ひとみの目!

元神戸市会議員・社会保険労務士・行政書士
人見誠のブログです。

民主党政令指定都市政策協議会研修会@仙台

2013-01-17 14:51:47 | 日記
8月30日・31日と民主党政令指定都市政策協議会の研修会がありました。

30日は、仙台市復興事業局の山田局長より仙台の被害状況や復興の現状について説明があったあと、「東日本大震災と議会」というテーマでパネルディスカッションがありました。
災害時に議会もどう動くかあらかじめ想定しておくべき、現在災害時の権限は都道府県にあるが政令指定都市などへの権限移譲が必要といった意見が出されていました。
災害時の対策について、まだまだ検討すべき課題が残っていることを認識させられました。

31日は仙台市内の視察で、まず「折立地区」というところに行きました。
東日本大震災では津波被害だけでなく、多くの宅地で地盤の崩落や地すべりが発生する被害があったとのこと。
折立地区もその一つです。
もともと沢があったところを埋め立てて、宅地造成した地区だそうです。
地震被害は津波だけではありません。
沿岸部でない地域でも、このような宅地被害対策をすべきところは多くあるのではないでしょうか?

その後、がれき等の搬入場の1つの「蒲生搬入場」に行きました。
仙台市では、自己完結型のがれき等の処理を目指して3つの搬入場が整備されています。
場内では「分別」が徹底されており、リサイクルできるものはリサイクルし、リサイクルが困難な可燃物は場内に設置された仮設焼却炉で焼却処理が行われていました。
また、仙台市内だけでなく石巻ブロック(石巻市・東松島市・女川市)のがれき等の受け入れもおこなっているとのこと。
今後、市内のがれき等の処理と並行して処理を進め、平成25年12月末には処理を完了する見込みだそうです。
仙台市のがれき等の処理は比較的進んでいると感じました!

*折立地区の宅地被害の様子



この道はもともとまっすぐだったそうです

*蒲生搬入場

搬入されたがれきの山


分別されています


テレビなどは家電リサイクルのシステムでリサイクルされるそうです


仮設焼却炉

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