◆リスク・コミュニケーション
(risk communication)
リスクをどのように伝えるかは、通常のコミュニケーションとくらべると、はるかに難しいところがある。たとえば、
・リスク発生確率の見積もりそのものが難しいので、どれくらいの確率になったら伝えるかの判断が難しい。
・リスクだけを強調すれば、誰もがその受け入れを拒否したり、逆に恐怖感をいたずらに高めてしまう。
・リスクをどのようなメディアを介してどのように表現すると効果的かがわからない。
・受け手のリスク認知、リスク行動に個人差が大きい。
・情報公開、説明責任についての最近の厳しい世論とどのように折り合いをつけるか。
こうした困難を克服しながら、最適のリスク・コミュニケーションを考えていくことになる。
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