており、さもありなんなのですが、コマリマス
明日からまた寒さが戻ってくるようです。
でも庭の草木には春がそこまできておりました。
今までは、窓越しでも姿を見ると飛び去っていたメジロ、
数日前から、直ぐ側に立っていても、気付かないのか
椿の花を盛んに突く姿を目に。
さぞかしお腹がすいていたのでしょうか?
それとも、人(私)に慣れてきたのかも???

でも見つめると警戒心で直ぐに5m先の椿へ飛び去り、
こっちを気にしながらも突いておりました。

雪柳にも花芽が
『冬芽満ち垣のあはさよ雪柳』大山妙子


山茱萸(さんしゅゆ)の堅い蕾が割れ、黄色の花芽が
もうすぐ「春黄金花」になりますよ
 

そして柊南天にも蕾が黄色に。

 
最後に馬酔木(アセビ)、枝先の花穂(かすい)に連なる
壺型の蕾が膨らみ始めております。
 
この花は奈良公園を代表する春の花になり、
奈良に春を呼ぶ「東大寺のお水取り」を思い出します。
2014.3.10
月よりも くらきともしび 花馬酔木
              山口青邨