よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ローライレンズ付きフィルム

2011-02-13 23:22:45 | マイ カメラ ローライ
 ローライレンズ付きフィルム


 今回は予算の都合でレンズ付きフィルムで・・・(^^;)。
アグファのモノクロフィルム使用のいわば「ローライ写るんですモノクロ」です。
残念ながら生産国はドイツでもシンガポールでもなくお隣の中国です。

けっこうあちこちのカメラ屋さんやいろいろなネットショップなどでも発売されているのは
私のような「ローライ大好き!」の人がたくさんいる証で嬉しいですね!。
ブリスターの巨大ロゴは二眼レフもびっくりの自己主張ぶりです。


 ローライレンズ付きフィルム ローライRETRO400S

HAT神戸なぎさ公園に停泊中の漁業取締船「白鷺」です。
わずか150tながらジェット推進装置×2基によって巡航速力35ノット!!
素晴らしいスピードですね~。なにしろ「取締船」ですからそんなスピードで走るときは「事件」
なわけですが見てみたいなあ。

カメラの使いごこちですが・・
本家の写るんですと比べると巻き上げが非常に硬くて指がけっこう痛いです。
フラッシュも装備されていますがスイッチを一度押してチャージすると
光ってほしくないときもコンデンサに電気があるうちは全部光っちゃいます。
別に絞りやシャッタースピードが変化するわけではないのでなんら問題ありません(^^)。
ただコアラの檻の撮影なんかは気をつけないといけませんね。

私の持ちかたが悪いんですがカットのほとんどに指が入ってました(TT)。
この手のカメラにしてはファインダーがきれいだったので油断してしまいました。

しかしながら描写はなかなかの健闘ぶりです。あらためて銀塩フィルムの懐の深さを感じさせてくれます。
ローライは120フィルムも販売していますのでここは開き直って
元祖のブローニーボックスカメラを発売して欲しいですね!




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シグマSA-1ズームマン リケノン70~150mmF4マクロ

2011-02-02 21:13:10 | マイ カメラ シグマ
 シグマSA-1ズームマン リケノン70~150mmF4マクロ


 シグマの製品ラインナップを見るたびに
「この会社はカメラ好きの人が多いんだろうな~」と思います。
そしてレンズだけではあきたらず「うちのカメラを作るぜ!そして売っちゃうぜ!」
という流れに行ってしまうのは同じカメラ大好き人間としてすんごく気持ちがわかります。

レンズのみならずオリジナルのSAマウントのデジタル一眼レフや高性能コンデジDPシリーズを展開しているシグマですが
1983年にはこんなカメラを発売していたんですね。
主力商品のズームレンズが使いやすいようにAEロックや露出計スイッチをグリップに集中させた「ズームグリップ」
F値の暗いズームレンズでもピントが合わせ安いように明るい「ズームファインダー」を装備。
裏蓋にもホールディングを確実にするようにさらに突起をつけ貼り皮には型押しで大きく「SIGMA」のロゴ。
撮影者は常にズーム専用カメラ「ズームマン」を使っているんだ!と認識できるというわけです。
ズームレンズが使いやすいカメラをつくるより普通のカメラでも使いやすいズームレンズつくったほうが早いやん!
という突っ込みはなしですよ~(^^)。


 リケノン70~150mmF4マクロ 開放 AE トレビ100C

 これだけ「ズーム専用」と主張されるとズームレンズで撮影しないわけにはいきません。
ボディにあわせてレンズもシグマにしたかったのですが当時のシグマのレンズはほとんど市場になく
たまに中古店でみつけてもジャンクで程度の悪いカビレンズばかりです。

マウントはKマウントなのであきらめてペンタックスのズームでもつけようかと思っていたところ
カメラ修理屋さんの棚できれいなリコーのズームを発見しました(^^)V。
ズームマンのベースはリコーのXR-7なのでマテリアルもデザインもマッチングは完璧です。
XR-7はシャッタースピードが16秒まで設定できるのですがズームマンのシャッターダイヤルは8秒までで
16秒の数字があるべきところは空白です。・・・がその空白のところにダイヤル指標をあわせると
ちゃんと16秒で切れてくれます。このあたりはOEM契約の大人の事情だったのでしょうか?

レンズは二倍ズームとしてはやや大きめですがなにしろ「リケノン」ですから曇り空でしたが
開放でもなかなかの描写をしてくれました。アオサギさんの鋭い眼光もばっちりです。
リケノンらしくシャープさが身上のレンズですね。

80年代の入門機的マシンなのでフィーリングは大味なのですがこれ一台で十分といえば十分といえるスペックです。
ただニコン・キヤノンをはじめとするメジャーメーカーと比較すると「感覚性能」というカタログには載らない
ところで見劣りするのはやむをえないところでしょう。
私がカメラ屋さんにいたころあるレンズメーカーさんから聞いた話ですが「うちの技術者がいつも言ってるんです。
あと一万円コストをかけさせてもらえればニコンにもツァイスにも絶対負けないレンズを作ってみせるのに・・。って」
ブランド≒価格の厳しさ感じたものでした。

シグマはもはやカメラメーカーとしてのブランド力を持てたのではないでしょうか。
でも単焦点大好き人間としては昔みたいに小さなワイドレンズも作って欲しいです(^^)ゞ。


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