心の風景 認知的体験

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認知的体験・再掲

2006-09-22 | 心の体験的日記


●認知的体験05/3/22海保

「どこかからか、ぶーんという低周波音が」

その音で目がさめた。ところが何から出ているのかがわからない。しばらくしたらやんだ。しかし、再度、同じ音。気持ちが悪い。徹底して音源を探す。携帯かパソコンだろうと、あれこれやってみるが、止まらない。あとは電源が入っているものを吟味していくと、ラジカセだった。電源がずっと入りっぱなしだった。まさかその警告音ではないとは思うが。

低周波音は定位がしにくく、また、気持ちが悪い。

●認知的体験05/3/22海保

「バックアップが多くてどれが最新かわからなくなる」

多いほど良いと思って、フラッシュ、イージーディスク、コンパクト2つ、画面上、とあれこれバックアップに使っていた。どれが最新なのかわからなくなってしまった。消えてしまうよりいい。

HPにアップするフェッチが不調。うまくいく時と、だめな時とがある。困った! フェッチのバックはあったかなー

●認知的体験05/3/22海保

「そろそろ授業準備」

だいたい構想はかたまっている。講義のほうは、完璧に準備ができているが、演習のほうは、受講生の数にもよるのでまだ、ぼんやりとしかイメージがない。今年は、なんとか学生がしゃべり、自分たちでやれるような工夫をしてみたいのだが、あまりアイディアがない。

●認知的体験05/3/22海保

「引っ越し」

5月1日に守谷に引っ越す。不要品の多いこと多いこと。このリサイクル時代にこんなにはなばなしく捨ててよいのだろうか。

ゴミ問題も次第に窮屈になってきている。 分別が細かくなり、料金もとられるようになってきた。また、ゴミ専門の小うるさい人が活躍する時代になってきた。ごみのために、かなりの時間を割かなくてはならないのがつらい。憂鬱である。

アメリカで30年前に生活していたときは、生ゴミは台所の水はけにそなえつけのディスポーザーで直接、あとは一括して袋に入れて出すだけ。今でもあんな雑なやり型なのだろうか。なつかしいなー。

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仮想ドジ日記(再掲)

2006-09-22 | ヒューマンエラー
●特別コラム 05/3/24 海保
「ドジ男君のドジ日記」
 ドジ男君28歳。独身。大手広告会社のビジネスマン。仕事は、新聞広告掲載の企画と営業。
 たとえば、入試シーズンになれば、予備校の広告を、お歳暮シーズンになれば、30代主婦をねらった商品企画と、矢つぎばやの企画と営業で多忙な毎日。
 仕事もできるるが、ドジも多い。1月間のドジを一日に縮めて紹介してみよう。
「朝出勤前」
 目覚まし時計は、2つ。時間を10分間ずらして鳴るようにセットしてある。しかし、夕べの深酒がたたってか、どうしても起きられない。起きあがれたのは、いつもより20分遅い時間。
 あわてて、ひげ剃り。いつもより急いだために、あごを切ってしまう。こんな時に限って、とあわてて絆創膏で止血。
 スーツを着て、せめて牛乳でも飲んでから、と冷蔵庫を開けたが、牛乳パックは空。
 ついていない、とぶつくさ言いながら、アパートを飛び出る。階段を下りようとして、TVを消し忘れたかも、と思い部屋に戻る。戻って気がついた。今日は急いでいたので、TVはつけなかったのだ。
「出勤」
 駅まで徒歩10分。天気が良いので、気持ちがよい。行き交う人々が、自分をじろじろ見るのに気がつく。駅についてトイレの鏡で顔を見ると、止血した絆創膏が血で真っ赤。こんな時に限って、と悪たれをつきながら、ハンケチで傷口の血をふき取る。
 電車では、幸運にも座ることができた。睡眠不足のため、ついうとうと。ぱっと目をさまし、飛び降りたら、1駅前の駅。幸い、すぐに次の電車が来たので飛び乗った。なんとそれが準急で隣りの駅には止まらない。気がついた時にはすでにドアがしまってしまう。
 会社についたのは、いつもより1時間も遅くなってしまった。
「仕事中;午前中」
 ばつの悪い思いで机についてさて仕事。気合いを入れて、と思ったところに電話。営業先のP社から今回は掲載を見合わせたいとの内容。説得するも、なかなか強固。しかたなく了解。広告掲載リストに×印を入れる。
 今回の掲載候補のリスト15社をあらためてながめた。あと5社はほしい。全体を眺めていて、今X印を付けたのは、P社ではなく、その上のQ社であることに気がつき冷や汗。
 今回はどうも出足が悪い。あらためて企画書を眺めてみるが、特には問題はなさそう。
 空腹を一時的に満たすあめ玉を口にしながら、トイレに。出すものを出す前に、口のあめ玉を先に出してしまった自分に苦笑。
 会議の時間になった。会議室にいく。まだメンバーは半分しか来ていない。前回配布された資料を忘れたことに気がつき、戻る。どのファイルにしまったかわからなくなり、あちこち探し回りやっと見つける。
 5分遅れで会議が始まる。
 いつものごとく、タイプA性格の課長が自説をがなりたてる。思い込みが激しいので、それを覆す論拠をしっかりと言わないといけないので、つい面倒になり、沈黙。
 今回は、結論を持ち越しということで次回日程を決めて散会。
 朝食を抜いたので、やや早めの昼食を、と思い、いきつけのカレー屋へ。「チキン煮込みカレー」を頼む。「お待たせしました。ち”こ”んに”き”みカレーでございます」といわれびっくり(糸井重里「言いまつがい」同事務所より)。
「仕事中;午後」
 「やまもとです」と電話。いつもとちょっと声が違うかなーとは思ったが、R社の山本さんと思い、話しを始めると、どうも話しがかみ合わない。X社の山本さんであることに気がつき、すぐに話しを合わせて事なきをえた。
 3時から新企画のためのブレーンストーミング。普通の会議はあまり好きではないが、これは大好き。議論百出。談論風発。何をいっても批判されないのがよい。また、ほかのメンバーのアイディアで触発されることも多い。メモ用紙がメモで埋め尽くされる。
 1時間半。リーダーがうまくまとめて次回、最終ということで散会。
 ブレーンストーミングで触発されて気になったいたことをインターネットでチェック。続々と関連情報が画面に出てくる。コピー&ペーストに熱中しているうちに、あっという間に時間がたつ。6時からの友人との飲み会の時間にまたまた30分も遅れてしまった。
「アフターファイブ」
 気の置けない仲間との飲み会。空腹ということもあり、かけつけ三杯が腹にしみる。しばし談論していたら、得意先への大事な電話を一本、かけ忘れていたことに気がつく。席をはずして携帯から電話するも、相手はすでに退社。さて、携帯にかけたものかどうか迷ったが、連絡しないよりは、と思い携帯へ。運良く相手が出てくれて連絡遅れを平謝り。
 再度、飲み会。お互いの会社事情が聞けて参考になる。
 最近の店員用語、「おビールをお持ちしまいた」「こちら和風セットになります」「ご注文はよろしかったでしょうか」(北原保雄編「問題な日本語」大修館より)が気になるが、料理もサービスも満点。どうしてもアルコールを飲み過ぎてしまう。
 二時間の飲み会も次回を約束して終了。
「帰宅」
 9時半帰宅。TVをつけ、風呂にお湯を入れて、着替え。喉が渇いた。ジュースが飲みたいが、冷蔵庫は空。コンビニで買い物してくればよかったと思ったが、もはや遅し。水を飲んでがまん。
 今日は、金曜日。九時からの連続ドラマの録画を忘れていたのに気がつく。チャンネルを回す。風呂のお湯が一杯になる10分をタイマーに打ち込み、TVを見る。途中、タイマーがなったので、風呂を止め、ドラマを最後まで見る。
 最近買った防水ラジオを聞きながら、ゆっくり風呂に入る。
 今朝読めなかった新聞をじっくりと読む。踏切事故、プラント火災、高速道路での玉突き事故などなど事故が目立つなーと思いながら読んでいるうちに、眠くなる。
 めざまし時計2個をいつものようにしっかりとセットして万年床に入る。(明日は土曜日で休みなのに!) ドジとは無縁な一日であることを願いながら、眠りに入る。