心の風景 認知的体験

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抗がん剤投与の日

2018-05-16 | 癌闘病記
朝8時、車を運転して病院へ。
8時半、一般受付の前に、投与室にして血液検査。
投与オーケーかどうかの結果が出るまで30分。
過去、一度だけ、不可で、うれしかった。(実は、結果が悪かったのだから、喜べない!!)

オーケーの医師判断が出ると約2時間半の点滴が始まる。
まったく何もできないので、
読書
新聞
TV
そして居眠り。でも30分おきに血圧検査があるので、眠りが中断される。<<検査のやりすぎ1!

終わると、30~60分まって、医師との面談。
体調などの問診をへて、その時々で違うが薬の処方をしてもらう。
今日は、
〇膀胱炎、前立腺肥大防止薬<<ついで処方をしてもらっている。癌とは無関係。数年前、頻尿対策で、泌尿器科にかよっていたときの薬。
〇免疫に作用する薬。はじめてかなー。まずは、3錠。朝夕ごと。
食欲回復。今回はどうか?
〇点鼻薬<<鼻づまりがひどい。だんだんひどくなり、耳がかなり聞こえなくなってきたので。声を出すと頭の中で響く感じ。
しかし、抗がん剤には無関係との医師の見解。まー点鼻薬でもということで処方。しかし、下の問題以上の問題になるかも。

医師の診察が終わったのが、なんと1時半。

会計で10分。いつもはここでも30分は覚悟。

薬局で20分。すでのこの段階で、下痢気味。点滴終了後は、空腹感を覚えていたのだが、すっかり消失。
あれこれ想像で楽しんでいた外食はやめて、家に直行。

パンと家政婦さん料理で無理やりの感じで、おそい昼食。

今晩は、これまでだと、眠れないはず。
アマゾン・プライムの映画、ビデオなどのの助けを借りて過ごすことになる。

合間に水分補給、おやつ、甘さけ

6時からアマゾンで水商売から農家に嫁に行っておこる物語。久しぶりのドラマ.楽しめた。

9時からはいつものニュース9。大谷選手の活躍が楽しみ。
10時から、孤立によるゴミマンションの話題。人ごとではない。
10時半から、足利尊氏の室町幕府成立をめぐる兄弟けんか。このあたりは、自分の興味ある時代ではなかったが、面白そう。

ごはん、つけもの、肉、みそ汁を食す

11時から時折みるWBC経済番組。昼間のニュースショウには、あきあきなので、この番組は新鮮。
いま、この番組視聴中。

なお、今日は、まだ一度もうたた寝をしていない。
まだ薬効切れるまで6時間くらいはある。
さて、何をするか。

そうそう、夕方というより夜、20分散歩をした。
ちょこっと散歩なら、寝間着のままできる。
これはこれから気候もよくなるので、習慣にするかなー

これから週末にかけて、抗がん剤副作用との闘いが始まる。
これが、必ずしも、標準的、定型的ではないような感じがする。

いずれにしても、
がんばります。
がんばるしかないしねー

わかりにくい表現は高コスト負担になる

2018-05-16 | わかりやすい表現
わかりにくい表現は高コスト負担になる
 
 社会保険庁からの年金特別便がわかりにくくて再送、億単位の支出増とのニュース。さもありなんと思う。先日おくられてきた簡易保険満期の通知もそれで何をしてよいのかさっぱりわからないので窓口にいったら、書かれていることとは別の手続きでよいと言う。
さらに、税金の確定申告の説明も、何度も読まないと理解できない指示で満載。ほとんどが毎年同じはずなのに、説明の仕方が異なる。違ったところだけ強調して書いてくれれば余計なところは読まなくとも済むのだが。
 官僚文書は、官僚だけが作るわけではない。これを真似するかのようにして、民間でも似たようなわかりにくい文書が出されている。
 わかりにくい文書は、読み手、ひいては社会に高いコストを負担させることになる。今回の社会保険庁のケースはそのことをはっきりと認識させた点で効用ありである。再送の金銭コストに限らない。わかりやすく書けば、5分で読み終える文書が、わかりにくく書かれていたために倍の時間を費やす、さらには、回りの人に聞く、あげくの果ては、書き手に問い合わせることになる。この時間コストは、いかほどになるか見当もつかない。
 どうしてこうした悪文書が出回るであろうか。
これらの文書の多くは、ちょっとした間違いが大変なことになる文書である。誤りを恐れて、なんでもかんでも書き込んでおこうとすることが、こうしたわかりにくい文書を作り出してしまうのであろう。
筆者は電子機器の取扱説明書をわかりやすくする研究をしてきた。30年前、なんでも知っている技術者が書いたものが、素人ユーザにはちんぷんかんぷんで、クレームがメーカーに押し寄せた事情と似ている。
さらに、文書は形として残る。前例、慣習でもっぱら動いている官庁では、過去の悪文書が参照されてそれが一種のマニュアル(表現文化)になってしまっているのだと思う。
改善の方策は大小とりまぜればたくさんあるが、ここでは、「大」のほうを3点だけ指摘しておきたい。
 第一には、誰に当てた文書なのかをしっかりと意識して文書作りをすること。高齢者相手の文書ならそれなりの作り方があるはず。
2つ目は、読み手に近い周辺の人に事前にチェックしてもらうこと。一人でも2人でもよい。ちょっとみてもらうだけでも独りよがりの表現のまずさが指摘してもらえる。取扱説明書の作成には、こうした役割と果たすテクニカルライターが介在するのが一般的になっている。
3つ目は、やや具体的な方策であるが、メリハリ表現をすること。書いてあることが全部大事ということはない。読み手にとって大事なこととそうでないことがみてわかるようにする。文書の「みえる化」である。今、金融商品の説明が参考になる。

認知不安

2018-05-16 | 心理学辞典
 人は、何が何やらわけがわからない(認知不安の)状態を嫌う。それは感情的な反応であるが、認知的節約という点からも、その状態を引き起こした原因分析に資源を費やし続けなければならないので、好ましくない。そこで、その状態から抜け出るために、状況を自分なりに解釈して納得しようとする。その解釈のために構築されるモデルをメンタルモデルとよぶ。
 メンタルモデル駆動による妥当な(適応的な)解釈を支援するためには、論理や計算に訴える表現よりも、視覚表示やなじみの知識で判断できる情報環境を提供することになる。
指針11 たとえを有効に活用しているか
指針12 what,why,howに関する情報を必要に応じて見    ることができるようにしているか


記憶にありません!.言説は本当?」

2018-05-16 | 認知心理学
過去の真実に近いもの
1番が記録。その中でも、メモが強力。音声録音よりも強力
2番が記憶。しかし、裁判などでの目撃証言のフェイク(編集)もあり、非常にその信ぴょう性危うい。
3番が認知能力。思い出す力の劣化と奇妙な高齢者特有の編集がある。
4番が表現力。ことばや絵での表現は、必ずしも言いたいこと(真実)を素直に表現したものではない。