気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

長次郎・のんこうを手本の本間焼きに出会う

2015-08-30 23:18:01 | 旅行
本間美術館の隣に鶴舞園と清遠閣があります。
美術館の右脇から少し小高な斜面を登ると
突然、立派なお庭と建物が目に飛び込み、
 
ここはどこ、
まずは中門を経て清遠閣

重厚な玄関にて靴を脱ぎ、入らせていただくと、
庭をまずは見てくださいとのこと。
茶室「六明廬」を備えた上座敷に、
この位置からですと、いすが置かれております。

廊下は継ぎ目のない一枚板で作られ、
庭石は、すべて各地から北前船で取り寄せ、
庭の眺めは、鳥海山を借景とのこと。
残念ながら、今は鳥海山は雲の中。
 (facebookより)
ふと柱に目を移すと、四面柾目のスギ材に欄間の立派なこと。
ガラスは手漉き、照明は大正ロマンにあふれ、
 >(facebookより)
次に二階ですが、一枚ケヤキの階段の広いこと
登っていきますと、
直江兼続などの書状にまざって
楽焼茶碗である「長次郎」が、
階段下に、売店があり
楽焼の本間焼きが売られておりました。
お聞きすると
鶴舞園の角に、窯を構えておられるそうで、
由来は昭和33年、本間館長が所蔵の「長次郎」や
のんこう」などの名品に触れることにより、
池田氏とともに、楽焼の世界へと引き込まれ、
池田父子がさらに、独自の作風へと発展されたそうです。
手に取ると、このお茶碗で茶を点てたくなり、
一品、私の手元へと。
 
お稽古でどういう風に、紹介しようかな。