心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

●意識(consciousness)

2019-01-21 | 心理学辞典
2人の学生が解説してみると


●意識(consciousness)

精神分析学では、人間の心を意識・前意識・無意識の3つに分ける。自分で現在認識している内容を意識という。つまり、私達が直接的に心の現象として経験していること、これは私の経験だと感じることのできることを総体的に意識という。意識は短期記憶・作動記憶と関係があると思われる。自分で現在認識していないが、努力すれば思い出すことができる内容を前意識という。前意識は長期記憶と関係があると思われる。自分で現在認識しておらず、努力しても思い出せない内容を無意識という。精神分析学では通常の方法では思い出せない無意識下にあるものを、自由連想法などを用いて意識に持ってゆくことで無意識を理解しようとした。行動主義が「意識なき心理学」と呼ばれるのに対して、認知心理学はその反動として、人間の意識や心を研究の対象とすべきであると主張する。行動主義においては意識は主観的なもので、外から観察できないので、心理学の研究対象から除外されている。(YW)

****

意識の辞書的な意味は自分が何をしているか、どういう状況におかれているか、自分ではっきりとわかる状況、とのことです。たとえば、昼飯にカレーを食べている時に、「自分はカレーを食べている」とわかることが意識があるということです。その昔、心理学者のフロイトは意識を意識・前意識・無意識の三つに分けました。意識は簡単に思い出せることで、前意識はなかなか思い出せないが時間が経つと思い出せることで、無意識は自分では思い出せないこと、としました。そしてフロイトは無意識こそが記憶のほとんど占める「氷山の一角」として研究を進めていった。(OK)

  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿