よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

オリンパスOM-4Ti+ズイコー200mmF5

2010-05-21 20:09:19 | マイ カメラ オリンパス
 オリンパスOM-4Ti+ズイコー200mmF5


 私が初めて自分で買ったカメラOM-4チタンです。
『新品だ新品だ』という意識で使い続けてはや20年が経ってしまいました(^^)ゞ。

最近は雑誌やWEBなどでもその先進性と
名設計者米谷さんの理想に燃えた設計思想も紹介されてOM-1などは大人気ですが
現役最後のころの不遇をかこっていた時代を知るヘビーユーザーとしてはいささか
複雑な気分ではあります(^^;)。

OMの優秀性は語りつくされた感がありますが小型軽量とともにやはり
『圧倒的に優秀な操作性』があげられるのではないでしょうか。

さまざまのカメラをゴロゴロと集めるようになってからもOMより
「使いやすいなあ~」と感じたカメラはなく、いまだに
ファースト機としての意識は消えることはありません。

私が一番頼りにしているOM-4固有の機能の一つに
「ダイレクト測光時における長時間露光の正確さ」があります。

とくにサンセット時のような紫がかった夕景とも夜景ともつかず、しかも露光中に
どんどん光量が変化するようなシチュエーションでの歩留まりの良さでは
まったく他の機種の追随を許さないでしょう。

最近は中古市場でも、ともすればOM-1より安く売られていたりするOM-4ですが
「光を読む。創造を知る。」というコピーは伊達ではないですよ~(^^)。


ズイコー200mmF5 開放 1/125 ベルビア50

などとさんざんAEの優秀さを喧伝しながらマニュアルで撮影してしまいました。
感度が低いベルビア50やし走ってくる汽車なのでお許しを(^^;)。

来年で引退予定のキハ181系 はまかぜ号の最後の力走です。
勇ましいエキゾーストと黒煙をふきあげながら疾走する姿はベテランの貫禄ですね!

国鉄時代からの40年落ちの汽車がパリパリの新快速と互して東海道本線を
特急として走っているのって考えたらすごいですよね。
フィルムカメラの世界なら珍しくもない事象ですが・・・。

特急マークも「ちゃんと鉄でできてますっ!」との主張のような
波打つボディもかっこいいですねえ。

200mmF5はF4の廉価版のような値段設定で昭和58年の価格表によると
F4が39,700円 F5が37,000円です。ところがレンズ構成枚数は
F4が4群5枚なのに、F5が5群6枚。
小さくするために暗いレンズなのにレンズ枚数まで増やしてフィルター径まで49mmに!

解放からバリバリに使えるレンズでこれまた歩留まり抜群です。小型なので
(200mmなのに全長は105mmしかありません)OMボディによく
似合います。

現役時代人気がないのに製造中止になったとたん
中古で大人気という理想的名玉ですね~(^^)。



ローライフレックス SL66+プラナー80mmF2.8

2010-05-18 20:06:35 | マイ カメラ ローライ
 ローライフレックス SL66+プラナー80mmF2.8


銀色のラインもまぶしいローライの一眼レフSL66です。
ローライ病が高じてとうとう手に入れてしまいました(^^;)。

スタイルはどっから見てもゼンザブロニカなのですが、技術交流もしていたらしく
ローライ&ブロニカで連合で『打倒ハッセルブラッド』をねらったのでしょうね。
残念ながらハッセルの牙城は揺るがずブロニカまでレンズシャッターに
なってしまったのですが・・・・。

二眼レフ時代のうっぷんをはらすかのようにオニ接写のできるボディで
なんと最短撮影距離16cmです(^O^)!
しかも最大8°のティルトアオリまでできちゃいます。
(そんなんいつすんねん!と言われると困るけど)


プラナー80mmF2.8  1/250 F8 プロビア100F

これから太平洋一週クルーズに出発するために神戸港に入港してきた
にっぽん丸です。プラナーはなぜか立体感がでますね!
ライバルのハッセルとくらべても蛇腹のおかげで内面反射が少なく、
ヌケの良い描写だそうです。ハッセルは持ってないので本当のとこは
どうかわかりませんが。
私のプラナーはHFTになっていない最初期のタイプなのですが
やっぱりツァイス良く写ります。

しかもこのSL66は二眼レフ同様オートマットのフィルム巻上げなのですが、
実にシビアに巻き上げをしていてコマ間は35mmなみの幅しかありません。
コマかぶりしないかドキドキです(^^;)。

12枚撮りおわるとポコンと巻き上げノブが飛び出すのですが
そのままシャッターを切ると13枚目も撮影できてしまいます。

ちょっとお得な気分ですがキリスト教徒の国では歓迎されないでしょうね(^^)。

コーワ カロフレックスK2

2010-05-10 22:12:09 | マイ カメラ コーワ
 カロフレックスK2


 コルゲンでおなじみのコーワの二眼レフカロフレックスK2です。
戦時中は名古屋の豊川海軍工廠で光学機器を製造していたそうです。
その技術をいかして戦後の二眼レフブームの時にはこのほかにも
カロベックスといういろんな画面サイズを使える機種も販売していたとか。

あまり見かけない機種でずっと探していました。以前名古屋に旅行したときに
一台みつけ(さすがは地元です)迷ったのですがあまり程度がよく
なかったのであきらめていたところ大阪大丸の中古カメラショーで発見!

応対してくれた販売員の方が「このカメラはレンズがすごくて解像度が
最高なんですよ!」と解説してくれて
「ええかええかええのんか~!」て感じで
少々高価でしたが綺麗だったので購入してしまいました(^^)。


プロミナー75mmF3.5 F8 1/250 プロビア100F

撮影時はお天気がよかったこともあり気持ちいい発色でした。
コーワはカメラはもうつくってませんがバードウオッチャーの方のあいだでは
スポッティングスコープでは一番なんだそうです。
でも関西では扱いのあるお店は少ないような気がします。
たしか運転免許の更新所の視力検査装置がコーワだったかな(^^)?

トプコールみたいにコシナがプロミナーブランドで再生してくれるといいですね。