よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4

2022-08-22 23:26:01 | ミノルタ交換レンズでワンダフル
 
 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4


 さしもの猛暑もなんとかひと段落といったところでしょうか。
ただでさえ暑いのに、コロナのせいでマスクまでせねばならぬとは
もはや拷問的でしたね(^^;)。

暑いので撮影に行くのも大儀ではありますが、家にいても
一枚も撮影枚数はふえません。わが身を叱咤しつつカルピスの
1.5リッター瓶を小脇にかかえて出発です。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 夏といえばセミでございます。僅か一週間の儚い命を
燃焼させる鳴き声に導かれて、その姿をフィルムにおさめます。
せっかくのマクロレンズですしね。
ツインでなかよく脱皮された抜け殻から。
「夏の日」というアサヒカメラ的タイトルをつけたくなりますね(^^)。
 

 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 セミの一大勢力を誇るクマゼミです。
たくさん居すぎて珍しくもないのですが
すでに彼らの鳴き声はしていない事を思いますと
そこはかとなく憐憫の情が湧きますね。
 

 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 もひとつ超メジャーのアブラゼミです。
私の子供のころはセミといえばアブラゼミでしたが
最近はクマゼミのほうが多くなっているとか。

クマゼミのほうが逃げなくて、つかまえやすい気がするのですが
セミ採りする子供たちが減っているのもクマゼミが増えた
一因でしょうか?


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 F8 AE プロビア100F

 子供と一緒に丹波竜化石工房にまいりました。
最近は国内でも恐竜の化石が発掘されてうらやましい限りです。
私の子供の頃は国内産ではピー助で有名な「フタバスズキリュウ」
ぐらいしかいなかったのですが・・
お役所にしてはなかなかにセンスのある看板竜です(^^)。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 館内にはご本尊の丹波竜をはじめ
恐竜たちの骨格模型が展示されております。
しかし肉食恐竜の歯の鋭いことと大きいことと
いったらないですね。
恐竜時代に生まれなくて良かったです(^^;)。

 
 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 丹波竜マスコットのちーたんです。
俗に言う「ゆるキャラ」ですがちとマイナーです。
もっとじゃんじゃん露出させてクマもんみたいに
なると良いですが・・


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 足をのばしまして、平野にあります
みなとやま水族館にやってまいりました。
廃校になりました湊山小学校の跡にできた
小さな水族館です。

水槽は小さいものをたくさん置いて
ま近でおさかな達を見られるよう工夫されております。
ゆったりと泳ぐ姿にはいやされることうけあいです。
 

 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 開放 AE プロビア100F

 顔に草を載せて超然としているイモリです。
昔はイモリはどこにでもたくさんいて
フナ釣りに行くとよく外道でひっかかってきていましたが
最近はずいぶんと減少気味だとか。
こうしてしみじみ見ますとなかなかかわいいですね。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 F5.6 AE プロビア100F

 夏の間は日が長く、サンセットの時間が遅くて
待ち時間が長いのが玉にキズです。
もっとも、その間にどんなに海風に吹かれようとも
気持ち良く過ごせるのは素晴らしいですが。
これが真冬になりますと30分でも鼻水ズルズルに
なりますからね(^^;)。

かなりの強風なのですが
雲と波の様子から雰囲気がわかりますでしょうか。


 ミノルタXD-S NEW MDマクロ100mmF4 F5.6 AE プロビア100F

 ひっさしぶりにぱしふぃっくびいなすを撮影にいきましたら
なんといつも客船を撮影していた桟橋が立ち入り禁止になっていました(TT)。
もっと船の側面から撮影したかったのですが。
誰かどんくさい人が海に落っこちたのか
アホな輩が港湾作業のジャマをしたのか・・・
ポートターミナルに停泊している船はこの角度がせいいっぱい
なのです。とほほほほ。

今回のMDマクロはF値がF4とずいぶんと暗いのですが
セミの写真を見ていただければわかるとおり
なかなかに立派な描写です。

ミノルタだけあってマクロでも丸めた光の描写でほっこりします。
もちろん無限大でもきちんと撮影できます。
中古でも程度の良いのがたくさんでています。
値段もお手頃価格ですのでおすすめですよ。


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ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW

2022-01-13 23:44:15 | ミノルタ交換レンズでワンダフル
 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW


 冬は寒いに決まっております。が、いくつになっても寒さには弱っちいので
ついついプラスチックカメラを持ち出してしまいます(^^)。
今回は長年の相棒でありますαスイートⅡに24mmの組み合わせです。
24mmはほぼほぼ私のαシステムのメインレンズです。
平々凡々なスペックで特に取り上げられることもないタマですが
その使いやすさと安定感はバツグンです。


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 いつもの冬の明石海峡です。
パースが効いて橋梁が逆ハの字になってしまいました(^^;)。
海のキレイなこと!ドロドロだった昭和の海で泳いでいた者としては
まさに隔世の感があります。
ですがキレイになりすぎて、いかなごも海苔も不漁続きとか。
やりすぎると環境がきれいになっても不毛な海になるという。
難しいものですね。


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F22AE ベルビア50

 久しぶりにまいりました吉川の黒滝です。
まるでアニメのオープニングのような
ハデなゴーストが出ました。

このようなゴーストは写真としては外道なのですが
あんまりちゃんとでているので掲載した次第です。
わざとらしさバツグンのドラマチックさで。
携帯カメラには絶対まねできませんね(^^)。
「アニメゴースト」と名付けて流行らせましょう!


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 広角レンズと青空と言えばベルビア50の独壇場ですね。
ちなみにまったくの天然で無補正です。
青すぎのベルビア個性がさく裂です。
でもこれまたアニメ臭くて楽しいでしょ?


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW 開放AE ベルビア50

 最短撮影距離は25cmで、結構寄れます。
開放ですとボケがミノルタお得意のマルマルボケになって
遊べてしまいます。ミノルタのレンズの
光りの丸め方は広角でも素晴らしいですね。


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 加古川のパン屋さんの看板です。
悲しそうなお顔がシュールでございます。
この手の看板は笑顔の表現が多いのですが
かえってインパクトがありますね。
暗~い雰囲気で、パルナスのCM曲を思いだしましたよ(^^)。


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 加古川河原で行われました「加古川リバーライト」です。
川べりに行燈を設置しましてプロジェクションマッピングをされています。
いろいろと模様が描かれるのですが、長時間露光ゆえ
真っ白になってしまいました(^^)ゞ。


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 開始時間が夕方の6時からで、完璧に日が落ちてからのスタートでした。
個人的にはサンセットの紫みが残っているほうが好みなのですが。
アーティストの方の意向もありますが、真っ暗背景なので
ベルビア50ですと写り込みが少なすぎてちと地味な写真になりました。
無理やりJRの列車を入れてごまかすのでした。


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 すぐ横のニッケパークタウンに展示されておりました
レトロでモダンな広告です。昔の広告はみているだけで楽しいですね。
当時の最先端センスがあふれております。
昔の水着が今の競泳用みたいな雰囲気だったのでしょうか?


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 クリスマス前ということもありイルミネーションもあちこちにあります。
こちらもツリーのまわりに人がいらっしゃったのですが
露光される前に消えてしまっておりますね。


 ミノルタαスイートⅡ AF24mmF2.8 NEW F5.6AE ベルビア50

 αで撮影する際にはカンタンに撮影できますので
ついつい今回のコンビで撮影に出てしまう回数が多いのです。
携帯カメラになれた若い方にもちょい広角の24mmが
違和感なく使っていただけると思われます(^^)。
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ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D)

2021-02-24 23:20:05 | ミノルタ交換レンズでワンダフル
 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D)


 暖かくなったり、寒くなったり漸く「三寒四温」モードに
なってまいりました。もうすぐ春ですね。
花が咲き出すにはちと早いのですが、マクロレンズを持ち出しました。
ミノルタαシリーズでも名玉の誉も高い100mmF2.8です。

αシリーズ初期からラインアップされておりまして
マイナーチェンジしながらソニーに引き継がれている現行商品でもあります。
果たして撮影できるようなお花が咲いているかは疑問ですが
とりあえず出発であります(^^;)。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) プログラムAE ベルビア50

 マクロレンズですが、もちろん通常の100mmとしても使えます。
というか、昔あった普通の100mmF2レンズがとうに製造中止になってますから
現行100mmの単焦点レンズはこのマクロしかないわけですが(^^)。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) F8 AE ベルビア50

 無限大もばっちりですから何ら不足はありません。
欠点といえば値段が張ることと、図体が大きいことですが
ここはバッテリーグリップをつけてバランスをとります。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) 開放 AE ベルビア50

 100mmマクロ域で開放で撮影すれば背景はごらんのとおり
ボケしかなくなります。背景はバスの車体なんですが
まったくわかりませんね(^^)。

限定版ぽい缶コーヒーです。「北海道」というだけで
おいしそうに見えます。実際おいしいんですけれど。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) 開放 AE ベルビア50

 いつもお参りする舞子神社で狛犬気取りの白猫です。
ふくよかで貫禄がありますね。
しっかり目線もくれてよかよかです。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) 開放 AE ベルビア50

 コンビでよく近場にいる黒猫さんです。
こういう撮影でも100mmだとディスタンスが取れて
楽に撮影できます。ミノルタらしい柔らかい質感の描写が
ぐうであります。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) 開放 AE ベルビア50

 黒猫を撮影して戻ってきても
まだ待ってくれてましたのでもう一枚撮影です。
マクロレンズは背景のボケがガサつくものも多いのですが
ミノルタらしい柔らかいボケで好感が持てます。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) F5.6 AE ベルビア50

 時間もちょうど良くなりましたので
いつもの明石海峡夕陽です。先のトプコールと違い
逆光でもビクともしません。
レンズ枚数は8群8枚でこのあたりの単焦点では少しく多いかな?
といったところですが、ゴーストも出ず素晴らしいですね。

 
 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) F5.6 AE ベルビア50

 子午線ジャーがディスタンスを啓発する
明石の喫煙所です。最近の風潮としまして
もはや撤去されるのも時間の問題かもですので
撮影しておくことにしました(^^)。


 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) F5.6 AE ベルビア50

 最近明石城の周りに生えまくっていた木々を
剪定して石垣がきれいに見えるように整備されています。
有りものを磨いて再生するという明石市の行動には
多いに賛同です。古カメラで遊んでいる私にも
通じるトコロがある・・・かしら(^^)ゞ。
 

 ミノルタα7 AFマクロ100mmF2.8(D) F8 AE ベルビア50

 気がつけばマクロレンズの作例ですのに
接写をぜんぜんしておりませんでした。ので
頑張ってらしくなりそうな写真をねらってみました。
ヒカリものをフラッシュ撮影なんてアホウではありますが
クロスの重厚感が表現できた・・・と思いこみましょう(^^)。

初代が発売されてからすでに30年になんなんとする
ロングセラーレンズでありますが、全く安定した描写です。
新品はもちろん中古の玉も豊富で値段もこなれています。
αマウントユーザーはぜひとも一本手元においてくださいね。

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ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6

2018-08-06 20:58:56 | ミノルタ交換レンズでワンダフル

 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6


 私はジャンク品漁りを身上としております。ので、ついついジャンク品として出品されているだけで
「一番欲しいと思っていたもの」でなくても二番手・三番手・・・・から五番手くらいまでは
ついついポチっとしてしまいます(^^;)。

そして今回は三番手くらいだったMC APOテレロッコール400mmF5.6です。
一番は最新型の、NEW MDのバージョンだったのですが。もっとも最初期のMCのタイプから
MD→NEW MDとマイナーチェンジはされておりますが、レンズ構成に変化はないようです。

MCのタイプは1976年(昭和51年)発売だそうです。蛍石レンズといえばキヤノンが有名ですが
ミノルタもそんな昔からフローライトのレンズをラインアップしていたんですね。

キヤノンと比較しましてもAPOの字が赤いだけでぐぐっと控えめです。
ユーザーとしましてはもっと自己主張していただいたほうが満足感が
大きいと思うのですが(^^)。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 望遠レンズで夏の撮影といえば小野の平池公園で得意のハスの花でございます。
開放F値は5.6ですからオールタイムに開放撮影です。
開放からキレッキレの描写ですね。さすがは蛍石レンズでございます。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 ハート型の葉っぱにペアで咲くラブラブな感じのハスです(*^^*)。
これがインスタグラムなら「いいね!」がたくさんつくかしら。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 何しろ400mmという超望遠レンズですから、最短撮影距離は5mもあるのです。
やむなくほっとんど最短撮影距離での撮影です。普通マクロレンズ以外は最短撮影距離ですと
描写性能が落ちるのですが、ビクともしない余裕のパフォーマンスですね(^^)。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 今年の夏は本当に猛暑ですね。おかげで蚊も飛ぶパワーがなくて発生が少ないのだとか。
ところが飛ぶ虫が少ないということはトンボさんも少ないわけでして・・
トンボ好きの私としましては痛しかゆしであります(^^;)。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 私が「望遠レンズとくればハスの花」と決めておりますのは特有の圧縮効果で背景の処理が簡単なことも理由です。
背景の白いハスはけっこう距離があるのですがすぐ後ろにあるみたいでしょ?
しかも被写界深度が浅いので、どかんとボケてくれてなかなかにファンタジックになります。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 最近ボディのX-1のAEファインダーの調子がよろしくありません。
仕方がないのですべて1/125のマニュアルで撮影しています。
もう一段速いシャッターで切ったほうがバックが黒く落ちてハスだけが浮立ったかもしれませんね。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 前ボケはこんな感じです。後ボケと比べますとちょっとだけガサついてますかね?


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 ハスの花で「桃の三連星・ジェットストリームアタック」を狙ってみました。
こんな芸当ができるのも400mmならではです(^^)。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 少しく足を延ばしまして西林寺のアジサイでございます。
400mmの圧縮効果でアジサイのジャングルといった雰囲気になりました(^^)ゞ。


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 今回の撮影で一番撮りたかった、古法華自然公園の展望台からの北条鉄道です。
いやはや、この猛暑の中三脚を担いで山登りをした結果・・・脱水症状で吐き気がして
動けなくなりました(^^;)。水分は500mmのペットボトルを持参したのですが全然足りませんでした。
みなさんも熱中症にはくれぐれもご注意くださいね。

撮影時は熱気でかなりガスっぽかったのですがAPOの名に恥じない見事な描写です。
でも400mmだとちょっと短かったかしら?


 ミノルタX-1 MC APOテレロッコール400mmF5.6 1/125 開放 ベルビア50

 全身汗みずくになりながらなんとか下山して、長駅にまいりました。
クラシックな駅舎で旅情感たっぷりなのですが、今度は400mmでは長すぎな感じです。
文字どおり帯に短したすきに長しでございますな。
描写はロッコールらしい丸め感のあるしっとりした写りですばらしいですね。
しかし相変わらず水平がとれておりませんね(^^;)。

この頃のミノルタのレンズは高性能のものばかりです。
しかも他メーカーと比較しましても非常にリーズナブルです。
SR系のボディでしたら機械式シャッターでメンテも容易ですから
SRマウントのレンズ(MC・MD・NEW MD)はオススメですよ。 
 
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MD APOテレロッコール 600mmF6.3

2016-01-08 22:17:59 | ミノルタ交換レンズでワンダフル

 MD APOテレロッコール 600mmF6.3


 機械メーカーには各々その「メーカー色」というものがあります。「らしさ」といいかえても良いかも
しれません。そこより逸脱しますと、「イロモノ」「悲劇の名機」などと言われてしまうわけですが・・・
メーカーからすれば「そんなん勝手に決めんなや!」というところですが。

今回はおよそその「ミノルタらしくない」感の激しいMD APOテレロッコール 600mmF6.3です。
MDレンズの中途で発売され、NEWMDに更新されずに自然消滅した残念なレンズです。
ものすご~く気合いの入った製品なのにパッと咲いてパッ散った感バツグンです。

そこで思いだしたのはスバルアルシオーネというクルマです。実は私は以前「超」・・というより「狂」なスバルファンでした。
どんなクルマかわからない方も多いでしょうからあえて秘蔵の写真を掲載いたします。


 普通の?グレード 4WD TURBO VR


 非常に珍しいFF版のVSです(こちらのほうが車高が低くてカッコよい)

 今見るとなかなかかっこ良いでしょう?ホイールキャップだけはひまわりみたいでファンシーですが。
レオーネベースの2+2クーペでセールスポイントがCd値0.29という空気抵抗値でした。
発売当初からスタイルを某自動車評論大家にボロクソにけなされたり(^^;)。
音速くらい突破しそうなスタイルなのに実はレオーネクーペのほうが速いのでは?と言われたりさんざんだったのですが・・・

現在のスバルからは想像できないかもしれませんが、スバルというブランドだと軽はともかく
登録車においてはダサ・・あわわ、マイナスベクトルだった時代です。
私は不人気の原因は「写真写りの悪さ」にトドメをさすと思っていました。なにしろクルマの写真は普通は
車体にパースがかかると先細りになるのでけっこう長めの望遠レンズで撮られることが多いのです。

ところがこのウェッジの効きまくったアルシオーネのボディは長玉で撮影されると変に細長く見えて
カタログの写真でさえイマイチに見えました。でも素直に35~50mmくらいで撮影すればけっこう
カッコいいんですけど(^^)。まさしく「専門家の隘路」だったと思います。

あとまだまだモータージャーナリストの舶来信仰がすごい時代で、これがイタリアやフランスのメーカーだったなら
絶対褒められていたデザインだと思ってました。残念ながら富士重工は群馬県の会社なのですね~。

ちなみに走行中の動画を見てみたいかたは若き日のトム・ハンクス主演「Big」のラスト近くのシーン
に出演しておりますのでそちらをご覧くださいませ(短いですけど)。


 X-1 MD APOテレロッコール 600mmF6.3 1/250 開放 ベルビア50

「ミノルタなのに」ニコンやキヤノンに対抗するようなアポの赤文字ロゴも誇らしげです。
モノがモノなので最強・最高レンズで、大きさと重さ以外つっこみどろがありません(^^;)。
ピント合わせもF6.3という暗さにもかかわらず、マクロレンズもかくやと思われるキレ度です。

夕焼けの明石海峡を疾走するダイハツ号ですが・・船腹のロゴが太陽をまともに入れた真逆光にもかかわらず
なんの苦もなく描写されております。恐いくらいの高性能ですね。


 X-1 MD APOテレロッコール 600mmF6.3 1/250 開放 ベルビア50

 パドルボードで淡路島を目指す?冒険野郎お二人です。明石海峡ってむちゃくちゃ潮流が速く7ノットぐらい
あるそうですが・・無事にたどりつけたのでしょうか(^^)?


 X-1 MD APOテレロッコール 600mmF6.3 1/250 F8 ベルビア50

 そして望遠レンズといえば絶対撮影せねばならない夕陽を今回は念願の600mmとベルビア50という
最強の組み合わせで撮影です(^^)!

文字どおりの真っ赤な夕陽を撮影できました。まさしくアポテレロッコールとベルビア50の勝利!といったところです。
ぜんぜん見た目と違うやんけ!というところですが・・・写真はイメージですからノープロブレムでありますです(^^;)。

600mmというレンズですから使う場所と被写体を探さねばならないのですが・・
とりあず冬のうちは夕陽になる時間も早いですからなんとかなりますね(^^)ゞ。
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MCテレロッコール QE100mmF3.5

2015-12-19 00:12:12 | ミノルタ交換レンズでワンダフル

 MCテレロッコール QE100mmF3.5


 人間生きているとイヤなこともあります。そういう精神的に不安定なときに中古カメラ屋さんに行くと
非常に危険な状態になります。

何が危険かといいますと、普段抑えている欲望などが精神のタガが緩くなってヤケ酒ならぬ「ヤケカメラ」
などに走ってしまうからです。今回の100mmF3.5もジャンクにしてはずいぶんと
高価だったのですが・・長年捜していたMCバージョンだったのでついつい衝動買いしてしまいました。

まあ、純正のメタルフードも着いていますし、フィルターもサービスしていただいたので
そんなにむちゃなジャンク値ではなかったのですが(^^;)。

残念ながら少しく曇っていたので整備に出しました。幸いガラスの白化ではなかったようで
ピカピカになって戻ってまいりましたので、秋の風景を撮影すべく家人の冷たい視線を背中に受けつつ
出撃であります(^^)。

 XD-S  MCテレロッコール QE100mmF3.5 1/250 開放 ベルビア50

 兵庫県下では有名な加古川・志方のコスモスです。休耕田にどど~んと植えられていまして
地元の方によりますと、今年は天候にも恵まれてなかなかの満開ぶりとか。

昔レンズなので合焦部の浮立ちとボケた部分の落差がはげしくてドラマチックです。
開放でのボケ味は後輩のMD100mmF2.5には及ばないようですが、なかなかのぼけ具合です。


 XD-S  MCテレロッコール QE100mmF3.5 1/250 開放 ベルビア50

 お次は前ぼけの様子をみてみました。いとも簡単に絵画的な雰囲気になりました(^^)。
今回のボディはXD-Sにしたのですけれど・・実は初期のアキュートマットスクリーン装備の
XD-SよりもSR系のスクリーンのほうがボケ味はきれいに見えますので、もし両方お持ちの方は
比較してみてください。SR系はちょっとスクリーンが暗いので200mmとかになるとつらいのですが
85mm~135mmあたりですと、ボケ味に感動すること請け合いです。


 XD-S  MCテレロッコール QE100mmF3.5 1/125 5.6 ベルビア50

 今度は少しく絞ってみました。
今年は紅葉の色づくのが遅く、紅葉というより緑葉になってしまいました(^^;)。
でもかえってグラデーションが感じられて良いのでは?と無理に思い込むことにします。

この逆光の丸めかたはやはりロッコール独特の優しさで、「中望遠ならミノルタ」
という定説どおりですね。


 XD-S  MCテレロッコール QE100mmF3.5 1/60 開放 ベルビア50

 開放でボカしますとバックのイチョウもマルマルになって面白いです。柿の実の立体感も素晴らしいですね。
やはり「ロッコールの中望遠」ということで次回はポートレイトなどに挑戦してみねばですね。
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MDテレロッコール200mmF2.8

2015-03-26 23:51:02 | ミノルタ交換レンズでワンダフル

 MDテレロッコール200mmF2.8


 一眼レフの魅力というのは撮影レンズ=ファインダーというところです。最近は広角レンズのほうが
人気ですが、パースが効きまくった先細りの絵よりも注視した感のある望遠レンズの絵のほうがお気に入りです。
実はいらんものが構図の中に入らず絵作りが楽というのもありますね(^^)。

そこで今回はMDテレロッコール200mmF2.8です。XD-Sの明るいアキュートマットのスクリーンのすばらしさに加え
5群5枚という素晴らしいシンプルなレンズ構成枚数です。ヌケの良い見え味でフォーカシングが楽しくて仕方ありません。
たとえて言えばスロットルレスポンスの良いバイクでアクセルをひねるような感じなのです。 


 ミノルタXD-S  MDテレロッコール200mmF2.8 開放AE プロビア100F

 開放での描写なのですが手前の白い梅もばっちりです。背景のボケた一眼レフらしい写真がごくごく簡単に
量産できてしまいます。ていいうか、絞り込んでパンフォーカスにすることなど不可能な焦点距離では
ありますが(^^;)。こういうボケを表現させると「ロッコールレンズ」の望遠は最強です。


 ミノルタXD-S  MDテレロッコール200mmF2.8 F4 1/250 プロビア100F

 せっかくの200mmなので鉄道写真なども撮影してみます。これがニッコールだったりするとエッジが立ちまくり
でピチピチになるのですが、ロッコール特有の金属の丸め感がステンレスの車体も暖かみのある描写です。
ちょっと「おいしそう」な感じに見えてきますね(^^)。


 ミノルタXD-S  MDテレロッコール200mmF2.8 開放AE プロビア100F

 いつものように開放での描写での近所猫です。絞り開放でのAE撮影なのですが、XD-Sは
1/1000秒までしか高速シャッターがないのでオーバー気味の露出になってしまいました(^^)ゞ。

200mmレンズで露出がオーバーで困る・・などとなんて贅沢な悩みでしょうか。
最近は中古カメラ店でもロッコールのレンズはずいぶん少なくなってきました。が、関西では
やはり地元ということもあって一大勢力な棚を形成しています。

これから夏に向かって光も透明感を増して来ますから、ロッコールの滑らかでとろんとした
描写をますます楽しんで行くことにしましょう。


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ミノルタAF100mmF2

2015-01-25 22:56:26 | ミノルタ交換レンズでワンダフル

ミノルタAF100mmF2


 私が多数持っているカメラのうちでも,珍しく新品で購入したα9です。
当時カメラ屋の店員だった時にミノルタから販促の一環として提案されたもので
「特別価格でご提供いたしますから、α9の良さを実体験していただいて
じゃんじゃんばりばりお売りくださいね!」というわけです。

α9デビュー時にそのファインダーの美しさにほれ込んでいた私は
即座にオーダーしました。ボディの裏面には名前まで彫り込んいただけるという
サービスぶりでした。今から考えると飽きたときに転売されないようにということ
だったのかな(^^;)?


 ミノルタα9 AF100mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50

 100mmフェチの私がずっとあこがれていたαレンズの中でも1,2を争う人気玉100mmF2です。
いつものように巡回していた中古カメラ屋さんに厳かに鎮座されておりました。

「こ、この100mm見せてくださいっ!」
「はいはい。なんかボディにおつけしましょうか?」
「お願いしますっ」

店員さんが出してきてくれたのは最近のソニーデジタルです。
ファインダーごしに見ますと、噂にたがわず見事なボケ味です。
ただ、なんかファインダーに色がついてるような感じですっきりしません。

「すいません~。そこのα9につけてもらって良いですか?」
「はい?こちらはフィルムですけど良いのですか?」
「もちろん!」

そこで中古棚のα9に装着してもらったところ・・・
まさしく眼が踊りだすというような明るさと見事な見え味です。
さっきまでのSONYたんとは文字どおりの月とスッポン感でした。

このレンズを自分のα9に着けられれば・・・そう想像しただけで
エクスタシーを感じてしまい、とうとう購入してしまいました(^^)ゞ。

今年で阪神淡路大震災からはや20年がたちました。復興を願い建造された長田の鉄人28号です。
完成2009年から6年目ということで、塗装もしっとりと落ち着いた感じになりました。

冬の晴天の光のなか、雄々しくポーズをきめてくれています。硬質な鉄の質感表現と
エッジの丸め感が素晴らしいですね。


 ミノルタα9 AF100mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50

 大阪の初もうでの準備に忙しそうな「いくたまさん」です。きゅきゅっとママに遠近感を縮めて
街撮りスナップには最強です。

大阪の人は不思議と何でも「さん」をつけますね。「おかゆさん」とか「おいもさん」とか(^^)。
人情たっぷりの良い雰囲気の生國魂神社です。


 ミノルタα9 AF100mmF2  開放 AE ベルビア50

 開放での描写も素晴らしいです。サンタのコスプレをした羊さんの石の質感と
帽子のふわふわ感に加えて背景の見事にとろけたボケ味が嬉しいですね(^^)。

これだけの素的なレンズでも現役時代には一本も販売したことがないという凄まじい
不人気ぶりでした。135mmF2.8は何本か売れたことがあったのですが・・・。

単焦点レンズは時代を超えて高性能であり続けますので、ぜひとも現役のうちに
安く収集せねば・・・などとまたまた暗黒面にどっぷりつかりそうな今日この頃です(^^;)。



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ロッコールTC 100mmF4

2014-02-01 22:14:16 | ミノルタ交換レンズでワンダフル

 ロッコールTC 100mmF4


 「いちま~い。にま~あい。さあ~んまあ~い」三枚玉=トリプレットレンズは中判カメラやコンパクトカメラでは
珍しくもなんともないのですが一眼レフ用やライカ用はけっこうレアです。
ニッコールの有名な「マウンテンニッコール」やライカの「トリプレットエルマー90mm」などは
製造本数の少なさもあいまってプレミアムレンズになっていますね。
今回はミノルタの三枚玉レンズロッコールTC100mmF4です。

ニッコールやライカと比較すると圧倒的にタマ数もありますし、なにしろ安い!のでまたまたジャンクレンズから
レギュラーメンバーに昇格させてしまいました(^^)ゞ。横から見るとずいぶん細長いのですが
正面からだとなかなかハンサムでしょ?おそらく昭和40年代前半くらいの製品なので「2ドアセダン」とか
「スタンダード」といった昭和のシンプル&エコノミーな匂いがぷんぷんしております。

開放値はF4でけっこう暗めですが、そのぶん細くて軽量で気軽に持ち出すことができます。
実絞りで撮影にはひと手間よぶんにかかるのですが、絞り羽はなんと12枚もありきれいな真円で
絞り込んでもまんまるになります。

ニッコールもライカも「カミソリのようなシャープさ」とか「廉価版ながらまったく手をぬいてない描写」
という評価がもっぱらです。中望遠でカリカリしたシャープ感だされてもなあ・・という感じも
あるのですがそこはロッコールですから、きれいに丸めてくれているのではないでしょうか(^^)?



 ミノルタSR-1s ロッコールTC 100mmF4 1/250 F5.6 ベルビア100 

 望遠レンズですからまずは遠景です。長浜城からみた霊仙山です。
トリプレットの特徴?なのかロッコールなのにかなりシャープですね。
線が細いのは好みなのですがもう少ししっとりしているかと思ったのですが(^^)。


 ミノルタSR-1s ロッコールTC 100mmF4 1/250 開放 ベルビア100 

 開放の描写も見たいなあ・・と被写体を探していたら猫が三匹おしくらまんじゅうしていました。
ピントの合ったところはロッコールらしくないシャープさで猫の毛がぴんぴんしてます。
周辺部はトリプレットらしいぐりぐりボケですね。

予想以上にロッコールというよりニッコール的レンズでしたがキャラクター的に
ばしっと立った感じは、現在のレンズにはない個性ですね。

コシナあたりが現在の技術で再販するとけっこう人気が出るのではないでしょうか?
ガラスも三枚しか使いませんから、売るほうも儲かってうれしい買うほうも安くてうれしい
写真業界も話題になってうれしいということで(^^)。


 
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MCロッコール PF55mmF1.7

2014-01-24 23:16:13 | ミノルタ交換レンズでワンダフル
 
 MCロッコール PF55mmF1.7


 私は神戸生まれということで、六甲山は地元です。その名が冠されたミノルタ「ロッコールレンズ」に
愛着があるのは仕方のないことかもですね(^^)。
実際私が神戸の灘の店に勤めていたころには、阪神タイガース応援歌で有名な「六甲おろし」を
リアルにうけまくり冬場など駅に向かうのが寒くてつらいものでした。

ミノルタという会社はの創業者の田嶋一雄さんが西宮の鳴尾武庫川工場から始められたのが最初だそうです。
「西宮なら六甲山やなくて甲山なのでわ?」というつっこみもいれたくなりますね。
「カブトール 」でもけっこうかっこいいレンズ銘になりそうですがいかがでしょう?

冗談はともかくこの55mmF1.7にほどこされているコーティングは宣伝文句の「緑のロッコール」
そのままに淡い翡翠色で見ているだけでもうれしくなります。
地元スペシャルというべきか、大阪・神戸の中古カメラ屋さんのジャンクコーナーには文字どおり
「ゴロゴロ」といった数でころがっており、選びほうだいです。

素敵なのは「ジャンク品」といいながら「完動美品」レベルのものも多いことです。
おそらくあんまり数があるので中古屋さんもよほどの美品でもないかぎり、ボディとレンズを外して
ジャンク棚にならべてしまうのではないでしょうか。

特にこのSRシリーズの金属ローレットのタイプはガラスが良いのか鏡筒が上等なのか
ヘリコイドもスムーズでレンズもカビカビでないのが多く、当時のミノルタの
「値段はやすいが品質は高い」という理想的なつくりで好感度たかしです(^^)。

先日はフィルムカメラの最初の一台としてα9がおすすめと書きましたがマニュアル露出が苦にならない方
にはミノルタのSRシリーズは実におすすめです。なによりジャンク棚でシステムがそろってしまいますからね。

プリズムがかびていたりするのは避けたほうが良いですが、機械式なのでシャッターが切れればほぼ
使用に耐えます。またMOTカメラサービスさんはじめほとんどの市井の修理屋さんで修理が受けられるのも
安心です。露出計が不動でも最近スマホのアプリなどもありますから気にすることもないでしょう。
私のSR-1sも「元ジャンク」でしたがあんまり使い心地が良いのでオーバーホールしてもらいました。
55mmはジャンクをそのまま使用ですが不都合がないのでした(^^)ゞ。


 ミノルタSR-1s MCロッコール PF55mmF1.7 1/30 F4 ベルビア100F

 かつて北陸線が電化されたときに走っていた電気機関車ED-70です。
昭和32年製だそうでいかにも三丁目の夕陽っぽい鉄の質感が良いですねえ。

ロッコールレンズの魅力として私が一番評価しているのは「ハイライトの丸め感」です。
こういう光のあたった金モノはニッコールみたいにエッジを立てられるとキチキチして
見ているのがしんどくなるのですが、ロッコールは被写体は硬質なものでもなんとなく優しい感じに
してくれるので嬉しくなります(^^)。


  ミノルタSR-1s MCロッコール PF55mmF1.7 1/30 開放 ベルビア100F

 続きましてはヤンマー博物館の「燃える男の赤いトラクター」です。
「緑のロッコール」らしいみごとな開放のふわぼけ感ではないでしょうか。

こちらのヤンマー博物館では現場をリタイヤしたであろう元エンジニアの方が実際の製造現場での苦労話や
開発秘話をたっぷりと聞かせてくれますので、ディーゼル機械に興味のある方にはぜひおすすめですよ。
ミノルタにもそんな博物館があると良いのにですね。

撮影日に持参したレンズで一番短いのがこの55mmという不自由な一日でしたが
一本だけでがんばっての撮影というのもひさしぶりの充実感でした。
でも実際にはジャンクで良いから28mmなど欲しくなったのですが(^^;)。

コメント (2)
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