横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

夜勤

2013年06月27日 23時48分44秒 | 仕事

落ち着かない状態が続き、他の入居者さんが怖がってしまったとう~さん。

スタッフも突然くる裏剣に、右に左に身をかわす。

う~~どうしよう~

Drに相談。

“ちょっと薬を使ってみよう”

と~さん、裏剣がなくなったけど、今度は手も足も出なくなっちゃった。

うつらうつら。

“飲ましたくないね。”

“いいよ今晩は”

夕食も食べずにソファーで寝ていたと~さん、20時目が覚めた。

“何か飲む?” “うん”

麦茶に“美味しくないな”

コーヒー牛乳に“美味しい”とニッコリ。

飲み終えたとう~さん、立ち上がろうとするが、

ガク、

足に力が入らない。

何度か挑戦しやっと立ち上がるが、今度は歩くのが・・・

でも、必死に歩こうとしている。

ひとりで歩きたい。

歩行器代わりに食卓椅子の背もたれに両手を置いてもらうと、引きずって進んでいく。

ちょっと落ちついたと~さん。

更衣をし、向き合ってふたりで食べる遅い夕食。

“まずいな” “うん”

今晩はリビングに布団を敷いてみた。

ず~っと布団だっただもんね。

“と~さん、布団敷けたよ、寝よ”

タオルケットをさっと広げ横になると~さん。

隣で横になる私にもタオルケットを掛けてくれる。

いつものとう~さんだ。

握っていた手をそっと離す。

気持ちよさそうに寝ている。

2時、トイレに起きたと~さんは外が見えるドアーの窓越しに“○○子~○○子~”と奥様の名前を呼んでいる。

手を離さないとう~さん、4時までしっかり歩かさせてもらった。

“と~さんもう疲れた、横になろうよ”

と~さんもお疲れの様子。

横になったらすぐに寝息。

6時、目を覚ましソファーに座ったと~さん。

見ると、目をぎゅっと閉じ何かこらえている様子。

時折目頭を拭く仕草も。

そんなと~さんに私も涙。

“家に帰りたい”

自宅で頑張った奥様。

と~さん、私たちが家族だよ。

裏剣に身をかわす技も上達してきたから、時々は使っていいよ。

出来ればちょっとお手柔らかにね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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