よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ニッコール45mmF2.8P

2013-11-09 00:23:28 | ニコン交換レンズでワンダフル

 ニッコール45mmF2.8P


 私は40mmクラスの薄いレンズがこよなく好きなのですがいわゆる「パンケーキレンズ」のニコンバージョンが
このニッコール45mmF2.8Pというわけです。FM3A発売時の標準レンズとしてよくセットされていたので
シルバーのマニュアルボディにはまったく似合いますね。

ニコンがねらいにねらったパンケーキレンズですから当然のようにレンズ構成はテッサータイプです。
テッサータイプのレンズといえば「鷹の眼の先鋭さ」がウリなのですが「少ないレンズ枚数で高性能」
というのも特色です。

レンズガラスの枚数が少ない→すなわち低コストですから(レンズは4枚だけ)、ガラスにお金をかけないぶん造りは
こだわりまくってますね。ムクムクな削りだし鏡筒にフジツボ型の金属フードを標準装備です。
専用のシルバー枠のフィルターまでセットするという、およそニコンらしくない芸のこまやかさです。

パンケーキレンズは各社いままでもいろいろと出しているのですが発表時は人気なもののしばらくたつと人気がなくなり
モデル末期はけっこうな割引率でワゴン処分。ところが製造中止になったとたんにプレミアムレンズになる・・・というものが多いですね。
この45mmも一時はデッドストックなど定価以上になっていました。

最近ようやく落ち着いてきたので私もやっとこさっとこ手に入れた・・・というところです(^^)ゞ。


 ニコンEL2 ニッコール45mmF2.8P 1/125 F5.6 ベルビア50

 いつもの神戸港をふにふにと散歩していますと、ちょうどブライダルフォトを撮影されている現場に
でくわしました。ハッピーなお二人の門出の背景として神戸港はすばらしく良く似合うロケーションですね。
遊覧船のギャラリーもみな祝福しています(^^)。

ニッコールのヘリコイドは軽めのイメージがあるのですがこの45mmは幅も狭いこともありますが
しっとり重めでなかなかフォーカシングが気持ち良いです。少し広めの標準レンズという画角が私には
ジャストフィットで、カメラをかまえるとそのままぱしゃりぱしゃりとシャッターが切れてしまいます。

シャープさが身上のテッサータイプなうえに新しい?ニッコールですからヌケも良いので「いいお天気」な
感じが気持ち良いですね。ただこれまたニッコールらしく線はちょっと太目でしょうか。

今回はEL2で撮影したので軽快感バツグン!というわけにはいかなかったのですが、小さなレンズですから
逆に大きなF4Sとかに装着して「レンズを着けた感じがしない感」を強調するとレンズのコンパクトさを
一番楽しめるかもしれませんね(^^)。

ニッコールUD Auto 20mm F3.5

2013-04-22 21:24:06 | ニコン交換レンズでワンダフル

 ニッコールUD Auto 20mmF3.5


 最近デジカメをα77からD600に買い替えました。必然的にAi改造ニッコールにハマってしまっています。
数あるカメラメーカーの中でも特にライカ沼と並んでニコン沼は極深で一度ハマるとズブズブと
首までずっぽりハマりこんでしまいます(^^;)。

最近のニッコールは絞りリングもなく、チープなつくりで楽しくありませんのでついつい職人さんが
名人技で手作りしたようなオールドニッコールのほうが素敵に見えます。
距離指標や被写界深度表示も現行品の3倍くらい彫り文字で丁寧に描かれていて、みているだけで楽しくなりますね。

ニッコールなだけにタマ数は豊富で良い具合にやれた20mmをすぐにゲトできました。
が、純正のフードはHN-9というのですが、これがなかなか見つかりません。
ヤフオクなどでもちょいちょい出るのですが、キズだらけのガスガスの程度でもすごい値段です。
Φ72mmでネジコミというわけで汎用品がないこともないのですが、私は写りよりもカッコや雰囲気・使い心地のほうが
優先したいのです。「Nikon」や「HN-9」といったロゴがないとカメラ遊びの意味がありません。

半日梅田じゅうの中古屋さんを探しまわったものの、キズだらけの程度ガスガス品が一点超プレミアム価格で
出ていただけでした。あきらめてネットで少しましな程度のものが出るのを待とうか・・と思って帰りかけたところ
最後のお店で「ヤシカ20mm用フード」なるものを発見しました。

「ちょ、ちょっとこのフード見せてください!」
「はいはい。どうぞ」
「おお、ヤシカの20mm用ですか。あ、75mmでネジこみやなくてわっかでしめるタイプですね」
「ええ、なかなか珍しいでしょう」

フードを見せてもらうとニコンでいえば「HN-○」ではなく「HK-○」のタイプです。
ただニコンのように丸ではなく二段になったかっちょ良い角型でむちゃくちゃ遮光性能がよさそうです。

「つ、付けさせてもらっても良いですか?」
「どうぞどうぞ」

恐る恐る装着してみると・・・ピッタリハマりました\(^0^)/!
「これ買います!」
「ありがとうございます。ケースもありますよ」
「ありがとう。このころのヤシカの金物は造りが良いですねえ」

しげしげと眺めますと「For 20mm 1:3.3 LENS」とシルバーで彫りこみされていて
なかなかの高級感です。スクリュー時代のヤシノンのフードでしょうか?
なによりヤシカなだけにHN-9よりずっと安価なのが素晴らしいのでした(^^)。


 ニコンF5 UD Auto 20mm F3.5 1/125 F8 ベルビア100F

 最近ついに廃止された梅田貨物駅です。貴重な昭和鉄道遺産という感じでしたが
ここも隣のグランフロントのように高層ビル群になってしまうのでしょうね。
古い設計のレンズなのに歪曲がなく、高層ビルもレールも見事にまっすぐなのは素晴らしいですね。

実際使ってみるとヤシカフードは効き目バツグンな感じでこれまた眺めているだけで嬉しくなります。
肩から下げてあるいていたら微妙にフードが回転してケラレそうになったりフードの止め輪まで
全部金属のフルメタルなのでレンズの外枠が擦れたりしてしまったのですが・・
これだけかっちょ良いので許してしまいましょう(^^)。

天下のニコン様でも丸いわっかにすぎなかったのに、ヤシカがここまでしぶいフードを販売していたのには
驚きです。今度はヤシカのフードを集めたくなってきました(^^)ゞ。



 

ズームニッコールED180~600mmF8S

2013-04-11 22:05:57 | ニコン交換レンズでワンダフル

 ズームニッコールED180~600mmF8S


 通常プロ用の器材というものは民生用とは異なるものが多いのですが、スチールカメラはなぜか
プロも同じものを使っています。そこがカメラおたくとしては嬉しいところだったりするのですが・・・
「プロ仕様」を標榜する機械を逆に遊びで使うと楽しくないときもあります。

なんか撮影していると仕事をしているような気になってしまうフィーリングというものがあります。
ニコンでいえばいちいちロックのかかる各種スイッチ類や妙にごつごつしたインターフェイスなどですね。
普通の撮影なら良いのですがなぜか「旅行」にはもっていきたくありません。旅行ならOMとかライカと
一緒に行きたくなります(^^)。

ただ、ニコンの「プロ用」といわれるとおじさんは年甲斐もなくトキメいてしまうので困ったところです。
いつもチェックしているカメラ屋さんに新入荷として紹介されていました。
実はこのレンズの存在をそれまで知りませんでした。私はそもそもズームレンズが物欲対象外なので
普段はカタログや雑誌も飛ばして読んでしまうのですが180~600mmという私にストライクな焦点距離にたまげました。
F値は8と暗めですがEDレンズ採用でピントもシャープだとか。

かててくわえてなんと受注生産品だそうです。おそらく1ロット500本くらい?ならますます希少価値にわくわくです。
ニコンならデジカメにもマニュアルや絞り優先で使える機械が多いのに、最近のマニュアルフォーカス望遠レンズの
暴落ぶりのすさまじさにたがわない超リーズナブル価格です。とうとう私のようなものにも購入の決意をさせてしまいました(^^)ゞ。


 ニコンF5 ズームニッコールED180~600mmF8S 1/250 F11 ベルビア100F

 ニッコールらしく解像度番長な描写です。水平線に見えるフネのマストもばっちりです。
ベルビアパワーですさまじい色になってしまいました。本物はこんなに赤くなかったのですが・・・
フィルムの神さまのいたずらなので良しとしましょう(^^)ゞ。

このレンズはみかけどおりのヘビーウエイトでなんと3,600gです。でっかい鏡胴ですが動きのスムーズさや精密感には
ほれぼれしてしまいます。Φ95mmでこれだけ直進リングがスムーズなのはさすが天下のニコン様です。
F8というある意味平凡な明るさではありますが、反射式とちがってピントのキレも良く、ファインダーに遠景のデティールが
みちみちと見えてフォーカシングも楽チンです。Ais仕様なのでFAや301ならプログラムでも使えちゃいますね(^^)。

ズームレンズの特性を生かしてなんと600mmにもかかわらず最短撮影距離は2.5mと寄れてしまいます。
レンズの描写力を楽しむ前に己の筋力をきたえなければならないのがしんどいところですが
他社の望遠ズームも試したくなってきました(^^;)。








ニッコールSCオート 55mmF1.2

2013-04-05 09:00:53 | ニコン交換レンズでワンダフル

 ニッコールSCオート 55mmF1.2 


 改造する・・男子にとっては実に魅力的なコトバです。モデルチェンジではなく既製品を手直しすることに
より性能をアップさせる。あるいは現行品に劣らぬ性能を持たせて第一線に帰り咲く。
「改」という漢字がなんとなく戦闘的で強そうに見えます。戦闘機紫電改は紫電よりも強かったし
「本郷猛は改造人間である」と聞いただけで自分も強くなってしまったような気がしますしね。

最近のボケ味ブームのせいか昔レンズをアダプターで使うムック本まで出ているご時世です。
この55mmF1.2は大口径にもかかわらず素直なボケで評判とか。
「ボケた写真がほしけりゃ中望遠を使わんかい」て声も聞こえますが・・・
「Ai改」でいまだに現役バリバリオールドニッコールパワーを見てみなくちゃです(^^)。

「Ai改造」をほどこしてあるレンズは前のオーナーの方がそれだけ信頼を置いていた証ですから
モノとしてのパワーが宿っている気がしてついつい手にしてしまいます。さらに生まれも同世代だったりします。
最新デジカメにも使えて嬉しいだけではなく、質草といえば「カメラ・時計・貴金属」だったころの
心情的高級品をプロのように大胆に、ガチャガチャと使用できるのもある意味サディスティックな快感だったり(^^)ゞ。

ニッコールはどいうわけかヘリコイドのグリスがぬけてスカスカになっている個体が多いのですが、
ニコンサービスセンターではグリスの入れ替えとレンズ清掃はいまだに受け付けてくれるので心強いことこのうえないです。
今回の55mmも購入後さっそくグリスの入れ替えをお願いしたのですが、ピントリングのフィーリングはもちろんのこと
絞りリングも節度ある感じに調整してくれて昔の金物の人肌感がより一層楽しめるようになりました。


 ニコンFE10 ニッコールSCオート 55mmF1.2 F2 AE ベルビア50

お天気が良すぎて開放というわけにはいきませんでしたがおよそニコンらしくない
ふわぼけの写真が撮れました。サジタルコマフレアというものがあるのだそうですが
むかしの1.2の大口径玉は周辺がぐりぐりになったりどよどよになったりというのも
多いのですがこれだけふんわりなぼけだとかえって立体的な雰囲気がでて嬉しいですね(^^)。

晴天時の撮影にはF1.2という大口径で遊ぶのはなかなかつらいところもあるのですが
最近のカメラは1/4000シャッターまで装備のものも多いですからがんばって
開放で撮影てのもどんどん楽しめてまた評価されていくのではないでしょうか。

ただ「ぼけのきれいな写真」を撮ろう!というときはロッコールを持ち出していたのですが
ニコンでも良くなってしまいました。ロッコールのぼけファンの私としては
またまた持ち出しに迷う時間が長くなってしまいそうです(^^)ゞ。






 




ニッコールP 105mm F2.5

2012-04-09 17:37:52 | ニコン交換レンズでワンダフル
 ニッコールP105mm F2.5


 ニコンというのは律儀な会社で、AFカメラの時代になっても昔のAi化以前のレンズを
Aiにする・・・という改造を受け付けていました。
Aiレンズへと変更発売されたのは昭和52年3月で、Ai改造の受付の終了は平成9年3月というのですから
なんと20年間あまりも続けていたことになります!

そんな昔のレンズをだらだら使われていてはメーカーとしては上がったり・・と思うのですが・・
漢(オトコ)だぜニコン(^^)!しかも現在にいたるデジタル時代になっても最新のD800にまで
Aiレンズを対応させているというこだわりです。

となると、ニッコールレンズはAi改造されたもともとは非Aiの昔レンズを使ってみたくなりませんか?
ニコンのデジイチボディでこそないものの、私の時間軸ではむちゃくちゃ新世代のF5にはぜひ
改造Aiレンズをつけなくちゃです。

などと思っているとまたまた引き寄せ効果でAi改造された105mmF2.5がいつものお店にでています。
ニッコール千夜一夜でも思いっきりおすすめされていた105mmのAi改造タイプです!。

実際このレンズはただし書きに「ピントリングすれ・色落ち」とあったのですが、
スレ方が均一できれいなので「こういう仕様ですよ」といわれても納得してしまいそうな感じです。
しかもAi改造されたのが最近?なのか新しい絞りリングに艶消し感が残っています。

プログラムでは使えないレンズですから絞りリングがピカピカしているAiレンズが多いのに
これはかなりポイントが高いですね。しかも私の持っている他の改造Aiレンズは
グリスがぬけかかっているのに、この105mmはしっとりとしていてピント合わせにもストレスがありません。
ローレットまでフルメタルの鏡胴にFマーク付きの当時もののメタルフードがセットになっていては
見過ごすことなど不可能でした(^^)ゞ。


ニコンF5 ニッコールP 105mm F2.5 1/125 F5.6 プロビア100F

 私の大好きなゾナータイプのレンズ構成ですからある程度予想はしてましたが・・
梅の花をF5.6まで絞って撮影してみたらみっちみちのバシバシの描写でびっくりです(^^;)。

ほとんど最短撮影距離なのにふわふわしたりもへもふしたところが微塵もありませんね。
ニッコール千夜一夜でも
「シャープネスを期待するなら、F5.6~8に絞りポートレートに向いた描写を望むのなら
F2.8~4で撮影するのが効果的かもしれません。」
と紹介されています。うーんなっとくなっとく。

この105mmも新型ズームに買い替えたりせずにわざわざ改造されているのですから
おそらく前のオーナーのかたも大事にされていたのにちがいありません。
レンズ年齢からいえば私よりも先輩と思われますが、その思いひきつがせていただきます。
あ、でもそれじゃニコンはもうかりませんね~(^^)。





ニッコール200mm F4

2011-06-18 22:32:57 | ニコン交換レンズでワンダフル
 ニッコール200mmF4

 
 最近F5を手に入れたことで以前なら「こんな大きいレンズどないすんねん」という意識でしか
見れてなかった昔のニコン望遠レンズが「これやったらF5ともバランスオッケーやわ♪」という
危険思想に変化してしまいました(^^;)。

小型軽量が身上のOM使いだった若き日を思うとまさに隔世の感があります。
なにしろ天下のニコン様ですから中古カメラ屋さんの棚の前ではよりどりみどり・・而して気になるレンズの数は
F5購入以前と比べると400%アップです!。
今まで歩んできたマイナー路線の人生とはおさらばだ!これからはメジャーにいくぜ!などと叫びつつ
200mmF4をゲトしてしまいました(^^)ゞ。

200mmF4といえば50mmF1.4と同じぐらいに完成されています。
その写りの良さと描写性能を考えれば非常にコストパフォーマンスが高いレンズですね。
Ai改造してあるのを選んだのですがそれでも手頃なお値段でした。

正式名称は「ニッコールQ オート 200mmF4」です。Qちゃんなので4枚玉です。
もちろん「オート」はプリセット絞りに対する自動絞りのことです。
当時は「200mmなのに自動絞り」というのがハイスペックだったんですね。

ぼご~んと長いレンズなのですがたっぷりしたサイズのわりにガラスが少ないのでみかけほど重くありません。
私のレンズはモノコートの時代の玉ですが、植毛されたフードや鏡筒の後ろ側の段付きの作りこみなど
内面反射の少ないであろう構造に期待がふくらみます。

 ニコンF5 ニッコール200mmF4 F8 AE プロビア100F

 良いお天気だったのでちょっとまじめに神戸の市営地下鉄など撮ってみました。
古いレンズなので色目はクラシックですがピントのキレも良くマニュアルでのピントあわせもぜんぜん苦になりません。
特にボディとのバランスがちょうど良くピントリングが太いところとF5のグリップ感がマッチして
手持ちでの撮影も快適です。

ニコンのマニュアルレンズを使っていて思うのは他社ではマネのできない造りこみと高級感です。
鏡筒の剛性感などはまさしくニコンマニュアル!と感じる緻密さです。

昔は200mmからが「超望遠」だったらしく1970年のカメラショーカタログによりますと
                        Fフォトミックのボディが 57,700円
                               200mmが 34,500円です。
                   ちなみに1985年にF3ボディは 139,000円
                            Ais200mmが  45,000円。
 
1970年当時の200mmレンズがいかに高級だったかがわかりますね(^^)。
ズームにおきかえられてすっかり影のうすい単焦点望遠レンズですがガラス枚数の少なさで
そのヌケの良い描写と軽量・低コストを武器にぜひ復権して欲しいところです。

 

ニッコール24mm F2.8

2011-04-19 20:44:42 | ニコン交換レンズでワンダフル
 ニッコール24mm F2.8


いつもお世話になっている中古カメラ屋さんは気さくな良い方でいろいろな話をしてくれます。

「いや~私は国産は苦手であんまり扱いたくないんですよね~」
「あ、そうなんですか」
「国産は持ってても売れる前に相場がガクッ!と下がりますからね、あんまり置きたくないんです」
「なるほど。確かにそのリスクはありますね。デジタルはそこいらへんひどいでしょうけど銀塩もですか?」
「そうなんですよ。今日もこんなのとったんですけどね」

そういってみせてくれたのはニッコールの24mmです。初期の銀枠鏡筒でローレットが金属のタイプです。
本来なら爪のガチャガチャで露出計を連動させるタイプですがAiに改造してあります。
結局ありがたく頂戴してしまいました(^^)。

このレンズに関しては手元にくるまでまったく知識がなかったのですが調べてみますと
初めて近距離収差補正機構を備えた24mm広角レンズだそうで
ニコンのホームページにもニコンレンズ開発史上エポックメイキングのタマとして紹介されています。
素晴らしいレンズをありがとうございます\(^0^)/。


ニコンFE10 24mmF2.8 F8 AE リアラエース

さすがはうわさに聞こえたニッコールという感じの描写です。
私は脳内画角が40mmなのですが今までなんとなく物足りなかった28mmよりも
ファインダーの中に広がる景色が気持ち良くよりしっくりくる感じです。

昔の金物工作の職人さんのハンドメイドのにおいがするエングレーブが気持ち良いです。
細かく仕切られたレンズの距離目盛も1m~40cmの間だけで1 -0.8 -0.7 -0.6 -0.5 -0.45 -0.4と
みちみちにきられています。そんなに必要かなあ(^^;)?。

24mmという広角なので普通ならファインダーでのピント合わせに苦労しそうですが
FE10のちょっと暗めのファインダーとの相性のおかげで快適に撮影できました。
40年以上前の24mmの広角でこれだけ写るのがわかると他の昔のニッコールも欲しくなりますね!
またまた中古カメラ屋さんに通う理由ができてしまいました~(^^)ゞ。