「週刊新潮」のニュースによると、1月18日に東京・新宿の歌舞伎町でのロケの際、現場を縄張りにする暴力団の関係者に番組制作費から「みかじめ料」として10万円が支払われた-ということで話題になりました。
みかじめ料というのをご存じでしたか。縄張り内で商売をする人たちの、営業を守ってやるなどとして押しつけ用心棒を買ってで、金を取るというヤクザのしのぎのひとつ。
《 日米政府が昨年10月にまとめた在日米軍再編の中間報告は沖縄の第3海兵遠征司令部などをグアムに移転させ、在沖縄海兵隊7000人を削減する方針を明記、「そのための適切な資金的その他の措置」を日本政府が検討することも盛り込まれた。併し、米側が約76億ドル(約9000億円)という巨額の経費を提示し、日本側が反発。積算根拠や日本側負担の割合・方法をめぐる調整が続いている。
ハワイで21日(日本時間22日)に開かれた事務レベル協議で米側は「家族を含む約1万6000人分の住宅が必要」として宅地造成や電力施設などのインフラ整備を含む住宅関連約76億ドル(うち住宅関連費47億ドル、司令部施設関連約26億ドル)などの積算根拠を提示したほか、日米共同訓練の施設整備費も負担するよう要求。日本側は住宅整備費の負担には前向きな姿勢をとる一方、巨額の米側試算を「言い値」(防衛庁幹部)とみて、日本側負担の減額を迫る方針。 》(以上は『毎日新聞』2月24日付、記事の一部)
なのだそうである。私たちの税金ですよ!!
これも間違いなくみかじめ料ですね。
思いやり予算と言ってますが、「思いやり」というような行為は「出せ」と要求されてするようなものだろうか。
9000億円という巨額を脅迫恐喝強奪されてたまるか。新宿の暴力団10万円。あまりに天文学的な数字になってくると、かえって本質が見えなくなってくるのですね。