平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1899 日米安保60年

2020-06-23 10:52:02 | 日記
60年前の今日、1960年6月23日、安倍総理のお爺ちゃん岸信介総理が、日米安保条約に調印。
政府に「日米安保」撤回を求めるデモが、全国的に広がり、徐々に過激になり、熱に浮かされた状態に
なっていた。

高校2年の時だった。
学校側も、生徒会も、全国的な「日米安保反対デモ」に、安易に参加しないよう、「日米安保」について、

政府の考え方、それに反対する考え方を、しっかり理解しよう、と全校集会を開いた。
学校側と生徒会がケンケンガクガク、議論し、ノンポリ(政治無関心)だった私は、大変な事態なのだなあ、
とボーっと生きていた。
岸信介総理は、全国的なデモで混乱させた責任をとって、辞任。
デモは、治まったが「日米安保」はスタートした。

菅官房長官は、昨日の記者会見で、
「日米安保体制は、わが国の、外交と安全保障の基軸であり続け、日米同盟は、今や、わが国だけでなく
インド太平洋地域、さらに国際社会の平和と安定の礎の役割を果たしている」と。えっ?「日米同盟?」
中国・北朝鮮の軍事強化、イージスアショアの停止、トラさんの「防衛費負担」圧力など、日米安保は、
お爺ちゃんのレガシー(政治的遺産)、晋さん、どのように道筋を付けるのか、難しい局面

憲法違反の「集団的自衛権」で、同盟国アメリカと、一緒に戦えることにしたが、「絶対不戦」の憲法9条
がある限り、「集団的自衛権」があるからと言って、アメリカと一緒に戦えないのだ。
今日は、75年前、20万人余の犠牲を出した太平洋戦争の「沖縄戦」が終結した日。
戦争が、如何にバカバカしいことかを確認する日だ。

中国や北朝鮮の脅威を喧伝して、日米安保を強弁するより、国連中心の外交に専念し、日米安保を止める
ことも考える時だ。トラさんも、「カネ出さないなら、米軍を引き上げる」と脅かしている。
「だったら結構です」と、引き揚げさせるチャンスだ。貿易などと絡み、簡単にはいかないでしょうが

安倍晋三総理の「レガシー(政治遺産)」として、後世に燦然と輝き、ノーベル平和賞も夢ではないのだが
ウォーキング中に出会った花。ユリが満開。

6月23日「今日は何の日カレンダー」より
沖縄慰霊の日、オリンピックデー、ふみの日(毎月)
▲タイプライター誕生。最初はクルミ製。ピアノに似ており、キーが二列並びで大文字のみ(1868)
▲北海道屯田兵制度を設ける(1874)▲国際オリンピック委員会(IOC)パリで創立。創始者は
フランスの体育家 クーベルタン男爵(1894)▲夏目漱石教職を辞、朝日に「虞美人草」連載開始(1907)
▲洞爺湖南岸で噴火、昭和新山誕生(1944)▲80日にも及んだ沖縄戦が終結。犠牲者およそ20万人。
この日、第32軍の牛島満司令官、長勇参謀長が自決(1945)▲新安保条約批准書交換(1960)
▲英ポンド、変動相場制に移行(1972)▲東北新幹線、大宮~盛岡間開業(1982)
▲海部首相、首相として初めて沖縄戦没者追悼式に出席(1990) ▲英、国民投票で、EU離脱派勝利(2016)