ミント(薄荷)の花が段々に咲いており、
葉の形が少し違うかなっとは思っておりましたが、
日本薄荷(和薄荷)というのだそうです。
薄荷とお茶はすこし関連性があるらしく、
中国が原産だとする説によりますと、
僧・栄西さんが中国からお茶を持ち帰られておりますが、
同時に薄荷ももたらされ、茶は京の栂尾、
薄荷は山城の長池で栽培されたそうです。
また茶の異名として目覚まし草をつかいますが、
一条兼良の紀行文(1473年)の戯言に初めて登場しております。
「旅人に めざまし草を すゝめすは
野上の里に ひるねをやせん」
それまでは、万葉集によりますと
目を覚ませる品物(種)、変じて人を喜ばせる贈り物、
松や萩、後にはタバコ、
そして今はお茶に (茶道大辞典、淡交社)
なお和薄荷が自生植物とすると
正倉院文書(762年)の記述に「目草」(めぐさ)という
名前が薄荷としてあげられております。
貝原益軒「大和本草」には、
「生葉を刻み、膾に加え、又、煎茶、燗酒に和して飲む。
本草にも、茶に代えて飲むといえり。
痩弱の人久く食べからず。
猫くらえば酔う。
猫の酒なりと云う。
猫の咬みたるに汁をぬるべし、相制するなり。」
と薄荷の利用法が紹介されております。
話が少し脱線してしまいましたね。
葉の形が少し違うかなっとは思っておりましたが、
日本薄荷(和薄荷)というのだそうです。
薄荷とお茶はすこし関連性があるらしく、
中国が原産だとする説によりますと、
僧・栄西さんが中国からお茶を持ち帰られておりますが、
同時に薄荷ももたらされ、茶は京の栂尾、
薄荷は山城の長池で栽培されたそうです。
また茶の異名として目覚まし草をつかいますが、
一条兼良の紀行文(1473年)の戯言に初めて登場しております。
「旅人に めざまし草を すゝめすは
野上の里に ひるねをやせん」
それまでは、万葉集によりますと
目を覚ませる品物(種)、変じて人を喜ばせる贈り物、
松や萩、後にはタバコ、
そして今はお茶に (茶道大辞典、淡交社)
なお和薄荷が自生植物とすると
正倉院文書(762年)の記述に「目草」(めぐさ)という
名前が薄荷としてあげられております。
貝原益軒「大和本草」には、
「生葉を刻み、膾に加え、又、煎茶、燗酒に和して飲む。
本草にも、茶に代えて飲むといえり。
痩弱の人久く食べからず。
猫くらえば酔う。
猫の酒なりと云う。
猫の咬みたるに汁をぬるべし、相制するなり。」
と薄荷の利用法が紹介されております。
話が少し脱線してしまいましたね。