三流読書人

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ドングリ小屋住人 

若者の感性

2005年01月12日 13時47分45秒 | 教育 
 田中恭吉の作品を何点か紹介してきました。
 なぜ田中恭吉かということですが、死に直面しながら製作を続けた彼の若い感性は取り戻しようがないと思うのです。
 老大家になるとダメですよね。
 例えば岡本太郎という人がいました。
 「芸術は爆発だ」などと言ってましたが、晩年の彼のどこが爆発ですか。
 大阪万博の「太陽の塔」、あのおちょぼ口のこじんまりとまとまったモニュメント。
 ガラが大きいだけではないですか。
 岡本太郎に衝撃を受けたのは「傷ましき腕」というごく若い頃の作品です。
 ピカソも個人的には「青の時代」のものがもっとも好きです。せいぜい「ゲルニカ」までです。
 唯一、棟方志功だけは例外かな。
 しかし、日本画家などの熟達した大家の芸とか技術は大変な値打ちだとは思いますが、別の意味でです。
 ど素人のたわごとです。
 田中恭吉好きです。もっとみんなに知ってもらいたいと思っています。

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