今朝の、NHK、ラジオ深夜便「明日への言葉」で、NPO法人「BRIDGE FOR PEACE(平和への
架け橋)」の代表、神直子さんが、戦争が起こす、残虐行為で、被害者も、加害者も苦しんで
いる事実に接して、加害者と被害者の架け橋になろうと決意され、「ブリッジ・フォー・ピース」
立ち上げた、とのお話に、感動しました。
神さんは、青山学院大学の、雨宮剛名誉教授が、主催していた「スタディツアー」で、2000年に、
フィリピンを訪問し、太平洋戦争中に、日本兵によって、父を、夫を、息子を、兄や弟を、連れ去
られ、虐殺された、フィリピンの女性の皆様が「日本人が何でここに来るのか」と、日本に対する
ウラミの悲痛な叫びに出あい、戦後50年経っても、戦争の傷あとに苦しみ、悲しみ、癒されない
人達がいることに、ショックを受けていらっしゃった。
2003年、新潟県小千谷市の極楽寺住職から、戦時中の残虐行為を悔い、老人ホームで嘆き続けながら
死んだ元兵士の話を聴き、勤務していたNPO法人を辞め、2004年8月、「ブリッジ・フォー・ピース」
を立ち上げ、被害を受け、苦しんでいるフィリピンの方々と、加害者となって、悔い悲しみ、苦しんで
いる元日本兵の架け橋になろうと決意なさったのです。
2005年10月、フィリピンを再訪、元日本兵のビデオメッセージの上映会を、各地で開催されたのです。
その後、中国や朝鮮半島にも活動の幅を広げていらっしゃるとのことです。
戦争を知らない若い世代の人にも、見て貰い、戦争が起こす、「残虐」を知ってもらい、戦争を絶対して
はいけない、ということを、訴え続けていらっしゃいます。
講演先で、「戦争は絶対無くならない」という若者に、「戦争は人間が起こしているのです。戦争が無い
世界という理想を作ることも人間が出来ないハズが無い」と、訴えていらっしゃったのです。
戦争になれば、プーチンの、ネタニヤフの、ように、どんな残虐のことも、まかり通ってしまうのです。
戦争の悲劇を繰り返さないためにも、戦争で起きた加害者、被害者の癒されない、苦しく、悲しい事実
を、世界中の人が知って、バカバカしい、戦争を、政治家に、起こさせないことです。
神直子さん、「ブリッジ・フォー・ピース」に、心からエール送ります。
12月12日「今日は何の日カレンダー」より
▲イタリアのマルコーニが米英間の無線通信に成功(1901)▲孫文が「建国大綱」発表(1923)▲張学良ら
西北軍が蒋介石を監禁。西安事件(1936)▲米国カリフォルニアに初の「モーテル」がオープン(1925)
▲児童福祉法が公布(1947)▲旧軍人による池田隼人首相ら政府要人暗殺計画が発覚し、13人が逮捕される
(三無事件)(1961)▲国鉄、リニアモーターカーが実験センターで時速504Kmを達成(1979) ▲日本の
自動車生産量世界一に(1980)▲イラク・フセイン大統領長男の暗殺未遂(1996)▲北朝鮮、弾道ミサ
イル打ち上げ(2012)▲第21回気候変動枠組条約会議(COP21)がパリ協定を採用(2015)▲大島
理森衆議院議長の在職日数2030日となり歴代1位に(2020)
お孫ちゃん、さすがですね。
戦争のむごさを、正視し、批判されています。戦争を起すのは、最低の政治家です。
大きくなったら、どうか、おバカ政治家を選挙で選ばばないこと、を教えてあげてください。お孫ちゃんたちの時代には、戦争を起こすおバカ政治家がいないこと、祈っています。
過日TVから流れるニュースを小学五年の孫娘とみていました。TVには、ブルーシートの上に裸に近い姿で、点滴の管を付けた赤ちゃんが何人も横たえて泣いていました。ガザの病院の模様でした。
孫娘が「なんであんなかわいそうなことするの?赤ちゃん死んじゃうじゃない」とつぶやきました。なんて答えたらいいのか???悲しかったです。