よかよか写真&カメラ

 撮影できて良かった写真・楽しいカメラ達を記録していきたいと
思います。

プラナー100mmF2

2011-05-04 22:17:34 | ヤシカ交換レンズでワンダフル
 プラナー100mmF2


 私は100mmという焦点距離が大好きです。
自分で二本目に買った交換レンズであることと、なによりそこそこの明るさながら前玉が大きくてかっこいいものが多いですね。
ボディにつけるといかにも「一眼レフです」という美人顔になるので見ていても楽しいのです。

このヤシコンのプラナーはAEタイプでかなり初期のものです。兄貴ぶんの超有名レンズ85mmF1.4とキャラクター的に
かなりかぶってしまっているのでいまいち表舞台に立つことがないようですが「プラナー100mm」というレンズの性能が
凡庸であるはずもありません。

資料によりますとレンズの構成枚数も85mmF1.4と同じですね。タマ数は人気の85mmのほうが圧倒的に
あるのですが最短距離設定が同じ1mなので100mmのほうが大きく撮れますし、なにより大好きな焦点距離なので
使わなくなって放置プレイ・・・という図式にはならずに済みそうです(^^)ゞ。


コンタックス137MA プラナー100mmF2 F5.6AE プロビア100F

 あんまり皆さんこのレンズは使わないであろう鉄道写真を撮ってみました(^^)。
大阪のJR貨物梅田で入れ替えに活躍するDE10ディーゼル機関車です。さすがに開放絞りでふわふわボケを楽しむような
シチュエーションでもないので少し絞ってますが期待どおり自然な遠近感とコントラストを出してくれました。

実際の撮影時にはもっと夕陽のあたっているところと影の部分の差があったような気がするのですが
なぜかきれいにまとまってしまいました。これはやはりツァイス得意の「リアルじゃないけどビュウティフル」
パワー発揮といったところですね~。

100mmクラスの中望遠レンズは残念ながらマクロに統合されてしまったような感がありますが
ボケの楽しさ・ピントの切れのよさ・大口径など一眼レフの楽しさが詰まった焦点距離なので
ぜひとももっと評価されてほしいレンズです。

コメント (2)
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ヤシカML 24mmF2.8

2011-04-15 21:52:55 | ヤシカ交換レンズでワンダフル
 ヤシカML 24mmF2.8

 私は日清のカップヌードルが好きで良く食べます。シーフードやカレーもありますがやはり赤い文字の
スタンダードが一番ですね。子供のころ自動販売機でプラスチックの透明なフォークがついて売られていたときは
まさにあこがれの食べ物でした(^^)。

ところが最近「スープヌードル」という意匠もそっくりなカップめんが販売されています。
カップヌードルよりも2~3割ほど安い実売価格で最初みたときは「どこが出したパチモンや!日清もだまっとったらあかんで」
と思ったら・・なんとスープヌードルも日清製ではありませんか!日清も身内でマーケットの取り合いしなくてもと思いますが
最近の小麦価格の高騰で品質を維持するために値上げせざるをえない本家カップヌードルよりも低価格で
日清のカップめんを提供するのが狙いのようです。

さっそく試食してみるとめんが太目であっさりしています。(実際10gすくないそうです)
あのこだわりの冷凍エビもありません。相対的にカップヌードルよりライトな感覚でカロリーも少なくOLさんなどには
スープヌードルのほうが好意をもたれるかもしれませんね。

で今回はいささかスープヌードル的感覚のヤシカMLレンズ24mmです。同じ会社で同じマウントのほぼ同じスペックに
ディスタゴン25mmがあるのですからヤシカレンズ担当の方はどんな心境だったのでしょう?

ちなみに当時の売価はディスタゴン25mmが76,000円ヤシカ24mmが35,000円です。
参考までにニコンの24mmF2.8は45,000円ミノルタは39,000円です。安いぞヤシカ(^^)!

カメラショーカタログでも同じ見開きで紹介されていて「すぐれたツァイスT*レンズの味を生かしています。
最新の光学理論とこれまで培ってきた技術と経験のすべてを結集した自信作です」とのこと。
う~ん気合い入りまくりですね。

ツァイスほどコストをかけることは許されない・・といって性能が下回るのはヤシカのプライドが許さない!
見よヤシカの底ぢから!近くばよって目にも見よ(@@)!と考えたのではないでしょうか?

さてさてどんな味がするのかな~?


 コンタックス137MA ML24mmF2.8 F8 AE プロビア100F
 
 予想どおりというかコントラスト重視のトーンで絵づくりをするタイプでハデハデでビビッドな色つけの
ツァイスとは明らかに傾向が異なりますね。非常にシャープで空気感もある描写です。
「きれいやけどこんな色やったかなあ」と思ってしまうツァイスよりもよりリアルな色彩であっさりした発色ですが
こちらのほうが好きというかたも多いのではないでしょうか?フィルムや被写体で両方使い分けることができれば理想的ですね。

ヤシカもあえて勝負どころを変えて攻めていたのでしょう。
当時は倍以上だった値段差が中古価格ではヤシカの希少価値がプラスされて値段がほぼ同じになっていたりします。
現役のころは「ヤシカのボディにツァイスのレンズ」というのがストイックなお作法だったようですが
今は「コンタックスのボディにヤシカのレンズ」でも説得力がある組み合わせと思います(^^)。
コメント (2)
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ミロター500mmF8

2010-12-01 21:32:49 | ヤシカ交換レンズでワンダフル
 ミロター500mmF8

 ヤシコンマウントの反射望遠レンズです。走っている船をアップで撮影したくて購入しました。
じっさいここまでお金をだすのなら普通の屈折レンズでもいいタマはたくさんあるのですが
私のようなレンズおたくとしては写りよりも希少価値やおもしろさ・ブランドが重要だったりします。
あ、あと防湿庫に入る大きさかというのも重要なポイントですね(^^)。

発売されたのが1997年ということですからヤシコンレンズとしては非常に新しい部類です。
システム登場時から存在したヤシカML500も候補にしていたのですがやはり古いタマが
多く程度のいい個体もみつからなかったのでがんばってツァイスを購入しました。


コンタックス167MT ミロター500mmF8 AE トレビ100C

 最初は購入動機どおりに明石海峡で船を撮っていたのですがさすがは500mmです。
せまいせまい明石海峡を通る船はちょっと大きくなると画面からはみ出してしまって
一番撮りたい船首波と後ろに続くウェーキがバランスよくおさまりません。
かといって200mmじゃ小さいし・・やっぱり300がいるのかな?
でも防湿庫に入らないし・・(TT)。

めげててもしかたないので船の撮影はとっととあきらめて近所の離宮公園に秋バラを撮影にいくことにしました。
なにしろヤシカの何倍もしたのでそのぶんはモトをとらねば!。
最短撮影距離は3.5mでけっこういい雰囲気の○ボケであそべちゃいます。
500mmというすさまじい望遠ですがなんとなく立体感があるような気がします。
花びらの光りかたなんかはさすがツァイスのパワーです。
あ、花を撮るならマクロにしたらいいのか・・(^^;)。
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