ひろきち劇場NEO

ソフトウェア開発から写真、旅行、ダイビングまで寄せ鍋風にお届けするブログ。ええダシが出てる・・・かな

ふたたび一票の格差について

2009年09月06日 | ◆日記とか
一票の格差問題について、なぜか気になってしょうがないのでもう少し調べてみた。(たぶんブログ記事に書いてしまったので、よく分からない状態で放置するのが気持ち悪いんだと思います)

一票の格差は一票の重みの不平等ともいわれているそうで、この格差あるいは不平等が「法の下の平等」に反しているといわれているのだそうです。この「法の下の平等」というのが例の憲法第14条でに規定されているわけです。ここでちょっと混乱したのですが、

「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」

の「人種、信条、性別、社会的身分又は門地により」というのは限定列挙ではなく例示的列挙なのだそうです。つまり、書かれていなくても地理的条件によって不平等が生まれるのは憲法違反と考えられるわけです。

また、書かれている内容だけ見るとピンと来ないのですが、この憲法第14条というのは平等則とも呼ばれ、「国民1人1人が国家との法的権利・義務の関係において等しく扱われなければならないという憲法上の原則」を規定しているということです。なので原則的には少しでも格差が生ずればそれを是正しない限り憲法の平等則に抵触するわけです。

とは言っても格差を全く無くすことは無理なので、「合理的な範囲を超えた格差が生じた場合に」「合理的な期間内に是正されなければならない」ということになっている。で、この「合理的な範囲」についてこれまで衆院選では3倍以上、参院選では6倍以上の格差が生じた場合に「違憲」とする判決がこれまでに出されている。

と、ようやくこの問題の背景が理解できました。そこで改めて今回の国民審査で話題になった裁判官とその判決について考えます。朝日新聞の広告に「一票の格差を合憲とした裁判官2名を罷免しよう」と問題にされている裁判はおそらく2007年の裁判のことで、2.71倍の格差を合憲と判断した裁判官に対する罷免要求です。判例を見ると衆院選では3倍以上で違憲なので今回の2.71倍を合憲とするのは判例がある程度拘束力を持つ以上それほどおかしな判決ではないように思う。また、衆議院は選挙区画定審議会を設置し格差が2倍以上にならないことを目標にしているが、達成されていないことを考慮すると3倍以上で違憲とするのが合理的だとも思う。

しかし、諸外国の格差を見ると2倍以下に抑えている例がたくさんあり、日本でこれが達成できないのは合理的な範囲を超えているからではなく、単なる努力不足とも取れる。憲法の主旨から考えると、達成できるかできないかは別として、たとえば1.4倍(アメリカ同等)より格差が大きくなれば「違憲」として是正措置をとるのが正しいのではないでしょうか。イタリアのようなアバウトな国でも1.22倍程度なのでやればできないことはないはず(アバウトだから是正しやすいということもあるのかもしれませんが)。

2.71倍を合憲とした裁判官が憲法の番人として不適切かどうかはちょっとどちらとも言い切れないのですが、やっぱり2倍以上も格差があると憲法の主旨に沿っているとは言いがたいと思うし、速やかに是正されるべきだと思います。

しかし、あの朝日新聞の広告ももうちょっとちゃんと書かないとだめですよね。


「一票の格差」に対する判決と国民審査

2009年09月05日 | ◆日記とか
民主党圧勝でしたね。予想通りですが。
民主党のマニフェストを改めて読み直してみていろいろ思うところはあるのですが、今日はそれはおいといて国民審査の話。

選挙の前の日に実家で飯を食ってる時にオヤジが「これを見ろ」と新聞を持って来た。そこには国民審査で最高裁判官に×をつけようという広告が載っていました。新聞を取っていないひろきちは何のことやらとその広告をさっと読んでみると、どうやら地域によって一票の重みが違う、いわゆる「一票の格差」をめぐる裁判で「合憲」という判決を下した最高裁判官に×をつけようものでした。

一票の格差を合憲とする、という判決を下すような裁判官は下ろせというのだ。

ふむ。

つまり、一票の重みが地域によって違うのは憲法違反だ、それを「違反してない」なんてとんでもないことを言う裁判官を放っておいてはいけません、×をつけてクビにしましょう、ということか。

で、票の格差が憲法のどの部分に抵触しているのかとその理由を探してみるが、それらしい説明は見当たらない。見たことのないおじさんやおばさんの写真と、その人たちのコメントと思われる文章が並び、そしてその下の方にはこの運動を支持していると思われる人たちの名前が掲載されていました。もう酔っぱらっていたのでその辺りはちゃんと読んでないのですが、票の格差はいけないことです、それを放置する悪い裁判官は辞めさせましょうというようなことが書かれているだけだった。

う~む。

これでどうやってこの槍玉に挙がっている裁判官たちが「不適切」だと判断できるというのか。われわれ一般ピープルは憲法について素人であって、司法のことも分からないのが普通でしょ?その人たちにどうやって裁判官が適切かそうでないか判断しろというのか。この程度の情報で無理でしょ。

でもね、投票の結果、この二人の裁判官に対する罷免要求票数が他の裁判官と比べて高くなっているのですよ。

分かってる人たちによる投票の結果だったらいいんですけど、憲法のことも司法のこともよく知らない人たちが新聞の広告に乗せられて、「格差を容認するなんて悪い奴だ」的感情論で×をつけたとしたら怖いなあと。

でですね、改めて票の格差について調べてみたところ、Wikipediaによれば票の格差は「法の下の平等」に反するとして日本各地で訴訟が起こっているそうで、「法の下の平等」は憲法第14条に規定があるのだそうな。

で、憲法第14条というのを読んでみた。


第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。


う~ん、分かりません。

格差があることについての善し悪しは分かりますが、それが「合憲」なのか「違憲」なのかという話になると難しいですよね。微妙な解釈の差なのかもしれないし。それを「良いことか、悪いことか」で括ったらだめじゃないすか?





結婚式 in 台湾

2009年09月02日 | ◆日記とか
昨日、久しぶりの人からがメールありました。前の職場の後輩で台湾出身のSくん。転職して別の会社で働いてるんですが、辞めた後も連絡は取ってたのです。

「結婚することになりました。台湾で披露宴するんですが、よかったら旅行がてら出席してもらえませんか?」

というような内容。

当然行きます。

夜、携帯に電話があっていろいろ聞きました。相手は日本語もできない台湾の女の子であること、彼女は日本をとても気に入っていること、前の会社(つまりひろきちが働いている会社)の同期や今の会社の同僚なども出席してくれること、台湾式の結婚式は自分もよく分からないこと(彼は中学・高校は日本、大学・大学院はアメリカなので台湾人といっても分からないことがたくさんある)などいろいろ話してくれました。

その中で、結婚式当日にお嫁さんを家まで迎えに行く儀式について話してくれて、

「その時も友達とかたくさん来てくれるといいんです」

と言うので、

「おう、行って差し支えなければ何でも行くぞ」

と言うと、

「マジスか!いいっすね~ひろきちさん、いい!遠慮しないところがいいっす!!」

と褒められ(?)ました。

その披露宴の日は仕事的にはかなり厳しく休日返上で働いているはずなのですが、こんな機会めったにないので絶対に出席します。ご家族でぜひ、と言われたのですが旅費がバカにならず「おれ一人で行こっかなあ」と言ってみたのですが、ヨメさんもとっても行きたそうなので連れて行こうと思います。娘は・・・どうしようかな。まだ一人でよその家に泊まったことがないので、ちょっと練習してみるか(置いていく気満々)。

台湾での結婚式について知ってる人、情報お願いします。


ケチャップ

2009年08月29日 | ◆日記とか
さっき整骨院の帰りに近くのスーパーへ昼のおかずを買いにいきました。お惣菜コーナーでマーボナスを手に取り、ふと見るとオバチャンがフランクフルト・ソーセージを買っている。ひろきちもつられてソーセージを手に取ると、オバチャンが「ご自由にお取りください」のマスタードをほじくり返している。何やってんのかな?と見ていると、オバチャンはひろきちに向かって、

「ケチャップがない」

と言った。ああ、ケチャップを探してたのね。

「あ、ほんと、ないねえ」

と答えると、

「言わな。こないだも言うてん。」

家にケチャップくらいないのか?と思いつつ、ひろきちはレジへ。ちょうどお金を払っている時に後ろから、

「ケチャップが無い」

という声が聞こえたので振り返ると、さっきのオバチャンが店員の女の人に話しかけている。そして、くるっとひろきちの方を向いて、

「あの人にもあげて」

と言っている。いや、いらん。家にあるから。面倒だからさっさと行こう、と出口へ向かっている時に後ろから、

「すみませ~ん」

と声がする。振り返ると店の女の人が手にケチャップの小袋を持って走って来て、

「はい、ケチャップ」

さすがに苦笑しましたわ。一応さっきのオバチャンに目礼してスーパーを後にしました。

いやあ、大阪やわ。




おめざめですか?

2009年08月27日 | ◆日記とか
昨日の朝、駅の近くでカンバンを持ったおばさんとA4サイズくらいの冊子を配っているおばさんがいた。その横を通り過ぎるとき、「おはようございまぁす」と差し出されたその冊子を横目で見ると、表紙には大きく

目覚めよ!

と書いてあった。

おう、おまえらもいいかげん目を覚ませよ。

とは言わなかったが、もうちょっと機嫌が良ければ言っていたところだ。

まあそんなことは置いといて、先日から読んでいるフラット化する世界ですがね、これこそホント目が覚めますよ。休み気分が吹っ飛んで一気に緊張状態になります。ウィキノミクスを読んでる時に感じた緊張と同じですね。えらい時代になってもうたと。どうしようかなと。いや、そういう本だと分かってて読んでるんですがね、世界で起こっていることをエビデンス付きでこれでもかと見せつけられると緊張せざるを得ません。まだ小さい娘がこれから生きて行けるように、親がちゃんとしてやらないかんなと。まじで焦っちゃいます。

しかし今回の選挙公報とか見てるとあまりの緊張感の無さに脱力しますね。「労働者全員を正社員に」とか「最低賃金アップ」とか「減税」とかね。いや、安心して暮らせることは大切ですしそのためにいろいろがんばってもらわんといかんのですけど、そんなことやっててもダメでしょう。最低賃金をあげて、雇ったら全員正社員にしないといけなくなると従業員の数を減らさないといけなくなるって分からないんでしょうかね。仕事が全部海外の安い国へ移っちゃいますよ。分かってるのか分かってないのか、ひろきちには人気投票化した選挙で勝つために、国民にウケそうな甘い言葉を並べているだけにしか見えませんわ。バカにしちゃって、誠意のない奴らだな。でも結局はわれわれが賢くならんといけないんでしょうな。政治家は国民を映す鏡ですから。

グローバル化が進んだ今の世界で豊かに暮らして行こうと思ったら、高度な職業能力が必要なんですよ。だれでもできることは賃金の安い海外へ全部移ってしまいます。自由経済ってそういうことです。さもなくば全員共倒れです。今はロボット技術も発達して来たのでなおさらです。このまま放っておいたら日本国内の雇用がどんどん減っていくだけです。そうならないために国がやるべきことは、労働者のスキルが陳腐化した時に再教育を受けられる制度と教育を受けている間の生活を保障することです。変化の早い今の時代では数年でスキルが陳腐化することなんて珍しくも何ともないわけで、常にリニューアルしていかないと生き残ることはできないのですよ。だから再教育、再雇用、再チャレンジできる仕組みを作っていかないといけないのです。そうやって外国との競争力を上げていかないといけないのです。

分かってるでしょ、本当は。北欧モデルとか研究してるんでしょ。甘い言葉でごまかすのはやめましょうよ。




うれしはずかし

2009年08月25日 | ◆日記とか
いつも「ひろきち劇場NEO」に遊びに来て下さっているみなさん、ありがとうございます。
たくさんの方に見ていただけるのは嬉しい反面、もっと面白いこと書かないといけないと身の引き締まる思いであります。

余談ですが、「~であります」というのは長州弁で、明治維新後に軍隊での言葉遣いに長州ことばが採用されて以来広く使われるようになったのだそうです。あ、またつまらないことを書いてしまった。

いやホントにね、リアルのお友達の数よりもずっとたくさんの方々が毎日見に来て下さっているので、ついgooのアクセス解析でいろいろ調べてみたんですよ。いったいどんな人が見に来てくれてるのかなと。すると検索によるアクセス数があまり多くないので、ブックマークが大半なんだろうということが分かったのですが、数少ない検索エンジンからのアクセスに面白いものを発見しました。それは、

「サンフランシスコ ストリップ」

Googleで上記の検索をかけるとTOPページにいるではありませんか!まるで「サンフランシスコの夜はひろきちに聞け!」みたいな状態になっているのですよ。これって何気にすごいなあ、と思いつつ、実際本気で検索した人はこの記事を読んで「なんだこりゃ」とさぞガックリ来ただろうなあ、と。

ともあれ、Web上では「サンフランシスコの夜はこの人に聞けTOP10」にランクインしているようなのでちょっと出世した気分であります。




ギックリいってます

2009年08月18日 | ◆日記とか
実は、夏休み最終日の墓参りの朝に軽くギックリいっちゃってるんですよね。

チャイルドシートを設置中に娘が車に乗り込もうと突進してくるので、それをかわしつつ変な態勢で作業しとったところピキッと。はじめは大したことないかなと思っとったんですが、時間が経つにつれて痛みが増して来ました。氷でガンガン冷やして、湿布も貼ってとそれなりに応急処置をしたのですがよくならず、夏休み明け初日から整骨院へ。

無理するなと言われたので昨日は早く帰ろうと思ってたのですが、あれやこれやしていたら退社が21時を過ぎてしまい腰はもう限界。帰宅後また氷でガンガン冷やして寝たのですが、今朝起きたら前日より悪化しとるし。

で、また朝から整骨院。やっぱ整骨院ってすごいね。かな~り楽になる。でも電車で座って行ったらまた傷みが!なので今日は一日立って仕事することにしました。

立った状態でパソコンするには机が低すぎるので、高さ15㎝ほどの台を机の上に置いてその上にノートPCを置く。するとちょうどヘソ下のあたりでタイプできる感じになる。しかしモニターを見るためにかなりうつむかないといけないので、これが腰に負担になる。なので37型の液晶TVを右側にモニター代わりとして置く。USBマウスもつないで、タワーPCの天板で操作することでかなり無理のない作業環境を構築できました。キーボードに向かうひろきちの姿はコムロを思わずにはいられなかったはずです。美容外科ではなく、アーティストの方ね。

一日中立って作業するのはなかなか疲れるのですが、腰への負担はずいぶん減った感じがします。おかげで足は疲れましたが腰はだいぶ回復したようです。明日も整骨院ヘ寄ってから出社する予定ですが、会社ではコムロスタイルでいこうと思います。

とここまで書いて、コムロがキーボードを弾く姿ってかなり過去のイメージだということに気付いた。スキマスイッチにすればよかった。



せっかくのお客が、もったいないでっせ

2009年08月17日 | ◆日記とか
ひろきちは京阪枚方市駅で降りて徒歩で帰るのですが、いつも駅近くの「大阪王将」の前を通るのですよ。で、今日も何気な~く大阪王将の前を通り過ぎると、

「餃子売り切れました 申し訳ありません」

という手書きの張り紙が入り口のドアに貼付けてありました。

なんでそんな、お客を追っ払うようなことわざわざ書くんだろ?もったいなくない?

餃子を求めて店に入って来てくれたお客さんに申し訳ないからなのか、「餃子の王将のくせに餃子がないとは何事か!」という苦情対策なのか(ちなみにここは「餃子の王将」ではなく、「大阪王将」です。すぐ近くに「餃子の王将」もありますが。)、「大阪王将」もあくまでも「餃子の店」なので他のメニューがあっても餃子が無くなったら「売り切れ」であることを表明するべきと考えているのか、あるいはもっと別の意味なのか分かりませんが、餃子を買いに来てもらったお客さんに別の物を買って帰ってもらうというのもありなんじゃないかと思うのですよ。

例えば、餃子を買いに来てくれたお客さんに、

「餃子は売り切れてしまいました。申し訳ありません。よろしければ他のメニューから10%割引させていただきます。」

とはいかないもんでしょうか?いくらから利益が出るか分からないので10%も割り引いたら損するのかも知れませんが、それなら5%引きでもいいし、それが無理なら10%増量でも何でもいいから店が損しない範囲でお客さんにサービスすることで餃子売り切れをカバーできると思うんですよね。お客さんだって「餃子を買おう」と思って入店したけど、無いなら無いでシュウマイとか春巻きとか他の点心でもいいのかもしれないし、ビールのお供が欲しかったんなら唐揚げでもいいかもしれない。餃子売り切れのお詫び程度のサービスでもつけてくれればひろきちは満足しますがね。その方が客にも店にもいいんじゃないの?

そう言えば、少し前に狂牛病対策のために輸入肉を規制している時に「牛丼屋のくせに牛丼がないとはどういうことだ!」と暴れて逮捕されたオヤジがいましたが、まじにこれ対策なのかも、と今思いました。雇われエンジニアには分からない、いろんな苦労があるのかもしれませんね。

がんばって下さい。ひろきちは大阪王将を応援します。


夏休みも今日で終わり

2009年08月16日 | ◆日記とか
夏休みも今日で終わりですよ。
明日から仕事だというのに、今朝腰をひねってしまい腰痛勃発。ブルーです。

さて、大したことはしてないのですが、この夏休みにしたことなんかを書いておこうかなと。

■丹波篠山へ一泊旅行

これについてはすでに書きましたが、夏らしく心霊体験(ネルフの職員だという説もありますが)もできてよかったです。丹波篠山では毎年8月13日に花火大会があるらしく、今年はそこが取れずに仕方なく別の日に取ったようですが、親父としては来年は絶対花火大会に合わせて泊まりたいらしく、すでに来年の予約(全員分)を入れたそうです。ひろきち家は石垣島に行くつもりなんですがね・・・。

■高校時代の友人と飲み

高校時代の友人(女2人、男3人)で飲み。飲み過ぎて後半はあまり覚えてなかったり。しかしこの連中とも20年とかいうお付き合いになるわけですが、居酒屋のおねえちゃんについて「あの子はかわいいし愛想が合ってよい」とか「さっきの子はかわいいけど愛想がないな」などと寸評したりして、女友達から「あんたらすっかりオッサンやな」と呆れられ、「昔はそんなこと言う子らじゃなかったのに」と悲しまれるのもまたオツなもんです。ちなみにこの女友達はよく保っており、おばさん臭さはまったく出ておりません。すばらしいです。

■嫁の実家へ(2泊3日)

正月以来久々に嫁の実家へ。いつも通り周到に準備されている酒と肴。ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキーがそれぞれ複数種類がっちり並べられます。1日めの晩は和食中心にビール、日本酒、焼酎、スコッチと行きました。2日目の晩は肉が出て来たので、ビールを少しとワインで楽しみました。ひろきちは嫁の実家にも関わらず朝は寝坊して、昼からビールを飲み、空いた時間は本を読むという気まま生活をさせてもらいました。しかも帰る時に飲まなかった酒を全部持たせてくれて。嫁の実家、最高です。

■Pasta de Pasta

嫁の実家滞在中に神戸にんにくやプロデュースのPasta de Pastaへランチヘ行きました。トマトとにんにくとパスタとキャベツとベーコンのパスタのハーフ&ハーフセットをいただきました。美味しかったっす。ドリンクは赤ワインも選べて嬉しかった~。この店のスタッフから妙な統一感を感じるなと思っていたら、女性スタッフの髪の色が全員同じでした。髪型も顔の雰囲気も全然違うのに、髪の色が同じだと統一感を感じるもんなんですね。発見でした。

■電子ピアノ

Pasta de Pastaでのランチの後、ふと楽器店の前を通りかかったので前から気になっていた電子ピアノを触ってみる。電子ピアノはヘッドフォンをつけると消音されるので、夜中でも弾けるのが魅力。6万円程度のものから30万円以上もするものがあり機能もそれぞれ違うのですが、いくら最上位機種でグランドピアノと同じ鍵盤を使っていると言っても本物のピアノとはやっぱ全然違いますね。夜間の練習用としてなら7万円程度ので十分でしょう。

■弟と焼き鳥

うちの弟はプライベートでいろいろと問題を起こす奴で、先日もちょっとしたこと(いやちょっとしたことではないのだが)から親父とバトル。親父と弟が話をしてもまったく話にならんので、ひろきちが間に入ることに。それで近所の焼き鳥屋へ弟と二人で行って来ました。まあ話を聞いただけですがね。この近所の焼き鳥屋はよく嫁さんと行ったのですが、子供ができてから行ってませんでした。相変わらず庶民的で(値段も)よかったです。いやあ、やっぱ焼き鳥はいいね。なぜか支払いがひろきちなのがちょっと引っかかりますが。

■墓参り

車で50分ほどのところにある某寺へ墓参り。掃除は先日両親がやっておいてくれたので参るだけでよく助かりました。墓参り、というか仏事って全般的に不思議です。家族や親戚が集まる機会をくれるという点ではよくできたシステムだとは思うのですが、それ以外に意味ないですよね。

■読書

夏休みなんだし、せっかくならまったり読める本でもと思い、読みかけのアンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ※1をいったん置いて、忘れられた日本人※2を読むことにしました。これがかなり面白かったので、その勢いで日本の歴史をよみなおす※3とうい本を読み始めたのですがこちらは読み終えることができませんでした。これもなかなか面白いです。できれば休み中に読み終えたかったです。


と、ブログを書いている間に夜も更けて、いよいよ夏休み終了です。明日からまたがんばりましょう!


※1 アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ
ギリシャのアンティキテラ島近くの沈没船から発見された2000年前の機械の謎に迫るノンフィクション作品。まだ機械に注目され始めたあたりなので詳しくは分かりませんが、これまでの常識では考えられないような精密な機械が2000年前の沈没船の積み荷から発見されたというお話。

※2 忘れられた日本人
民俗学者の宮本常一さんという方が書かれた本で、日本の特に辺境の地で老人たちから聞いた話などをまとめたものなのですが、これがかなり楽しめました。ほんの100年ほど前の話なのに遠い昔話を聞いているような。日本って、日本人ってつい最近までそうだったのかあ、と新鮮な感動を覚えました。夜ばいが普通だったなんてウソでしょ?って感じです。

※3 日本の歴史をよみなおす
歴史学者の網野善彦さんという方の著作。日本の歴史を原始、古代、中世、近世、近代という時代区分で見るのではなく、文化的あるいは社会的転換期で区分して人と自然と社会という視点で歴史をよみなおしてみようというものです。例えば、貨幣が流通するようになる前と後で商業や金融にどういった変化が見られるか、とか、身分には士農工商以外にどういうものがあって、それが時代のどういう出来事を契機にどう変わって行ったか、とか。知らなかったことがたくさん出て来ます。


明日から和歌山に行ってきます

2009年07月17日 | ◆日記とか
明日から2泊3日で和歌山に行って来ます。
土曜日に有田(郡の方ね、市じゃなくて)の田舎へ行き、日曜日は法事で市内へ。また有田へ戻って月曜日に帰ります。

娘は初めてなので、川遊びやら釣りやらいろいろ新しいものを見せてやろうと思っています。ヨメさんが自治会の仕事の都合で日曜日からの参加になるのですが、土曜日の晩とか大丈夫かな?これもちょっと楽しみです。

ではまた来週!


この2日間は研修でした

2009年07月17日 | ◆日記とか
昨日と今日は研修に行ってました。協調的交渉術についての研修でした。

Collaborative Negotiation Skills Training

ん~タメになった。やっぱ仕事以外にもこういう研修は受けないかんな。と思いますつくづく。

で、PMのためのヒューマンスキルの記事が途中だったのを思い出しました。また書きます。友達からテキストも返してもらったので。

研修って実は別のお楽しみもあるんですよね。それは、

定時に帰れる!

会社の研修所で受けるので、終わったらそのまま帰宅するのが普通です(たまに職場へ帰る人もいるけど・・・)。ああ、こんな生活がずっと続けばいいなあ。と切に願います。

さて。

今日、研修所から帰るとき雨が降ってました。駅まで歩こうと思ってたんですが、仕方なくバスに乗ることに。運悪くちょうど目の前でバスが行ってしまい、次のバスまで15分も待つはめに。しょうがないかあ、とバス停の屋根の下で本を読み始めたとき、目の前にキッと黒い軽自動車が停まりました。ん?と目を上げると、去年ひろきちのプロジェクトのメンバーだったM氏が「乗って行きますか?」と声をかけてくれました。

「おお~乗せて乗せて!」

さっそく車に飛び乗ると、後部座席に人の気配が。若い女性が乗っているではないか。

「ヨメと娘です。」

雨が降っているので、奥さんに車で迎えにきてもらったらしく、さあて帰ろうかと車を走らせた時にひろきちに気付いて、Uターンして戻って来てくれたんだそうです。

いやあ、嬉しかったっすね。わざわざUターンして戻って来てくれたんですよ。ウザイとか面倒くさいと思われてたらスルーされてるところです。帰路と反対方向へわざわざ送ってくれたんですもんね。ほんと、ありがとう、です。

ちなみに、帰りの電車でHowさんに出会いました。なんで帰るのこんなに早いねん!と聞くと、連休前の定時退社日なんだそうです。そういうのちゃんとやってるあたりうらやましいです。Howさんは先週iPhoneに買えたらしくウキウキしてはりました。分かります。ひろきちもずっと欲しかったんです。でもdocomoなんですよね。メアド変わるのが嫌なので2つ持てればそうしたいのですが、そんな経済的余裕はないので指をくわえて見ている次第です。




ひろきちのツボ

2009年07月14日 | ◆日記とか
この前ね、近所のスーパーに行ったんですよ。食料品買いに。

目的のものをゲットして、さあて他に何か買うものはなかったかなあと考えたら、あ、ビールがもうなかったーと気付いてビールコーナーへ行ったんですよ。

そしたらね、ひとりの小柄なおばちゃん、たぶん60歳代かもしかしたら70歳とかいってんのかなあ、がちっちゃいビール(200ml)の6缶パックを手に取ってかごに入れようか、やっぱやめようかと迷ってんの。かごに入れそうになったり、やっぱやめそうになったり、じーっと眺めたり。

なんかかわいくない?

たぶんちょっと飲みたいときがあるんだろうね。でも350mlとかいらないし、200mlを手に取ってみたけど、6缶もいるかなあ、どうしようかなあ、って考えてるんだろうねえ。

ふふ。と思いながら自分はキリンラガーの350mlと500mlの6缶パックをグワシと掴んでレジに向かいましたが、あのおばちゃん、あのあとどうしたかなあ。


ペンションKATSUはやっぱり最高だった

2009年07月11日 | ◆日記とか
同じ職場のS氏がリフレッシュ休暇で石垣島に行き、本日帰還されました。

たまたま帰りの電車で一緒になった時に石垣島に行くという話を聞きました。出発の3週間ほど前でしたがまだ飛行機も宿も手配していないということでした。石垣島を拠点に他の島々のペンションや民宿を泊まり歩く予定だというので石垣島は「ペンションKATSU」を勧めました。与那国島にも行くということだったので、ペンションKATSUのスタッフの親戚が与那国で民宿をやっているという話をするとまとめてお願いしたいというので宿の手配を代行しました。

その後出発までプランの相談に乗ったり、日程表をレビューしたりしました。旅の間も毎日メールをやり取りして状況を知らせてもらっていました。一人旅が寂しくならないように、とおせっかいが過ぎない程度にサポートしながら、ひろきちもS氏の旅を共にしたような気持ちでいました。

しかしKATSUをすすめたものの、気に入ってもらえたかなあと気になりました。自分では絶対おすすめでも、何かの点で合わないことってあるかもしれません。お店や宿ってちょっとしたことで評価が変わったりすると思います。

でもそんな心配は無用でした。かなりあたたかく迎えてもらってようで、話を聞いているとなんかひろきちより仲良くなってんじゃないかと思うくらい打ち解けちゃってました。次回の予定もすでにいくつかあるとか。

さすがペンションKATSU。

ひろきちは石垣島が大好きです。そしてペンションKATSUも大好きです。なのでS氏が石垣島を、KATSUを好きになってくれたのは本当に嬉しいです。KATSUのみなさんのあたたかいおもてなしがS氏の旅を素敵なものにしてくれたのは間違いありません。与那国島でもすばらしいおもてなしがあったようです。

S氏の13日間の旅は概ね順調。事故もなくさきほど無事帰着されたようです。

石垣島のペンションならペンションKATSUへ。
与那国島の民宿なら民宿みねむらへ。

ひろきちは一銭ももらってませんからね。本心でお勧めしてるんですからね。念のため。



ブログ停滞の理由

2009年07月10日 | ◆日記とか
今日Howさんに会った時に「最近ブログ更新無いですね」と言われてしまった。

確かに。

忙しくて更新できないってことはないんですけどね、更新できていません。それにはいろいろ理由があって。。。

[理由1]
実はちょっと飽きた。いや、ブログがじゃなくてアメリカのネタを書くのに。思えばずいぶん昔のことだし。こういうのってやっぱりタイムリーなのがいいよね。昔書いた記事の再編集って最初は面白かったんですがちょっと飽きました。

[理由2]
YouTubeに忙しい。昨日はエヴァンゲリオンを夜中の2時まで見てました。初めて見たんですけどね、見始めるとなかなか面白くて。その前は涼宮ハルヒシリーズを見てました。これすっごいオタクなアニメだと思って敬遠してたんですが、普通に面白い学園ギャグアニメでした。そして意外なことにSFでした。エヴァンゲリオンもハルヒもヨメさんと一緒に楽しく見てます。

[理由3]
書こうと思うネタがない。石垣島のネタは終わっちゃったし、仕事ネタは明るい話がないし、ブログに書くような面白いネタがないのですよね。小ネタはちょこちょこあるんですけど、ふくらますのもちょっと面倒だったりします。

[理由4]
実は創作意欲が満たされてたりもする。うちの会社には技術者専用のSNSがあって、そこに日記を書いてます。あと、時期的にドキュメントを書くことが最近多いです。一日のうちに「書きたい」と思う文字数って決まってるのか、家に帰って来てまた文を書こうという気にあまりならない。


とまあ、自分的には書くことに対してある程度飽和しているのですが、もしリクエストがあればコメントくれれば書きますよ。恋愛や結婚についてとか、就職についてとか、会社生活についてとか、お前が語るな!ってこともちゃんと語りますよ。

ま、そんな訳で、ちゃんと生きてますので。

あ、そう言えばヤフーニュースに載ってたんですけど、福山雅治と亀梨和也が『an・an』で対談してるらしいね。二人の共通点は「もてない」ことなんだって。そんなわけないよなぁ。ひろきちはこの二人好きですけどね。女性はそんなことないのでしょうか?


初のランクイン

2009年06月19日 | ◆日記とか
先日いつもの倍以上のアクセス数がありちょっとびっくりどっきり。
しかもアクセス・ランキングのページに初めて順位が表示されました。

今、gooには約124万のブログがあるそうです。
もちろん全ブログの順位を表示するはずも無く、いつもは

- 位 / 1247508ブログ

みたいになっています。
こりゃあ順位表示されるのはちょっと大変だなあ、と思っていました。それが、

6226 位 / 1246980ブログ

とな。

まあこれでもトップ1%にも入ってないのですがね。
それでもちょっと嬉しかったりしたのですよ。なにげに。

そして、この日以降はまた普通の穏やかな日々が続いております。

何だったんだろうね。