三流読書人

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憲法

2006年02月14日 19時30分20秒 | 教育 
久し振りに六法を買いました。『三省堂 新六法 2006』です。今まで十数年前の、同じく三省堂の『デイリー六法』でした。たまに参考に見ていましたが、法律というものが我々の生活を縛っている以上、その根拠となるものはやはり傍にあってもいいのではないか、と大枚1600円をはたいて買いました。
今、知らなければいけないのは憲法のことだと思います。
憲法を変えたいと思っている連中の画策が気になります。
新しく買った『三省堂 新六法』の憲法編に編者の一人水島朝穂氏が、解説を書いています。その最後、次のように締めくくっています。

「そもそも憲法とは、国家権力を制限し、拘束する規範である。憲法99条には、憲法尊重義務の主体として、国民が含まれていない。憲法を破る可能性のある者たちが列挙されている。とうの憲法によって縛られている権力担当者が、自らに対する「規制緩和」を求めて憲法改正を主張するときは、国民は慎重にならざるを得ないだろう。『憲法とはなにか』。その根本に立ち返った、冷静な議論が求められる所以である。」

※ 第九九条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を負ふ」

これで完璧ではないですか。
我々庶民は、憲法を変えたいというものの宣伝に乗ってはいけない。
絶対に乗ってはいけない。



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