
今日、11月13日は、1昨年、兄が亡くなった、祥月命日。
昨年の、今日、11月13日に、故郷長野・松代の菩提寺で、兄弟3人だけで、1周忌の法要を行った。
1昨年8月22日午後、歯医者に行くために、近くのバス停まで歩く途中、転倒し、緊急入院、脳梗塞が
発症し右半身不随・言語障害、1か月後に、副腎ガンが見つかった。
兄は、40年間付き合ってきた糖尿病で、体力が弱っていたので、ハードな検査や治療を断念し、
「運命に従う」と覚悟の程を医者と私に言い、死後の始末について、私に託した「言葉」、
「葬儀不要。弟達にも、親戚・友人・小中高大の同級生・会社仲間などにも知らせる必要ない。
兄弟仲良くな」、だった。
兄の、戒名は、「超然院釈邦俊」。
弟達から、聞き取った菩提寺の和尚さんが、人間関係にとらわれない、マイペースの兄にふさわしい「戒名」。
兄は、孤独を愛したが、決して孤立してはいなかった。旅や、音楽、酒が好きで、煩わしい人間関係より
孤独を好んだ。
今年2月、菅総理は、コロナ以前から、貧困家庭、中高年のヒキコモリ、高齢者の孤独死など、「孤独」は
大きな問題だったので、坂本哲志1億総活躍担当相に、「孤独 ・孤立対策」担当を兼務するよう指示した。
五木寛之さんは、NHKラジオ深夜便10月号で、
「孤独でいることは、年齢を重ねた者の特権、人生を豊かにしてくれるボーナスのようなもの」
「個人差はあるが、歳を取れば、喫茶店でおしゃべりしたり、手紙や電話で連絡を取り合うなどの機会が
いつしか減り、一人の時間が増えるのは自然のこと」
「わずらわしい人間関係をそぎ落し孤独でいることも、年齢を重ねた者の特権のようなもの」
「考え方次第ですが、同じ時代を一緒に駆け抜けてきた仲間が、一人、二人と姿を消して行く寂しさ
はあるけれど、愛読書や好きな音楽などあれば、孤独な時間も悪くない。むしろ贅沢なことと思う」
と、孤独を友として生きることも大切とおっしゃっています。
社会から絶縁状態で亡くなる「孤立死」は悲しいことですが、孤独を愛し、自然体で亡くなる「孤独死」
は、さわやか感があります。「自分もそうありたい」と、兄の祥月命日に合掌。
菊まつりの大宮氷川神社は、コロナ禍で、まだ閑散。






11月13日、「今日は何の日カレンダー」より うるしの日(香川県漆器工業協同組合など)
▲武家諸法度で、大名の妻、江戸居住を決定(1624)▲火あぶり・はりつけの刑廃止(1873)▲フランスで世界初、
▲武家諸法度で、大名の妻、江戸居住を決定(1624)▲火あぶり・はりつけの刑廃止(1873)▲フランスで世界初、
ヘリコプターによる飛行成功。高度1.8m、滞空時間 20秒(1907)▲発見から3年、ツタンカーメンの墓開け
られる(1925)▲ネッシー、最初の写真撮影に成功。最初に見たという記録は565年(1933)
▲日本プロ野球が初めて米大リーグに勝つ(1951)▲全日空機、松山空港で海上に墜落。50人全員死亡。
▲日本プロ野球が初めて米大リーグに勝つ(1951)▲全日空機、松山空港で海上に墜落。50人全員死亡。
国産機事故は戦後初(1966)▲岡田嘉子、亡命先のソ連から34年ぶりに旧ソ連文化省派遣の文化使節として
帰国(1972)▲サトウハチロー没(1973)▲山階鳥類研究所が沖縄本島で発見された新種の鳥にヤンバルクイナと
帰国(1972)▲サトウハチロー没(1973)▲山階鳥類研究所が沖縄本島で発見された新種の鳥にヤンバルクイナと
命名(1981)▲島根医大で初の生体肝移植手術(1989) ▲宮沢りえのヌード写真集発売150万部のベストセラー
に(1991)▲北陸自動車道全線開通(1997)▲アフガン・タリバン政権崩壊(2001)▲イラク、武装解除に
関する国連安保理決議を受諾(2002)▲太陽系外惑星4星発見、写真発表(2008)▲米オバマ大統領来日、
鳩山首相と首脳会談(2009) ▲パリで同時テロ130人死亡(2015)