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華鬘草(ケマンソウ)
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ケシ科の多年草
中国原産で江戸時代に渡来したそうです
観賞用として庭に植えられ、花の形が仏殿にかける華鬘に
似ていることからついた名前だそうです
薄紅色のふくらんだ袋状の花が一列に並んで
一歩に傾く姿が鯛を釣り上げたような形から
タイツリソウとも言われます
又葉っぱの形がボタンに似ていることから
ケマンボタンとも呼ばれます
俳句の四月の季語となっています
「ほとこにも九品の別や華鬘草」 清水基吉
「鯛釣り草たのしき影を吊り下げて」 山田みづゑ
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