よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ライカⅢC ズミタール5cmF2

2016-02-22 00:23:15 | マイ カメラ ライカ

 ライカⅢC ズミタール5cmF2


 もうすぐオリンパスからミラーレス一眼のPEN-Fが発売になりますね。
どうみても従来のE-Pシリーズのほうがフィルムの元祖PEN-Fに似ているのですが・・。

オリンパスも最近はやることをやりつくしてスペックでのセールスは難しくなり、またまた米谷さんの遺産で食いつなごうと
いうのでしようか?。デザインモチーフはバルナックライカですね。私のようなオッサンはかつてのミノルタの
「プロッド20'S」を思いだしてしまいます。バブル絶頂期の発売で、20,000台限定だったわけですが・・
今思えば20,000台という台数は、限定の数字にしては大きすぎるような気もしますが(^^)。

デジタルPEN-Fは軍艦部にダイヤルをつけまくっています。更にバルナックライカなら前面ダイヤルはスローシャッターの
ダイヤルなのですが「クリエィティブダイヤル」という撮影時にエフェクトをかけるという代物になっています。

ここまでしておきながらシャッタースピードも絞りもダイヤルとして独立していないのはなんともです。
E-Pシリーズとの外観の差別化と単価アップのためのムダな・・あわわ、涙ぐましい努力なのでしょうか。

まあ、オリンパスファンの私としては悲しいだけのデジタルPEN-Fはうっちゃっといて元ネタの
バルナックライカで撮影とまいりましょう(^^)。

きれいに後塗りされたピカピカのⅢCとズミタールです。どちらもタマ数が多くて人気がないという組み合わせですが
かつてのトヨタカローラと同じで「たくさん作られているから普通すぎてありがたくないけど実はすごいマシン」
かと思っています。軽くて小さくてスマホなみの気軽さで持ち出せます。


 ライカⅢC ズミタール5cmF2 1/200 F4 アクロス100

 クラシックなカメラなので昔からの市場など撮りたくなります。昭和から地元の人から愛され続ける霞ヶ丘廉売市場です。
壁のヒビもすごいですが、これが実はあの阪神淡路大震災の激震にも耐えた証だと思えばかっこいいじゃありませんか。


 ライカⅢC ズミタール5cmF2 1/200 F5.6 アクロス100

 お次は小寄公園に保存されている神戸市電です。かつては交通公園で電気自動車などもおいてあり
子供たちに交通ルールを実習させる設備がありました。残念ながら私は神戸市電には乗ったことがありません。
阪神の国道電車ならあるんですけどね。神戸には地下鉄よりぜったい市電が似合うと思いますが・・。
なんとか岬だけでも復活させてほしいですね。


 ライカⅢC ズミタール5cmF2 1/200 F5.6 アクロス100

 同じ小寄公園に保存されているSLです。グレーの諧調が出まくってすごいです。
やはり昔ライカレンズはモノクロでは無敵です(^^)。


 ライカⅢC ズミタール5cmF2 1/200 F4 アクロス100

 もうすぐ高架工事ができあがる阪神電車の青木~深江間の大茶園踏切です。実は私は幼少期この踏切で
遊んでよく叱られていました(^^;)。交通安全と円滑化のためとはいえ高架化でなくなるのは寂しい
ですね。

今回ⅢCで撮影して驚いたのは適当に開けられているようにしか見えなかったファインダーがピシっと
正確だったことです。電車の通過もシビアなタイミングだったのにバッチリでした(^^)。


 ライカⅢC ズミタール5cmF2 1/200 F4 アクロス100

 足を延ばして御影公会堂に来てみました。これまた震災どころか空襲までも耐え抜いたレジェンドな
建物です。が、さすがに老朽化が激しくて建て替え計画が進んでいるとか。

手前のヒマラヤ杉の立体感はさすが「ライカ玉」です。ちなみにヒマラヤ杉にはけっこう毛虫が
うじゃうじゃわくので子供のころは素手でつぶしまくって遊んでました。今ではとてもそんな
度胸はありませんが(^^;)。


 ライカⅢC ズミタール5cmF2 1/20 開放 アクロス100

 御影公会堂竣工当時から営業しているという地下の洋食屋さんで名物のオムライスをいただきました(^^)。
タマゴがふわふわで店の雰囲気も素敵で素晴らしいです。ズミタールの描写もモノクロに開放ライカ玉という
ある意味鉄板の組み合わせで、やわらかい中に芯のある写りです。

1/20秒という手振れギリギリのシャッタースピードでしたがなんとか耐えてくれました。
バルナックライカのホールディングの良さが生きたシチュエーションですね。

デジタルPEN-Fもせっかく出すのなら見分けがつかないくらいバルナックライカに似せてくれれば良かったのにと
思ってしまいますね。
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ライカM5 ズミクロン50mmF2

2014-12-01 22:10:44 | マイ カメラ ライカ
ライカM5 ズミクロン50mmF2

 
 1971年発売の「大ライカ」「独創のカメラ・ライカを持てばシャッターチャンスは巨大である」
というシュミット商会さんのキャッチコピーで有名なライカM5です。

当時の代理店のシュミットさん的には「偉大なカメラ」という意味で「大ライカ」と宣伝していたのでしょうが・・・
従来のM4と比較して物理的に「大きなボディのライカ」ととらえた人が多かったのでしょう。
それまでのライカファンには拒否反応を示した方が多かったようですね。

大きくて四角くなったので、口さがのない某有名なライカ使いの方などは
「これはキヤノネットライカだ!」とくさしていたとか・・。
ところが「キヤノネットに似ている」と言われると私には賞賛しているように聞こえます。
というのも、わが家の最初のカメラがキヤノネットQL19だったからです(^^)。

実は先日私もようやく子宝に恵まれることができました(^0^)。喜び勇んで「親バカメラ」に邁進中なのですが
わが身が赤ん坊のころの写真と比べて「どれくらい似ているか?」確認したいのが人情というものです。

そこで父親が撮ってくれていた写真を引っ張り出してきますと・・・当時のことゆえまだまだモノクロが多いのですが
プリントの美しさにたまげました。もちろん父が自分でプリントしていたわけはなく、近所のカメラ店で
お願いしていたはずなのですが・・・その豊富なトーンと階調の豊かさにはおどろきました。
40年くらい前には市井の個人商店に出してモノクロサービス判でも素晴らしいプリントが
得られていたというわけです。今となってはそのインフラが消失してしまったのが悔やまれますね。

そして父が使っていたカメラは何かといえば、同じく近所のカメラ屋さんに勧められて購入した
キヤノネットQL19でした。当時のベストセラーになったシャッター速度優先のEEカメラです。
カメラにはど素人だったはずの父でさえ、素晴らしい私の勇姿?を完璧に捕まえているのですから
キヤノネットが非常に良くできたファミリーカメラだったのは間違いありません(^^)。
搭載されている45mmF1.9レンズのシャープさも現在の一眼レフ用レンズなどに
劣らない素晴らしい大口径レンズの描写なのでした。


ライカM5 ズミクロン50mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
 
 などとキヤノネットを思い出しながらシャッタースピード優先的にライカM5で撮影に出発です。
ファインダーのメーター横にもシャッタースピードが表示されますので、ファインダーを見ながら露出を合わせる・・
というのも実に楽ちんです。

ただ、私は最近ベルビア50なら1/125のF5.6、プロビア100Fなら1/250のF8と決めて
そこからちょこちょこ調整という撮り方をしていますのでせっかくの露出計もあんまりありがたくありません。

それよりもシャッターダイヤルが大きくて回しやすいのがありがたいですね。
キヤノンEF(EOSのレンズじゃありませんよ)以外に同じレイアウトのシャッターダイヤル
がないのが不思議なくらい使いやすいです。ますます「キヤノネットライカ」感が・・・(^^;)。


ライカM5 ズミクロン50mmF2 1/30 開放 ベルビア50

 装着レンズは天下のズミクロン様なので開放から完璧超人です。
開放絞りなのに猫の瞳の鋭さがより際立って恐いくらいですね(^^)。

いったいこの「大ライカ」さまがどれくらいの値段で販売されていたのかといいますと・・・
1971年のシュミット商会の広告ではズミクロン50mmF2付きでなんと345,000円です。
もう変動相場製に移行しており、「入荷時の為替レートにより計算されます」と断り書きがあります。

ちなみに1970年のカメラショーカタログでは、ニコン フォトミックFTnが50mmF2付きで72,200円。
                          ペンタックスSPが55mmF1.8付きで42,000円。
                     ニューキヤノネットQL17が40mmF1.7搭載で25,000円です。

どちらにしても値段が「大ライカ」すぎますね(^^;)。
毀誉褒貶のまことに激しいM5でしたが、発売から40年以上たって私でも買えるぐらいの
「小ライカ」な値段になりました。
これからは父親にならってキヤノネット的に楽しんでみようかと思っています。



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ライカM2 エルマー50mmF3.5

2011-03-09 22:21:49 | マイ カメラ ライカ
 ライカM2 エルマー50mmF3.5

 
 ライカといえばやっぱりM型なのですが松・竹・梅とするなら・・
M3が松・M4が竹・M2が梅といったところではないかと勝手に思っています(^^)。
本来は冬の寒さに負けないおめでたい植物をまとめたらしいのですが
なんとなく上等さの順位みたいになってしまってますね。

あちこちのホームページに「ライカのすばらしさ」が喧伝されていますが結局は
「ライカを購入した理由(いいわけ)」ですよね(^^;)。
私などは「このM2かっこいいなあ!ほ、欲しい」がすべてでした。

かっこだけなのでブラックペイントが後塗りだろうが距離計にスジが見えようが
ぜんぜんおかまいなしです。本当はセルフタイマー付の後期型のほうが嬉しいのですが
かっこつけだけで使うつもりなのでセルフ撮影用にはちがうカメラをなんか持っていけばよいやてなもんでした。

ただ少し予算オーバーだったのでいきつけの中古カメラ屋さんですし一応値引き交渉してみました。
「う~ん。これはねえ。」そう言ってプライスの後ろをひっくりかえして考えています。
買取値や付属品・細かい瑕疵なんかが符牒でかいてあるようです。ちなみに中古カメラ屋さんというのは
撮影にさしつかえなければ多少のことは黙って売ってしまうところも多いようです。
もちろん中古屋さん自身も認識してないときも多々あるようですが。
確かに知らないですむことは知らねばならないわけではないですからね。

私もズイコーの200mmを購入して20年近く普通に使い、ようやっとオーバーホールに出して
メーカーから帰ってきたらヘリコイドのガタがなくなっていたのにはびっくりしたことがあります。
買ったときからなんかヘリコイドが緩いとはおもっていたのですが・・
「望遠やからこんなもんじゃろう」と勝手に解釈して気にもせずに使っていたのでした(^^)ゞ。

「やっぱり無理ですね。この値段がせいいいっぱいです。」
「あらら~。じゃ、ストラップぐらいつきませんか?」
「あ、ストラップならお付けします。少々おまちください」
え、ストラップなら即答なの?てな感じですがおかげで良く似合う皮ヒモのやつを付けてもらいました。
今度からとりあえず「ストラップ」と言うことにしちゃお(^^)。

衝動買いにしても高価でいささか自己嫌悪になったのですが、なによりもこれだけきれいに
後塗りペイントをされた職人さんと、その依頼をしてお金を払った前オーナーさんには頭がさがります。
アイレットまで塗ってあるうえにライカの白文字も当時ものに合わせたベージュがかった白という
こだわりようです。前期型のM2ながらかなりかかってるんじゃないでしょうか?

見かけだけで買っても失望させないところがライカのすごいところで「チャ」「チャ」という
独特のレリーズ感触はやはり唯一無二です。距離計の二重像部分にスジが入っているのですが
私の持ってるM型のうちでも一番コントラストがはっきりしていてピント合わせも楽しいです。
これは採光窓がスリットが多い初期型だからかな?


ライカM2 エルマー50mmF3.5 1/250 F8 プレスト400

エルマーなので「良く写ってあたりまえ」なところですがモノクロとの相性も最高です。
鹿さんのあったかそうな毛並がいい感じです。
ついうれしくてしゃかしゃかと切ってしまうのですが沈胴レンズなので「シャッターチャンス!」と思って
あせって引出したときに引出しが不十分なときがあったりしてピンボケ写真が量産されたりするのです。

もちろんエルマーが悪いのではなく私がどんくさいのですがレンズを引き出すたびに
胸が高鳴るようになってしまいました(^^;)。
せっかくかっこつけで買ったのにレンズの引出しでモタモタするのはかっこ悪いですね~。

 

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ライカM4 ズミクロン50mmF2

2010-11-25 21:14:57 | マイ カメラ ライカ
 ライカM4 ズミクロン50mmF2


 セルフタイマー付きのMマウントボディが欲しいな~と考えていたところにいつも行くカメラ屋さんに
「このM4はきれいですよ~。見てみます?」と取り出されてしまいました。
「いや、あの」
「これだけきれいなのはなかなかないですよ。箱も説明書もついてますよ」や、やばいです。
「じゃあ、ちょっとみせてください」「わ、わ。ほんときれいだっ!」

次の休日には財布を握りしめてお店に向かっていました(^^;)。
「こんにちは。こないだのM4まだありますか?」
「ええ、ありますよ。ほら、箱もケースも保証書までついてますよ。期限きれてますけど。ははは」
「おお、速写ケースもついているのですかっ!」
「ええ。レンズはついてないけどね。ははは」
「セルフタイマーも・・・完璧ですね。」
「もちろん。いらなくなったらうちに持ってきてね。高くとりますよ」
「は~い。(いったいいくらで?このコンディションは維持せねば・・)ありがとう!」
まるで娘をお嫁に出すような顔のご主人からM4を購入して気分はルンルンです。

さあ、M4で撮影だ!よろこんで玄関で靴をはいていると「ゴイン」という音がしました。
 私はウエストポーチにカメラは入れているのですがあがりかまちにおいたポーチの口が開いています。
まさか?下を見るとタタキにはころがったM4と飛び散ったグッタベルカの破片が!!

「アカチバラチ!!」
あわてて拾いあげてみるとエッジから落ちたらしくピカピカだったM4の肩のカウンターにキズがはいり
グッタベルカも欠けています。あのニコニコのカメラ屋ご主人の笑顔がちらつきます。
作動は問題ないようですがやっぱり不安になります。でも買ったお店に持っていくのは気がひけます。

思い切ってライカ修理で有名なフォトメンテナンスヤスダさんに送ってみました。
しばらくしてヤスダさんから見積もりの電話です。
「あ~こちらはショック品ですね。落とされてますのでオーバーホールが必要ですね。あとファインダーいじられて
ますがなんかいたずらされましたか?」
「そ、そんなことしませんよ~。ピカピカだったんで購入したんですけど」
「一度開けられてますな。こちらも治さないといけませんのでいい値段になりますが」
「とほほほ。そ、そんなにかかりますか?」
「そうおっしゃいますけどうちはここ何年も値段据え置きですよ」
「す、すいません。お願いします」
うわさどおりの職人ヤスダさんでしたがここは信じておまかせするしかありません。
なにしろライカを落っことす自分がどんくさいのですから(TT)。

さすがというべきかヤスダさんからオーバーホールされてかえってきたM4は絶好調です。
これで肩のキズがなければ・・・。いやいや売るときのことなど考えずに撮影に邁進するよう
ライカ様がカツを入れてくれたんですよ。たぶん(^^)。


 ズミクロン50mmF2 1/60 F5.6 リアラエース

 しかしズミクロンよく写ります。なにより撮影時に見えてなかったようなデティールまで写しこんでしまう
ところはさっすがとしか言いようがないですね。

M4で一番気にいっているところはフレームの正確さです。レンジファインダーですから常に被写体が見えている
こともあいまってフレーミングがすぱりすぱりと決まります。
またタイムラグが少ないこともすさまじく決定的瞬間を撮影するには最高のカメラです。
二重像のキレが良くピント合わせが楽しくて意味もなくなんべんも合わせなおしてしまいます。

やっぱりライカは撮影してナンボですからキズをつけないように大事にするよりじゃんじゃん撮って
たのしまなくちゃですよね!。(でもいまだにちょっと悔しいなあ(^^;)。) 

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ライカR-E スーパーアンギュロン21mmF4

2010-08-18 20:36:22 | マイ カメラ ライカ
 ライカR-E スーパーアンギュロンR21mmF4


 ライカのRレンズの稼働率が低いので自分に気合を入れるために絞り優先AE機の
R-Eを購入しました。レンズはまだまだ国産よりも高価ですがボディはM型と
ちがいずいぶんお手軽です。フィーリングはもともと素晴らしいミノルタのXDを
ライカがさらに文字通り重厚にしたという感じです。
信頼性はともかくF3なみのしっかり感のあるカメラになっていますね。

今まで使っていた6.2と比べるとレリーズもストロークが短くシャープに切れて
絞り優先の軽快さがぞんぶんにいかせます。ファインダーも初期のアキュートマットの
XDと比較すると若干暗いのですがその分キレが良くてフォーカシングが楽しいです。
うわさにたがわず青っぽいですけどね(^^)。

『R-E』のEはプログラム露出を省いた「エコノミー」のEだそうです。
ここは「クラシック」とか「スペシャル」にして欲しかったですね。
自分から堂々と「安いバージョンです」とうたわなくても・・・。

チャームポイントの丸いオデコがいい感じにすれていて
XD-Sの値段の一万円プラスぐらいの価格で購入できました。
スポット測光や1/2000のシャッタースピードもあることを考えると
なかなかのお買い得ではないでしょうか?
たしかに「エコノミー」ですね・・・(^^;)。


スーパーアンギュロンR 21mmF4 F11 AE フジカラービューナス400

 台風一過のあとの空と雲を見事に決めてくれました。偏光フィルターもなしで
ここまで青空がでると素晴らしいですね\(^0^)/。

レンジ用のスーパーアンギュロンと比べるとぜんぜん人気のないR用ですが
この描写が欲しかったからスーパーアンギュロン!!と言い切れるシャープさと発色です。
フードもかっこよい四角タイプで効果がめっちゃありそうなのも嬉しいところです。

開放値がF4ということで若干暗く感じますがそのぶん被写界深度が深く
開放F4で2mから無限大までがパンフォーカス域になってしまいます。
接写も得意で最短撮影距離は20cmです。

スナップにもよし風景にもよし接写もできる!まさにスーパーな性能の
スーパーアンギュロンです(^^)。

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ライカM3+ズミタール5cmF2

2010-07-21 21:22:39 | マイ カメラ ライカ
 
 ライカM3+ズミタール5cmF2


 カメラの神さまライカM3です。ボディ購入時に一緒に買おうと思って
いたコシナツァイスのゾナーが売り切れており、とりあえずなんかレンズを・・
と思って出してもらったのがこのズミタールなのですが、一緒に取り出された
このフードを見て即決してしまいました(^^)ゞ。

折りたたみ式の四角バージョンでしかもニューヨークライツ製です。
まるで漁師さんの箱メガネか4号戦車のシュルツェンみたいです。
写真でもフード効果抜群なのがお分かりいただけるでしょう。

「そのようなこざかしい迷光などわが玉には近寄ることさえできぬわ!」
思わず口調がラオウになりますね。正面からみたらフードしか見えません。
ニューヨークライツ製だけあって自由の女神やエンパイアステートビルも
撮ったことがありそうです。


ズミタール5cmF2 F8半 1/250 リアラエース

 世界一周から無事に帰港してきた飛鳥Ⅱです。
開放でのもへもふとした描写はいろいろなところで紹介されていますので
あえて普通に使ってみました。白黒時代のレンズなので色目はずいぶんクラシック
ですがこれだけ絞ってもへちゃとならないのはさすがライカですね。

名レンズのエルマーとズミクロンの間に挟まれて人気がないせいかお値段も
手ごろでなかなかお買い得感のあるレンズです。とくにこのおりたたみフードは
使用してない時はレンズキャップ代わりにもなりますからシャッター幕
を焼いてしまう心配も減るしなかなかのものですね。
実は丸いのが付けばそっちを付けたかったのは内緒です(^^)。

でもこれだけハデなフードをつけると私はただでさえ
『へんなライカじじい』やのに
『むっちゃへんなライカじじい』に見られるかも(^^;)。
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ライカMD

2010-03-18 17:15:55 | マイ カメラ ライカ
 ライカMD


 ヒロシマに家族旅行に行った際に観光もしないで中古カメラ店をめぐって
手にいれてしまったライカMDです。

前から見るとファインダーがないのでなんかトイカメラみたいです。
ノーマルライカよりかえって気負わずに使えるような気が(^^)。

ピントあわせから解放されるのでついぱしゃぱしゃと切ってしまいます。
 ローライ35でもそうですが、距離計をのぞかないので
かえってさばさばして逆に被写体と周りの雰囲気を感じることができますね。
レリーズも巻き上げもM2譲りの操作感が楽しいカメラです。


ライカMD ミノルタGロッコール28mmF3.5 絞り開放1/1000 コダックEB-3

MDつながり・・・ということでロッコール28をつけてとってみました。
ちょうどお散歩撮影中に摂津本山駅の横断橋をとおりかかるといま巷で人気の
鉄ちゃんたちが列車待ちをしていました。なんか珍しいのが走ってくるのかと
尋ねると「珍しい貨物列車がくるのです。でも事故があったみたいでなんか
おくれているみたいです」とのこと!。

私も鉄道好きなので一緒にまたせてもらうことに。
5分ほどして走ってきたのはEF66に牽引されたビニールで顔をつつまれた
銀色の車両でした。帰宅してネットでしらべると735系というJR北海道の
車両の甲種輸送とよばれる列車だったのです。なかなかレアな列車で
貴重な体験でした。橋の上の鉄ちゃんのお兄さんに感謝です。
教えてくれてありがとう(^0^)!。

ただでさえ周辺落ちバリバリのロッコールを解放で、しかもむりにご老体の
MDを1/1000で切ったのでシャッタームラまで出てホントにトイカメラで
撮ったみたいになってしまいました(^^;)。

735系はなんとか写せてるから幕速は大丈夫なのかな?
やっぱり修理に出さないと不安ですね。
でもライカのタイムラグの少なさとミラーの瞬きがないってのはありがたいもんです。
正面から一枚切ったあとに回れ右してもう一枚のカットだったのですがまだ
余裕がありましたからね!
でも横の鉄ちゃんはデジイチで5コマは連写してたけど(^^)。
 




 
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ライカⅢg+ヘリアー50mmF2

2010-02-23 18:01:17 | マイ カメラ ライカ
 ライカⅢg+ヘリアー50mmF2


 先日発売されたコシナのフォクトレンダーヘリアーリジッドタイプです。
限定モデルということと以前発売された沈胴タイプとレンズ構成は同じということで
あまり話題にならなかったようですが・・・むちゃむちゃ良く写ってびっくり!です。

被写界深度の印字は赤くて「赤エルマー」もどき。かっこうはまったく「ひょっとこ
ズマール」もどきでコシナお得意のライカへのオマージュ大爆発のデザインです(^^)。
当然ライカにはもおええてぐらい似合います。小林社長のおっしゃってた
「ライカのボディにフォクトレンダーのレンズが最高なわけです」
というのをまんま具現できていてかなり嬉しいですねっ\(^0^)/。

3群5枚のまんまへりあー構成でF2という開放値はすごいらしいのですが
F2なのであまり自慢にはならないのがつらいところ・・・。
ですがブクブク太ったメタボなガウスの1.4よりもストイックでⅢgには
ピッタリじゃないですかっ!てこないだまでノクトン1.5つけて喜んで
撮ってたのですが(^^;)。


ヘリアー50mmF2 開放 1/500 リアラエース

撮影当日は快晴で絞って撮影せざるを得ず、開放で撮るのに日陰の被写体を
捜すのに苦労しました(^^;)。
ボケが見たかったので最短撮影距離での撮影です。まったりしたひつこくない
ぼかしかたでヘリアー手錬のわざですね。

発色はコシナブルー丸出しでなんぼ日陰でもちときついような・・・
冬の光線でここまで青くするとはさすがコシナ!!
ひょっとしたら50年後レンズが黄ばんできてもいいように今から仕込んで
あるのでわ??だとしたらすごいぞ(^^)!

でもいつもこのボケを楽しむにはⅢgの1/1000までのシャッターはつらい
ですね。ヘキサーRFが欲しくなるなあ。


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R6.2 マクロエルマリート60mmF2.8

2009-11-10 22:19:53 | マイ カメラ ライカ
 ライカR6.2 マクロエルマリート60mmF2.8


 ミノルタのXDのフィーリングが大好きで兄弟機?のR6.2をゲト
してしまいました。いろいろ言われる機械ですがマニュアル機械式シャッター
のカメラとしては年次の新しさやドイツ気質丸出しのガシガシとしたつくり
には共感がもてます。

とくにR型のレンズはライカらしいコントラストで絵をつくりながら
きゅう~としまった黒色の表現はなにものにも換えがたいと思います。
レリーズのストロークが深めなのと視度補正が勝手に動くクセがあるのは
なんとかして欲しいですけどね。

最近はパナソニックからもマイクロフォーサーズ用のレンズアダプターも
出てるし、R型のレンズてうれしいと思う。なによりM型レンズよりも
割安感があるのはいいですね。


マクロエルマリート60mmF2.8 絞り開放 ベルビア50
 

 開放で撮影の花カタバミです。黒はしまっているのにコントラスト
重視の描写でやさしい感じの写真になります。ふしぎふしぎ。
ベルビアよりもリアラで撮ってみたいレンズですね。ゆ~くりま~たりと。
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