よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4

2020-01-06 23:27:00 | マイ カメラ ミノルタ

 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4


 2020年最初のお題はミノルタでまいります。
最近銀塩フィルムが若者の間で人気・・といわれて久しいです。
フィルムカメラジジィの私としましては嬉しい限りですね(^^)。

ところがわれわれジジィの現役時代にはステータスだった
大きな一眼レフはあまり人気がないようなのです。
ましてやこのSR505のようなフルメカニカル機ともなりますと
レンズプロテクターなみの値段で手にはいります。

ここはひとつメカニカル一眼レフの復権を画策せねばなりません。
ジジィの道楽かエモイマシンと言われるかの瀬戸際ですからね(^^;)。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/125 F4 ベルビア50

 SR505はミノルタSRシリーズ最終機です。
発売は1975年8月です。ベストセラーとなった
SR-T101→SR-Tスーパー→SR505の流れです。

改良点としましては、主にファインダーです。
絞り値、シャッタースピード、追針式露出計などがすべて
ファインダーで確認できるようになったことと
スクリーンがマイクロスプリットマットになったことです。

当時の値段はボディが49,000円、ブラックは4,000円高だったそうです。
私もきれいな塗装のブラックをゲトできました。
ミノルタのブラックは質がよいのかハゲチョロケのはあんまりないですね。
ヘビーに使うユーザーが少ないというのが理由かもしれませんが(^^)。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/125 F4 ベルビア50

 お供レンズはオートロッコールPF58mmF1.4です。
ジャンクで購入した別のボディについてまいりました。
オートといいながら自動絞りなだけで露出計にも連動しない
プリミティヴなやつです。せっかくの追針式露出計も
意味ナシであります(^^;)。

開放1.4という素晴らしいスペックですが
昔レンズなので1.4開放時はほえほえで
ミノルタの明るいスクリーンとあいまって
ピント合わせはけっこう苦労です。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/125 F4 ベルビア50

 昔の大口径レンズらしく開放ではほえほえですが
少し絞るだけで一気にエッジが立ってまいります。
レンズマニアの方には人気のあるタイプですね。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/60 開放 ベルビア50

 本体のほうはミノルタらしい優しいフィーリングで
ニコマートやペンタックスSPのような固いイメージは
ありません。ロッコールはレンズの描写も優しいですから
ピッタリですね。
 

 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/1000 開放 ベルビア50

 廃車を間近にリバイバル塗装された山陽電車を撮ってみました。
1/1000秒が使いたくて開放での撮影です。
収差が残りまくりですね。いっときはやりました
ジオラマ風写真みたくなりました。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/30 開放 ベルビア50

 今年の紅葉は時期が遅かったのと、適度な雨で
お湿りもあったからでしょうか、非常に美しいです。
ベルビア50での撮影ですとご覧のように凄まじい発色となります。
リアルカラーとはずいぶんとかけ離れておりますが
きれいですから良しとしましょう(^^;)。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/30 開放 ベルビア50

 いつも元気な明石魚の棚です。
ただ瀬戸内は水質が綺麗になりすぎて文字どおり
「水清ければ魚棲まず」状態だそうで・・
貧栄養水質なのですね。要はプランクトンが減って
おさかなも海藻も減ってしまったという
由々しき事態だとか。
下水処理の質を少し下げるんだそうです。

いかなごも海苔ももとはうん〇・・あわわ、有機物が
もとになっているというわけですね(^^)。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/125 F5.6 ベルビア50

 秋といえば明舞団地の銀杏並木です。わざとだと思うのですが
道路を曲げて建設してあるので絵になります。
最近はすっと直線の作りが多いですから
カーブした道はなつかしくてほっとします。


 ミノルタSR505 オートロッコールPF58mmF1.4 1/125 F5.6 ベルビア50

 今回のSR505はミノルタSRシリーズの集大成たる機械なのですが
時代は電子シャッターのAE時代に突入していたのであんまり
セールスは芳しくなかったようです。
オリンパスからOM-1も出ていましたから大きいボディも
マイナス要因ですよね。

ただフルメカニカルボディですから修理屋さんで
オーバーホールしてくれるところも多いです。
露出計は部品がないから怪しいですがシャッターまわりは
修理で完調にしてもらえると思います。

私もジャンクで手に入れてオーバーホールしてもらいました。
ロッコールレンズは素晴らしい描写でしかも安価なものが
多いですから、押さえに電池のいらないメカニカルボディをひとつ・・
とお考えの方にはオススメの選択肢ですよ。
コメント (4)
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