三流読書人

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ドングリ小屋住人 

馬鹿が考える恐ろしい犯罪

2005年03月16日 08時41分01秒 | 教育 
頭脳構造の単純な馬鹿ほど、時には並の人間には思いつかない恐ろしい犯罪を犯すということは良くあります。
与党の自民党・公明党が今国会に提出しようとしている憲法改定に向けた「日本国憲法改正投票法案」というものは、その馬鹿どもが考えた最悪の犯罪計画です。
ちょっと辛抱して読んでね。
憲法の改正というのは、憲法第9章、第96条「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする」と定められています。
民主党も日本国憲法の改悪には賛成のようだから、総議員の三分の二以上をしめ、国民に提案するという可能性はある。そうすれば国民投票ということになります。
その国民投票のやり方を決める必要があります。その自民党・公明党案が「日本国憲法改正投票法案」なのです。この中身がひどいのです。
万一、国民投票ということになった場合、当然、賛否両論が国民の間で自由に、活発に論議されなければなりません。それを大幅に規制しようとする意図を持った法案なのです。
国の、最高法規たる日本国憲法を、変える必要がないか、なぜ変えるのかという論議には最大限の表現の自由が保障されることが必要なのは当たり前ではないですか。
この与党の「法案」は、新聞、雑誌、テレビその他報道機関による独自の見解の発表や、世論調査、予測報道、意見広告などに対し、過度に広範な、規制・制限を盛りこんでいるのです。
国民に様々な情報も、他の意見を知って考えるチャンスも与えず、投票だけしなさいという姿勢なのです。国民としてはごく少数の国会議員たちの粗雑な頭で考えたこんな法案は絶対撤回させなければなりません。
選挙権を持っている皆さん。どうしてこんな議員を選ぶのですか。
未来を託しているのだぞ!日本の。


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