三流読書人

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ドングリ小屋住人 

東京大空襲 今の私たち

2008年03月10日 09時51分24秒 | 堪忍袋
今日は、3月10日(1945.3.10)、東京大空襲の日です。ゆえなく焼き殺された10万人の人々に対し、こころより哀悼の意をささげます。

お詫び
先日このブログで、東京湾に架けられている橋アクアラインの建設に4兆円のお金がかけられたと書きましたが、昨日の某紙には1兆4千4百億円、1メートル当たり1億円かかっているという報道がありました。私はバスのガイドさんに4兆円と聞いたように思うのですが、一応お詫びして訂正致します。
不確かな情報を載せてすみませんでした。

それでも税金の無駄も無駄、「大むだ遣い」であることには変わりありません。
道路特定財源の議論の中でふたたび浮かび上がってきた恐るべき際限のない道路造りの計画は、概ね次のようなものです。
東京湾口道路(二本目の東京湾横断道路)、伊勢湾口道路、紀淡連絡道路、豊後伊予連絡道路、関門海峡道路、島原天草長嶋連絡道路の海峡横断道路計画がその中心です。
1998年に橋本内閣が閣議決定した5全総(第5次全国総合開発計画)が出発点です。
5全総のこの計画自体は、アメリカ資本参入を視野に入れたアメリカ政府の要求によって自民党政府が決めた公共投資計画(総額6百30兆円)がもとになっているといわれます。
繰り返しますが、私たちの税金ですよ。

道路特定財源は、車に乗ることに伴う燃料や、車の取得、重量税などに、道路を整備するために必要となる財源確保を名目とした特別に上乗せされた税金です。
打ち出の小槌のようにお金が入ってくるように思っているわけです。それを他の用途にも無駄使いしていますが。

一般庶民は重税、低所得で生活は苦しくなる一方。さらにCO2削減の問題もあり、次第に車離れが進むと思われる中、道ばかりにこんなに税金をつぎ込んでどうする気なのでしょうか。トヨタをはじめとする自動車産業はふくれあがるばかりですが、あまり大企業は税金を払っていません。大企業優遇税制のおかげです。しかし、労働者には還元されていません。
車に乗れない人を作ってるが道は造り続けるというこのパラドックスをどう解決するんですかね。



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