勉強の質を上げるために、「集中できる環境を作ってあげるのが親の役目」と教育心理学者の海保博之さんは言う。ただし、集中できる環境作りを考えるときは、小学校1~3年生くらいまでの低学年、小学校3年~6年生くらいまでの高学年に分けて考えたほうがいい。
低学年の場合は、興味があれば我を忘れ、好奇心のままに行動するので、自然と物事に集中しやすい。そのため、子どもの関心を引くような目立つものや変化するもの、人気キャラクターが付いた教材などを使い、好きなこと、楽しいことから学びへと進めるような環境整備が必要だ。最近は、そうした点でいろいろと工夫された教材が簡単に入手できる。
高学年になると、知的活動の幅が広がり、想像力も豊かになってくるので、集中するには注意を配分、持続する“セルフコントロール力”が必要になってくる。しかし、セルフコントロール力だけを向上させるのは難しく、知識量が増えるに従って共にパラレルに高まるので、集中力にだけ目をむけてもだめ。子どもは教科学習から知識を得るので、高学年の場合は教科学習をするのに適した環境を整えてやることが、集中力をつけることにもなる。その過程で、目標を設けて管理し、自分で自分の心をコントロールする練習を始めることも効果的だ。
(AD/HDなどのケースにたいしては、より配慮が必要だと思いますが)
学校や家庭から外に出るとそう配慮されたものばかりでもないですね。
高学年の記述は今のわたしにもあてはまる!
おとな(歳だけは)のわたしは無地ノートが好きなので無印も使いますが、バリエーション少ない
ときに開き直りかわゆいのやヒーロー戦隊モノ使ったりしてます。「じゆうちょう」ってやつ。
(それもわたしの発達段階にぴったり?)