毎日、プーチンのウクライナ侵略戦争で、廃墟になったアパートや、爆破された電力施設や、橋など、
見るに堪えないような光景が、TⅤ画面に映し出され、人間のバカさ加減に呆れています。
折角築き上げた、日常生活を支える住居、インフラなど破壊され、そして、これ等施設などに、膨大な
お金と、長い年月を掛けて、作り直さなければならないのです。
81年前の今日、12月1日は、日米開戦が御前会議で決まった日。1週間後の12月8日、真珠湾を奇襲。
日米開戦するかどうかで、数日間、宮中で会議が続いていました。
当時の日本は、満州侵略、国際連盟脱退などで、石油など重要物資が輸入できない、経済制裁が国際的な
包囲網で、ガンジガラメの状態だった。
軍部は、ジリジリ国力が衰えて行くよりは、戦争に打って出て打開すべきだ、という主戦論を唱えていた。
開戦決定前の11月29日、元海軍大臣で首相を務めた米内光正は、東條英機首相に意見を求められ、
「ジリ貧を避けようとして、ドカ貧にならないよう、十分にご注意願いたい」と進言。
結局は、「イケイケどんどん」の主戦論が大勢を占め、日米開戦が決まり、空襲・原爆などで、日本の
主要都市は廃墟、数百万の命がなくなった。
日本は完膚なきまでの敗戦で、「ドカ貧」になってしまった。
戦後、米ソ冷戦も、アフガン出兵で疲弊したソ連が崩壊、世界の警察を任じていた米も、朝鮮・ベトナム・
中東・アフガンなど戦争で疲弊。米の後退で中国が台頭。しかし、中国と言えども、武力で、治めようと
とする限り、多額の戦費、多くの命を失うことになり、必ず、崩壊して行くのです。
中国の長い歴史は、その繰り返しだったのです。
ジリ貧を解決するには、武力で、他からもぎ取ろうとし、戦争になって、負けても、勝っても、ドカ貧に
なることを歴史が教えています。
そんなことを繰り返さないようにと、折角できた国際連合。世界の殆どの国、地域が参加しているのです。
話し合いで、ドカ貧にならないよう、平和的解決を目指さなければ、人類は「ドカ貧」の道を歩むことに
なるのです。
世界の政治家は、米内元首相・海相の言葉「ドカ貧」を、肝に銘じ、戦争を絶対にしないように、知力を
尽す必要があるのです。
さいたま市市民の森公園で見かけた、ナスをかたどった椅子です。
12月1日、「今日は何の日カレンダー」より 映画の日、鉄の記念日、世界エイズデー、歳末助け合い
▲医者ギヨタンがギロチンを提唱(1789)▲郵便ハガキの発売開始(1873)▲岩手県釜石で日本初の洋式高炉の
操業を開始(1875)▲シャーロック・ホームズ第1作刊行(1887)▲日本で初めて映画の一般公開(1896)
▲日本最初の労働組合、鉄工組合結成(1897)▲第一回全日本ホッケー選手権大会(1923)▲ロカルノ条約(1925)
▲初の年賀郵便切手発行。1枚1銭5厘(1935) ▲御前会議で日米開戦裁可(1941)▲カイロ宣言(1943)
▲初のお年玉付き年賀はがき発行。2円と2円+1円(寄付金付き)の2種類。賞品は特等高級ミシン、
1等純毛洋服地、2等革のグローブ(1949)▲国立近代美術館開館(1952)▲日本初の有料道路開通。松阪市~
宇治山田市(1953)▲アメリカで黒人人種差別撤廃のため黒人が市営バスボイコット(1955)▲1万円札に
聖徳太子登場(1958) ▲英仏海峡トンネル開通(1990)▲地球温暖化防止京都会議(1997)▲特定非営利活動
促進法(NPО法)施行(1998)▲皇太子夫妻に長女、敬宮(としのみや)愛子さまご誕生(2001) ▲湘南
新宿ライン運行開始(2001)▲地上デジタル全都道府県の一部で放送開始(2006)▲横浜DeNAベイスター
ズ誕生(2011)▲タイ王国プミポン国王死去後ワチラーロンコーン皇太子が国王ラーマ10世となり即位
(2016)▲ホンジュラスで非常事態宣言(2017)▲平成天皇の退位と新天皇の即位の日程決まる。2019.
4.30.退位、5.1.即位(2017)▲BSで4K8Kテレビ放送開始(2018)