よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7

2023-02-08 22:29:39 | マイ カメラ ヤシカ
 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7


 最近昔の中級一眼レフの人気がダダ下がりのようです。
デジカメの中級機と雰囲気がかぶるのに加えて
伝説・神話・レジェンドが乏しいというのもあるようで。
コレクションにもなりにくいのでしょう。

今回はマイナーですがコンタックスRXⅡを選択しました。
中級機といいましても2002年の発売時でも132,000円も
しておりましたが(^^;)。
ちなみに初代のRXは160,000円ナリ!
さすがはコンタックスでございます。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F8 AE プロビア100F

 有名な建築家である村野藤吾さんの設計された宝塚市役所です。
村野さんはかっちょ良い建築物をたくさん手がけられておりますが
実用的な建物が多いので解体されたりするものも多いようです。
今のうちに撮影しておかねばですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 長年神戸港の常連さんだったぱしふぃっくびいなすも
今年一月でクルーズ就航終了となりました。
おふねファンとしましては寂しいかぎりです。

ところが幸いなことに神戸港を出港するぱしふぃっくびいなすの
お見送りクルーズに当選することができました!
出港するぱしふぃっくびいなすを船上からお見送りできるという
素晴らしい状態なのです(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 ぱしふぃっくびいなすに先行しまして出発しました
クルーズ船ボーボー号よりかっちょ良い赤いクレーンのふねを
撮影です。ツァイスレンズの赤は素晴らしいですね(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F2 AE プロビア100F

 ボーボーは全速力?で先行して
神戸港バックに出港するぱしふぃっくびいなすの様子を撮影させてくれました。
外洋クルーズ船てけっこう速いですからね。
航行中の写真て撮影機会が少なかったりします。
どこから見ましてもかっこいいですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F2 AE プロビア100F

 いよいよお別れの時がやってまいりました。
船上のスタッフの方も「さようなら~!!」と手をふってくれております。
おふねの出港というのはドラマチックなものですが
神戸港最後となりますと・・涙がとまりませんね(TT)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 すっかり日も落ちたモザイクをAEで撮影です。
ふだんはここまで真っ暗になるまで待たないのですが
ぱしふぃっくびいなすをお見送りしていたので仕方ありません。
相変わらずのスカしまくった夜景でございますね(^^)。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 またまたスカしまくった夜景の日本丸です。
いつもは撮影しない真っ暗バックの夜景で
いささか辟易であります。それでもプラナーの
コントラスト表現力が出ているでしょうか(^^;)?


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 昔は単色だったライトアップもすっかりいろいろな
カラーが楽しめるようになりました。
夜景撮影には圧倒的にデジカメのほうが楽なのですが
色の深みということではやはりポジフィルムが嬉しいですね。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

 厄除けで有名な多井畑厄神さんの御神輿でございます。
テカテカキラキラで誠にありがたいですね。
プラナーらしいグラデーションがおしげもなく
発揮されております。


 コンタックスRXⅡ プラナー50mmF1.7 F4 AE プロビア100F

廃園になりました多井畑幼稚園のタイル壁画です。
子供たちの楽しい笑い声がもう聞けないというのは
寂しいものですね。

ソニーやコシナがツァイスレンズを大安売り・・
あわわ、当たり前のように市場に提供してくれたおかげで
手軽?にツァイスブランドのレンズを楽しめるように
なりました。それでもヤシコンのツァイスには
やっぱり「当時の空気感」があるような気がするのです。
もし可能であればフィルムとヤシコンボディで撮影されることを
おすすめいたします(^^)。


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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8

2019-05-18 00:30:27 | マイ カメラ ヤシカ

 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8


 全国1,000万ヤシコンファンの皆様お待たせいたしました。
ついにコンタックスRTSⅡの登場でございます\(^0^)/!

1982年(昭和57年)発売時の広告を写させていただきますと・・

「これでもか。これでもか。自分の映像を追い求める。
そして、最後のシーンに登りつめるとき、躊躇することなく
CONTAXを手にして頂きたい。
その緻密なメカニズムが、その信頼性のボディが、いやむしろ、
その高い芸術性が、ラストショットを完璧なものとしてくれるでしょう。
芸術のためのテクノロジー。CONTAXには、最高の映像が似合います。
いつも、ドラマは、最後に起こる。」

いや~何が言いたいのかぜんっぜんわかりませんね!
今風にいえば中二病満載の文章です(^^)。
いつもドラマは最後に起こる・・て最後にカメラが動かなくなって
ユーザーが怒るのではないかと勘ぐってしまいますな。

なにしろ故障の多さでは有名なコンタックスですからね。
「整備済み」ということで購入しましたが
実際に撮影に持ち出すとなるとハラハラドキドキです(^^;)。

実は本機は昨年手にしていたんですけれども・・
プロフェッショナルモータードライブW-6装備だったんです。
そして購入するまで知らなかったんですが、W-6を装着するには
ノーマルの電池蓋のところにW-6と本体とを
つなぐパワーアダプターという部品をいれておかないといけないんですね。

つまり購入したときにW-6が付いていた・・ということは
ノーマルの電池蓋がないわけです。
ボディ単体では使用不能なのでした・・。

それならW-6付きで使えばええやん!というところですが・・
なんと使用電池は単三が12本!いやはや重たいのなんの。
RTSⅡのボディだけでも735gありますからね。
W-6が430g
電源部のパワーパックが250g
そして単三電池12本ですよ・・
私はX-1モーター買ったわけではないのに(TT)。

そこでノーマルの電池蓋を探すのにこれまた時間とお金がかかったと
いうわけなのです。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50

 おとものレンズはヤシカML55mmF2.8です。
コンタックスといえばマクロプラナーでなくちゃ!ですが
値段と程度で妥協できる個体がなかなか見つかりませんでした。

今回のML55mmは久しぶりに中古カメラ店で普通に購入しました。
オークションでジャンクあさりばかりしている普段から考えますと
われながら大英断です。ヤシノンレンズには今まで好印象しかないので
期待を裏切らない描写にほっとしています(^^)。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50

 マクロレンズなので一番得意なのは接写なのですが
もちろん通常撮影でも普通に撮れます。
なかなかに立体感のある描写ですよね。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50

 名谷センタービルの横にあります植木のプランターです。
なんと博覧会ポートピア81の再利用品です!
1981年の開催ですから、はや38年も昔のブツなんですね!
ほぼほぼこのRTSⅡと同い年ではありませんか(^^)。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50

 今年の桜はお天気も良く楽しめましたね。
遠景のボケはいまいちですが、マクロレンズですから
まあ、こんなものでしょう。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F4 1/125 ベルビア50

 ヤシカらしい彩度を強調しすぎないナチュラルな感じの描写です。
ビビッドなイメージカラーのベルビア50とは相反な感じで
逆の意味で使いやすい感じですね。
少しく青っぽレンズでしょうか。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F4 1/125 ベルビア50

 ブロックの隙間に咲く可憐なスミレです。
むかしアスファルトを押しのけて育った「ど根性大根」てのが話題になりましたが
このスミレもなかなかのど根性ぶりですね(^^)。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50

 ベルビア50で撮影しますと青空はぶりりんと濃ゆい色になりがちですが
ヤシノンパワーでしょうか、消火栓の看板とともにリアルな発色です。
同門ライバルたるツァイスとは明らかに異なる発色が素敵です。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F4 1/125 ベルビア50

 満開も満開どまんかい!な桜です。
梶井基次郎さんのように「桜の木の下には死体が埋まっている」というのを
信じてしまいそうです(^^;)。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50

 可憐なシロバナタンポポです。
私の家の近所ではかなり珍しいです。
色が珍しいだけでただのタンポポよりもかわいくみえるよな
気がします(^^)。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50

 最近はソメイヨシノよりもこういった山桜系が魅力的にみえてきました。
ソメイヨシノよりも開花時間が長くて撮影しやすいですしね。
どばばばばっと並んで咲いてないのが多いので
目移りしないで一本一本じっくり愛でてしまいます。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50

 廃車ではありますが、新幹線のコスプレをした幼稚園バスです。
モチーフは二代目の車両100系ですね。まだまだ昭和時代の車両です。
現在の百花繚乱たる新幹線軍団たちとは比較になりませんが。
当時の園児たちの笑顔がしのばれます(^^)。


 コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50

 ド定番の被写体のれんげの花とミツバチさんです。
私は蜂蜜はこよなく好きなのですが、最近は中国製ばかりで
購入にも勇気がいります(^^;)。

 今回RTSⅡで撮影して一番好ましく感じたのは美しいボケ味の
ファインダースクリーンの楽しさでした。

また、ウリのフェザータッチのレリーズも
撮り始めこそ違和感があったものの
慣れると非常に快適でありました。

ヤシカMLマクロ55mmはボケ味こそイマイチですが
リアルな発色はマクロプラナーとダブルで保有できる理由が
充分ある性能です。

頑張ってマクロプラナーのジャンクを探してみましょうか・・(^^)。




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コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2

2016-10-30 23:50:15 | マイ カメラ ヤシカ

 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2


 私は以前カメラを販売するという仕事についていたのですが、少しく複雑な気持ちで接していたのがこの
コンタックスRTSⅢです。というのも当時の上司が大変なコンタックスファンで、自前のRTSⅢを駆使して
作例写真を撮影してくるのです。
「どや!」顔で展示をしていたのですが・・「これ・・そんなにええ写真かいな?」
というのが多かったんですね。といって上司の作品ですから口に出せるわけでもなく(^^:)。

お店としてはRTSⅢを一台販売すれば実際の儲かる金額はともかく、売上額はニコンF4SやEOS-1Nをはるかに
しのぐのですから上司のおぼえもいとめでたいわけですが、いかんせんあまりその上司とは仲良くなかったもので(^^)ゞ。

そんな複雑な想いですごしていた日々からもう二十五年あまりの月日がたちました。気がつけば京セラのサービスも終了し
電子回路のカタマリであるRTSⅢは故障すれば一巻の終わりマシンになっていた・・と思いきやなんと!

「リペアサービス諏訪」さんという修理工房が存在するではありませんか!京セラ岡谷工場からの
パーツスットクもたんまりとお持ちのようで、京セラ製造になった167MT以降のコンタックスカメラなら
ほとんど治していただけるそうです!

となりますと、文字どおりほとんど捨て値にしか思えないような値段で販売されているRTSⅢも
二十五年ぶりに使ってみたくなりました(^^)!

何より「マニュアルフォーカスレンズに自動フィルム巻き上げ」が仕様のマシンをこよなく愛する「自動巻きクラブ」の
会員としては最上級機種でありますから。

 RTSⅢのお供に装着したのはヤシカML55mmF1.2です。シャッタースピードが1/8000秒までありますから
1.2で開放バリバリの写真が撮りまくれるのではないか?という期待を込めて出発です。


 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 1/125 F5.6 プロビア400X

 明石のご当地アイドルYENA☆(イエナ)です。イエナというのは明石天文科学館のプラネタリウムがツァイスイエナ製
でそこからあやかったそうです。コンタックスでイエナを撮影!まさに王道ではないでしょうか(^^)?

秘蔵していたプロビア400Xが古くなっていたせいかずいぶんとアンダ目の露出になってしまいました。
もっともRTSⅢ自体がプロ&ハイアマチュア向けでもともとアンダ目マシンなのかもしれませんが(^^;)。


 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 1/125 F5.6 プロビア400X

 とっても親しみやすい雰囲気のユニットですが応援サポーターみたいな常連さんたちもいて
声援を送られていました。少々ファンの年齢層が高めに見えましたが(^^;)。

秒5コマを可能にする巻き上げ速度がありますのでこのような動きの激しい被写体にはストレスなく
シャッターチャンスが狙えます。ヤシカの色目はツァイスと比べますとやはり地味目ですね。


 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 1/125 F5.6 プロビア400X

 続いてはゆるキャラ3人組の明石の時のわらし・JR西日本のイコちゃん・明石のパパタコです。
イエナの次に三連で登場ですが、残念ながらギャラリーは一気にイエナの1/3以下になっていましたが・・・。


 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 1/125 F5.6 プロビア400X

 大阪駅のホームで鉄ちゃんなどしてみました。昔よく撮影していたキハ181系の後継キハ189系のはまかぜです。
白目がちで水木しげるさんの妖怪キャラクターみたいな雰囲気です。キハ181系のときに連結されていたグリーン車が
ないかわりに全車がグリーン車なみにリッチなシートだとか。そのかわりに社内販売はなくなってしまったそうです。
ヘッドマークもなくてドライすぎて寂しいですね。


 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 1/125 F5.6 プロビア400X

 ちょうど大阪駅ではくまもと復興観光キャンペーンをしていました。ということはあのくまモンに会えるかも?



 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 1/125 F5.6 プロビア400X

 そしてついにくまモン登場です!同じゆるキャラでも前記の明石の3人組とはまさにレベルの違う人気です。
熊本では震災以来修学旅行などがかたっぱしからキャンセルされて観光の復興はまだまだですとか。
熊本はそうなよかトコですけんで、皆さん熊本に遊びに行かなんですばい!
くまモンのしぐさはほんなこつむぞらしかですね(^^)!


 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 開放 AE +1補正 プロビア400X

 なかなかに絞り開放での撮影のチャンスがないもんで、一緒に展示されていたホンダの熊本工場で製造の
バイクの「くまモンキー」のタンクなど撮影してみました。ビオゴンもびっくりの凄まじい周辺光量落ちですね。
日の丸構図にしないとまともに使えそうにありません(^^)ゞ。


 コンタックスRTSⅢ ヤシカML55mmF1.2 1/125 F5.6 プロビア400X
 
 大阪環状線の車両にもくまモンのラッピングがほどこされておりました。
おどんらもはまって応援するけんで熊本の方も身体ば気いつけてがまだしてはいよ(^^)/!

 久しぶりにRTSⅢを使ってみて一番快適だったのはファインダーでもダイヤルでの操作感でもなく
フィルム巻き上げの素早さでした。さすがは自動巻きクラブのフラッグシップです。

でも本体の重量はさすがに疲れましたね。(電池ナシでも1,150gもあります)
グリップの握りごこちは悪くないのですがレリーズの位置がもう少しグリップ端によっていればもっと
感覚的によかろうと思えました。
次の撮影にはツァイスのテッサー45mmでも装着して軽量化してみますか(^^;)。

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コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4

2016-03-21 00:05:38 | マイ カメラ ヤシカ

 コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4


 人間は齢をとると忘れっぽくなりますね~。あんまりカメラを溜めすぎて、すっかり存在を忘れていたコンタックス139クオーツが
防湿庫の奥から発掘されてしまいました(^^;)。そもそもがジャンクで購入したボディだったのですが、修理に出したところが
治るまでに半年もかかってしまいました。そしてようやく修理から帰ってきて、いざ最初の撮影のときに露出補正をしようとしたところ
補正ダイヤルがスカスカでまたまた再修理をお願いしたという代物です。

コンタックスのボディは脆弱性さが仕様なので、中古カメラで楽しむには「わはははは。またこわれたぜぃいい!のはははは」と
笑い飛ばす寛容さが必要なのですが、さすがにメゲてしまいましたね(TT)。再修理から帰ってきてからも撮り出すことがなく
月日が経ってしまいました。(そのとき一緒に撮影に持参したマシンがニコンF5だったのも堅牢性に落差がありすぎてメゲ度アップに効きました)

 ところが先日縁があって我が家にヤシカのML50mmF1.4が来てしまったんです!
久しぶりに気持ちも新たに出撃させたような次第です。前回がOM-2Nでしたから、同世代でライバル機にふさわしい
139クオーツが思い出された次第です(^^)。


 コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4 1/250 F5.6 ベルビア50

 高砂の曽根天満宮さんに行ってみました。季節柄受験生たちのお祈りのおみくじが花盛りです。
この頃のコンタックスボディといえば、「触れれば落ちなん」のフェザータッチのシャッターボタンがウリのはずですが
(リアルタイムシステムですね)OM-2Nと比較してもそんなに鋭敏な感触ではありません。
露出値はボディ前面の測光スイッチを押さないと表示されないのが妙に違和感がありますね~。

スクリーンはふわふわのボケ味が楽しくて、倍率も大きく撮影は非常に楽しいです。
ミラーのバタバタ感が大きいのがちと残念で、例えていえばOM-10なみですね。
もっとも私の一眼レフの最初のボディがOM-10でしたからはるか昔の青春時代を思いだしてしまいました(^^)ゞ。


 コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4 1/250 F5.6 ベルビア50

 前回のズイコー50mmF1.4と比較しますとコントラストが圧倒的に出る出るホームランです(^^)。
プラナー50mmF1.4が同門ライバルなわけですが、発色も素直ですし「ヤシカの意地」とも思える
見事な描写です。イメージカラーが大暴走するプラナーよりも見た目にも記憶にも忠実な感があります。
 

 コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4 F2 AE ベルビア50

 最近少しく自販機で見かけるパレードミルクコーヒーです。製造元の宝積飲料さんのホームページによりますと

「昭和40年代に、誰もが飲んだ『パレードコーヒー』の復刻版!ビンから缶に変わったものの、当時の開発者を交え、忠実に味を再現しました。
「パレード」は、昭和40年、外国飲料メーカーの日本上陸に対抗するため、 国内の中小飲料メーカー約80社が共同で立ち上げた統一ブランド。
この「パレード」ブランドにミルクコーヒーを加えることを企画考案し、開発したのが、当店。
当店にとって原点ともいえる伝説のドリンクを完全復刻いたしました。飲めば当時の思い出が鮮やかによみがえります。オススメ♪」

だそうです。広島の会社らしいのですが、お取り寄せもできるそうですし、関西でもちょいちょい自販機に入ったりしていますので
ぜひどうぞ(^^)。公園の遊具において昭和40年代の郷愁を誘うイメージでぼかしてみました。


 コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4 1/250 F5.6 ベルビア50

 非常にニュートラルで素直な色彩で、ほぼ見たままだと思います。ありそうでない特性ですよね。
水面に映る石橋が良い感じです。


 コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4 開放 AE ベルビア50

 開放での描写ですが前ボケも後ボケもステキですね。ベルビア50を入れていたのでなんとかAEでも
イメージどおりに撮影できました(^^)ゞ。


 コンタックス139クオーツ ヤシカML50mmF1.4 開放 AE ベルビア50

 ちょびっと惜しいのは139クオーツのファインダースクリーンのボケと実際の撮影後のボケがずいぶん違うところです。
ファインダーで見ているときのほうがボケが少なく、もっと背景の梅の枝が梅らしく見えていました。

前回の撮影がOM-2Nでしたのでボディの質感は一気にへちょんへちょんに感じるのですがレンズの描写に関しては
大勝利モードです(^^)。歴史にifはないのですが・・ヤシコンの一眼レフのボディがニコンなみにしっかりしていたら
カメラの業界地図は塗り替えられていたにちがいない・・・そう思わせる見事な写りでした。

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ヤシカエレクトロ35CC

2010-08-11 20:44:33 | マイ カメラ ヤシカ
 ヤシカエレクトロ35CC

 
またまたハー○オフでゲトしたもとジャンクのヤシカエレクトロ35CCです。
例によってYCSさんにお願いしてくもっていたファインダーとレンズも
清掃していただきました。

1970年発売ということでじつは私の生まれ年カメラです。
きっと「人類の進歩と調和」大阪万博にも出動したのでしょう。
ゴールドに輝くエレクトロマークが誇らしげですね!。

また35mmでF1.8という大口径でレンズまわりの距離目盛なども
すべてカラーで色わけで刻印されてます。なかなかデラックスじゃありませんか。
今ならこんなコストのかかりそうな装飾はないでしょうね。

後発のライバルコニカC35に対抗するために必死で小型化したらしく
オールブラックでシルバーボディがないのも少しでも
小さく見せたかったからなのでしょうか(^^)?

ヤシカエレクトロのシリーズは電池は水銀電池を使用していたものが多く
現在使うには制約が多くて大変ですがこの35CCはメジャーな4SR44が
使用できるので安心です。



カラーヤシノン35mmF1.8 開放EE リアラエース

 わざわざカラーの文字を強調して緑色で印字してあるだけあってカラー発色も
デラックスです。絞り優先EEで開放で撮影してみましたが
暗いところのコントラストも省略せずにきれいに表現してくれてます。

絞り羽が二枚の釣鐘形になるタイプなので残念ながらアウトフォーカスのボケは
どよどよと崩れてしまいます(^^;)。ので中途半端なことをせずに思い切りよく
開放で撮影するのが吉のようですね。

レリーズのストロークが深くて『ボコン』としたフィーリングだったり巻き上げの
時のシャッターのリリースが『ぱこぉん』と鳴ったりして結構突っ込みどころも
あるのですが当時の「電子制御」がセールスポイントだった昭和の雰囲気が
よく伝わってきます。
なにより大口径単焦点の写りの良さがすばらしいヤシカです(^^)。
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コンタックス167MT ゾナー100mmF3.5

2010-06-24 21:19:11 | マイ カメラ ヤシカ
 コンタックス167MT+ゾナー100mmF3.5


 気にいっていた137MAの調子が悪くなり急遽入手した167MTです。
じつは昔カメラ屋の店員だったころ『売りたくないカメラ』のひとつでした。
理由はもちろん不良が多かったからです(^^;)。

当時はネットもまだ一般的ではなく、唯一の情報源だったカメラ雑誌もスポンサー様
の悪口(不良情報)など書きません。またコンタックスボディはこの167とRTSⅢ
の二機種しかなかったので振り替えようにもいかんともしようがなっかったのでした。

仕方がないのでお客様にはお渡し前にバッテリーを入れて
「フィルムの入れ方ですけど簡単ですよ~。あとシャッター幕にはぜったい触らない
でくださいね!」などといってテストフィルムをいれて実演していました。
お客さんは「親切な店員さんや!」と思っていたかもしれませんが
実はローディング&リワインドがうまくいくかテストをしていたんです(^^)ヾ。

このころは京セラもコンタックスを続けるのを迷っていたような感じでしたが、
STが出たときは嬉しかったですね!(劇的に不良は減りました)
お客さんにはマウントを見せて「ほら、167なんか4点でしかとめてないのに
STは6点どめ。ぜんぜんちがいます」と説明してSTを買ってもらってました。

別にネジが増えたからどうてわけでもないのですが(OMなんか3点止めですし)
売るほうも買うほうも安心安心♪。


ゾナー100mmF3.5 開放 1/1000 トレビ100C

 シャッタースピードやモードを変えるのはヘコヘコした切り替えレバー式なので
とっさの操作がなかなかうまくいきません。私の写真の師匠の友人に言わせると
工業製品というのはひとつ部品を減らすと劇的にコストが減少するんだそうです。

本当はプログラムでカメラにまかせてパシャパシャ切ればいいんですが私のレンズ
はふるいAEタイプなので露出補正しか手がなくなります。世界初装備のABC機構
オートブラケットをガシガシ使うのが正しいのでしょうか(TT)。

やっぱりここはツァイスレンズを生かすための暗箱とわりきりましょう。
ボディのイライラを吹き飛ばすかのようなまっかっかのバラをごらんください。
ゾナーの名に恥じぬ立体感とボケは素晴らしいです。
見た目はこんなに赤くなかったような気もしますが・・
『写真』なので良しとしましょう(^^)。
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ヤシカコンタックスよ永遠に!

2009-10-16 22:09:30 | マイ カメラ ヤシカ
 CONTAX137MA+プラナー50mmF1.7


 コンタックスのカメラはずっと食わず嫌いだったのですが最近の
中古市場でのあまりのレンズの暴落ぶりについゲトしてしまいました(^^)ヾ。

ところがびっくり!ファインダー倍率は公称0.86倍なのにおっきくて
しかも見やすい!おまけにフィルムカウンターまで表示されるという
ぜいたくさです。

スクリーンの切れとボケとアウトフォーカスの気持ちよさも特筆もので
α9のMタイプスクリーンなみの気持ちよさといったらほめすぎかな?

京セラ時代のボディでは一度も感じたことのなかったすばらしい
フィーリングです。ヤシカコンタックスばんざい(^^)!

でプラナー50F1.7ですが


 うーんさすがは1.7でもプラナーですねっ!
クモリだったので色は地味ですがそれでもこのボケのやわらかさは
常に1.7開放で使いたくなります。
あ、1/1000 までしかなかった・・・
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