1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

お礼

2008-11-27 22:10:48 | 雑談の記録
晩秋の候、貴職におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申しあげます。
さて、先日のSH小学校「教育講演会」に際し、ご多用な中に時間を割いていただき、ご来校の上ご講演いただきまして誠にありがとうございました。
おかげさまで児童、保護者、学級担任一同、先生の講演に聞き入ってしまいました。
ご自身の子どものころの夢や職業観、豊富な知識や経験を基に、聴衆者の心をつかみ、子どもが将来を見つめ職業観をもつために多くの示唆を与えてくださったものと感激いたしました。「夢を持つ」「夢に近づくために勉学に励む」「心のこもった挨拶ができるようにする」など基礎的能力を小学校のときから育てていくことの大切さを教職員、保護者が納得できたものと思います。本当に有意義な研修が出来ましたことに感謝申しあげますとともに、ご指導いただいたことを今後の本校教育に十分活かしていくことをお約束して御礼の言葉といたします。
末筆ですが、貴職の益々のご活躍と尚一層のご発展を心から祈念申しあげます。ありがとうございました。


・・・って内容のお礼状が校長先生から届いた。ありがたいことだ。

ネタがないからプチ自慢してるワケだけど、こういうことは早く忘れたほうがいいよね。
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弁当の選び方

2008-11-26 18:34:05 | 雑談の記録
いろんな人と付き合いがあるんだけど、最近になって、これは間違いないと確信を持って言えることがある。

年配者(まぁ60歳以上)で、肉を好んで食べてる人は、同年代の人と比べると、肌の色つやが良く、そしてエロい。


なんか最近、歯と歯の間に食べカスがつまりやすくなってきた気がする。いやいや、気のせいではなく、ホントにつまりやすくなってきたと思う。

これって、歯肉の衰えとうか老化なのだといやいやながら解釈している。

若い頃、中年のオッサンたちが食事の後に口をゆがめて「シーシー」やってる姿を見て、あんな風なことはゼッタイにやんないぞと決心したものだけど、今は食事をしたあとに「シーシー」したくてたまんないことが多い。

んで、そういうときは歯磨きすればいいんだけど、現場なんかじゃ歯磨きなんてできなくて「シーシー」に頼るわけだけど、「シーシー」やってもダメのときが最悪。

だからね、最近はね、コンビニで弁当を選ぶときはね、歯にものがつまんないものを選んでるのね。
どういうことかというとね、肉系を避けてるのね。

つまんない話しだね、悲しいね。
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野球ってイロイロ

2008-11-23 11:58:28 | 雑談の記録
早いもので、リョー坊がKMMリーグに入団して2年が経過した。

過去の記録をみてわかったんだけど、体験後の初回の練習に集まった創部時のリトルリーガーはたったの11人で現在のマイナー選手よりも少なかったんだ。

それがどうだ。当時の6年生は現在中2年生になり、シニア(中1と中2)は総勢40名となる大球団になった。傍目には順風満帆といったところかもしれない。だけど、このバカブログにも記録したくないようなトラブルや問題があったわけで、ボクだって悩んだ時期が無かったわけではないし、またこれからだっていろいろ悩むことだってあると思う。なにせ人間だらけの勝負ごとの世界だから・・・。

たかが子供の野球と言ってしまえばそれだけのことかもしれない。
だけどな・・・、野球ってボクにとってはナニもかもが詰まった想像の宝箱みたいなものなんだよね。
それっていうのは、ボクの中では大袈裟かもしんないけど、地球や宇宙の歴史を想像するのとなんか似てたり繋がってたりするんだ?。

例えば・・・・、

捕る、投げる、打つ、走る。この動作ってボクらの進化の過程で獲得した動作なわけで、なんでそんな動作をボクたちは獲得する必要があったのかって考えるのは楽しいし、その動作が上手になる=野球が上手になることを嬉しいと感じることを考えるのは面白いし、凄く格好いいプレーに感動することを考えるのだって気持ちがいい?。

って、書くと、オマエは考え過ぎなんだバカヤローって言われそうだけど、そんな戯れ言は無視して話しをちょっとだけ進めると・・・、

野球はチームプレー、あるいは組織プレーと言っていいかもしれない。だけど、それは試合だけの話しじゃなくて、チーム運営だってそう。ナニが言いたいかっていうとメチャクチャ人間的であり、言ってみればエゴ衝突の連続活劇の様相。だから、端から見ていても中にいても、その衝突余波を受けるのは必至なんだけど、揺さぶられて水中に沈むか波に乗るかはアナタ次第ってところを感じるのはゾクゾクするし、そんな環境を乗り越えた後の勝利だったりすれば、五臓六腑にしみわたる酒がマズイわけがない。
そういうことを「ただの苦労なのだよ」って言われればそれまでのことなんだけど、その苦労の一つ一つが成長なのだとエゴ丸出しで決めつけて納得させているところが、マタマタ人間的で実にヨロシイ?。

さて、試合(ゲーム)はと言えば、確立論と精神論のシーソーゲーム。いかにも人間的なご都合主義で過去や未来を論じ合うところが、やはりたまらなく人間的で・・・・、

そんな「野球」を通じた人間考察が、宇宙の成り立ちを考察するのと同等レベルのような気がするのはボクだけではないはず。

だから、宇宙飛行士も野球少年も同じ人間に見えてしまう。

なんじゃそりゃ!?。
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演歌、これも縁か。

2008-11-19 20:58:07 | ライブの記録
「西岡はるみ」という超有名な地元の演歌歌手を知っている人は素晴しい人だと思う。

先々週末の日曜日、ある強権的な人物から「西岡はるみ」のコンサートチケットを託された。支払いの済んだ9枚。コンサートに足を運んでくれる人物にのみ配布するように頼まれた。コンサート日時は11月17日(月)曜、開演は6時半。

超有名な地元の演歌歌手のはずだから、チケットはスグに捌けるだろうと思っていたが・・・。
・・・それで、木原稔君の選挙事務所を訪ねた。すると翌日には5枚さばけた。残り4枚。うち2枚は校区の自治連合会長にお願いして捌いてもらった。最後の2枚、ボクとSGAオヤジの分だった。

コンサートには行った。有名な演歌歌手のステージだから感想は記録しない。コンサートでは、マッジクショーや腹話術ショーなんてのがあったけど、感想は記録しない。コンサートは「チャリティ」が冠されていて、収益の一部が2、3の団体に送られるなんていう式典みたいなもんもあって、その団体にKMMリーグも含まれていたから、SGAオヤジはステージ上で大袋3つ分の記念品をもらったりしたけど、それは有り難かった。

・・・・でも、疲れた。
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3試合出場

2008-11-18 18:08:25 | リトルリーガーの記録
金曜日の講演会はお陰様で無事終了。散りばめられた下らないギャグに、特に小4の子供たちが反応してくれて嬉しかったし、話しを聞いてくれた先生や保護者さんも興奮気味に挨拶に来てくれたりして、それなりにヨカッタのかもしれない。

ま、それはさておき、日曜日は我がKMMリトルのグランドでマイナーの練習試合が行われた。近隣の2リーグ、長崎から1リーグが参加して、4リーグによる総当たり戦で6試合を行った。キッチリ1時間の試合で9時から4時過ぎまでかかったけど、ケガ人無く終わったのでヨカッタヨカッタ。

練習試合の前日、ボクは用事があったから練習終了間際になってグランドに行ったんだけど、グランドにリョー坊の姿が見あたらなかく、辺りをキョロキョロしているとODAママが険しい表情でやってきて、「ピー君(リョー坊のこと)、肉離れかもしれないです、今、むこうで休んでます」。

リョー坊は、グランドに面した常設のテント下の椅子に座って練習を見学していた。
後ろから声を掛けると、リョー坊は「やっちゃった」という顔で左太腿の裏側をさすってみせた。

歩行困難ってほどではなかったけど、めずらしく、「痛い」と言った。

家に戻り触診したけど、患部に腫れや熱は無く圧迫に対して痛みが伴っているわけではなかった。
肉離れかどうか疑わしく、ひどい肉離れなら御法度のマッサージを夜になって施術した。

実は以前からマッサージとかに興味があってちょこちょこ勉強もしてて、リョー坊も、ときどきしてやるボクのマッサージを気に入っているのだった。
だけど、ボクはリョー坊に言った。
「明日、痛みがあったら、試合はダメだからな」

翌日の朝、リョー坊は起きるとスグにユニホームに着替えた。
「あ、もう痛くない、痛くない、だいじょーぶだいじょーぶ」
「ほんとかぁ?」
「ホント、ホント」

嘘だった。

駐車場からグランドに向かうリョー坊の足取りは、ビッコを引いており痛みが残っていることは明らかだった。だけど、その目の前を2年生で一番体格の小さいOGT君が走り抜けて行く姿を見て、リョー坊に変化が生じたようだった。OGT君の後ろには自転車に乗って伴走しているOGTパパがおり、ナナナナナント自宅からグランドまで(推定5キロ以上)走ってきていたのだった。

ボクは監督に伝えた。
「全力プレーはたぶんムリです。」
しかし、リョー坊が監督になんと言ったかは知らない。

リョー坊は、2番サードのスタメンで、3試合フル出場を果たした。

だけど、リョー坊の体調をおもんばかってNGTジィジが朝から肉離れ対策のテーピングを、午後にはSKMコーチがマッサージをしてくれた。
リョー坊はSKMコーチのマッサージが凄くヨカッタと言っていた。

試合結果は2勝1敗。
リョー坊の成績は、エラーなし、3割弱といったところ。
まぁまぁだった。
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ノリノリで行こう、ノリノリでね

2008-11-12 09:25:17 | 雑談の記録
ハァ~、実は、あんまり気が乗らない頼まれごとがあるんだよな。

その頼まれごとって、春先のことだったんだけど、子供が通ってる小学校の校長先生からの依頼だったんだ。

校長先生は理科を専門としていたらしい?。よくわかんないんだけど、とにかく、以前からボクの仕事に興味があったみたいで、会うたんびに、今はどんな現場で仕事をしてるんですかって聞いてくるのだった。それでかどうかわかんないけど、春先のある日、なんかの用事で学校に行ったときに、校長先生に唐突に頼まれたのだ。

hiratakuwaさん、仕事ことを子供達に話してくれませんかって。11月頃に機会を設けますのでって。

・・・それで、とうとう11月の中旬になっちゃったってそういうことなんだけど、今週末に、4~6年生や保護者を対象に職業観を育む取り組みの一環として、ボクは「キャリア教育」について講演しなくちゃいけないのだ?。持ち時間は45分だっけ?。


小6次女のホースケは、
「そんなの聞きたくな~い。」
と正直にわめいていた。


・・・・だけどね、ノリノリでやるしかないよね。


・・・・・・・・・ノリノリで、・・・・歌っちゃおうかな。
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おにぎり無数

2008-11-10 11:45:02 | リトルリーガーの記録
昨日、わがKMMリーグでは体験入団が行われた。というか行った。

体験に来てくれた子供はナント54人。
どのくらい入団してもらえるかワカンナイけど、トニカク、朝からの悪天候にもかかわらず、こんなに沢山来場してもらって有り難いことだ。

体験の練習は、ちょっとした式典をやったあと9時過ぎから始まったんだけど、在団生(シニア・リトル)を含めると100人以上となる選手達のランニングは壮観だった。

一応、体験はお昼で終わりなんだけど、体験選手と保護者には豚汁とおにぎりを振る舞ったりして、もちろん在団選手やその保護者たちも食べるわけだから、まぁ、ざっとで200食以上といったところかな。

だからカミさんは、朝からおにぎりを15個作って持ってった。

みなさん、ご苦労さまでした。

ボクもご苦労さまでした。
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目下の悩みは・・・

2008-11-05 17:34:06 | 雑談の記録
長女ユーのトランペットの上達ぶりってのは、以前のユーからすると信じられないようなことだったりするワケだけど、どうも、このことに関してカミさんが触発されているフシがあるようなないような。

実は、カミさん、夏頃から楽器教室に通っているのだ。

うちのカミさんが、熊本ミュージックナントカっていう弦楽グループの追っ掛けをやってるってことは、このバカブログで何度か記録していることと思う。だから、その追っ掛けが高じたのか、長女ユーに触発されたのかよくわかんないんだけど、とにかく、夏頃から楽器教室に通っているのだ。

カミさんは、教室から貸与された楽器で、毎日30分は練習をしている。その楽器って結構ウルサイし、下手だとなお一層酷い音害になるから練習はいつも締め切った部屋でやってもらっている。

だけどその楽器の貸与期限がもうすぐ切れるらしい。

だからカミさんの目下の悩みは、その楽器を買うかどうかってことなんだけど、その楽器の値段ってのはピンキリらしくて、高いものだと家が買えるくらいの値段なのだそうだ。安くても10万円くらい?、なのかどうかわかんないんだけど、トニカク、庶民がぱっと買えそうなシロモノではなさそう。

果たしてカミさんは買うのか買わないのか。

どうでしょうねぇ。

・・・今度のバラマキで買っちゃったりしてね。
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100m走

2008-11-04 22:07:41 | リトルリーガーの記録
17.29秒、残念ながら16秒台を出すことはできなかった。
昨日は、熊本陸上競技協会主催の第2回熊本陸協記録会に行ってきた。
出場したのはボクじゃぁない、もちろん、リョー坊だ。昨年の同じ大会で18.20秒(100m走)だったから約1秒の短縮でそれなりの成長なんだけど、この程度の成長は当然なのだ。

今季、リョー坊は16秒台を目標としていたけどそれは叶わなかった。
言い訳になるけど、土日の野球の練習で疲労が溜まっていることは明らかで、さらに月曜の午前中は雨天練習ってことでパークドームで走りこんだあとのレースで、だからボクは記録よりもむしろ怪我の方が心配だった。

午前中は仕事で現場に行ってたけど、どうにかリョー坊のレースには間に合って、アップをしているリョー坊に声を掛けたけど表情はイマイチだった。

リョー坊は100m小学生の4組目6レーンスタート。6年生から3年生の混成8人よるレースだった。

スタートの反応はまずまず。だけど中盤から伸びることは無くそのまま失速したかたちで最下位ゴール。1位選手は15秒台でひょっとしたら16秒台かなと思ったけど、残念ながら17秒台だった。
思うように足が動かなかったとリョー坊は言っていた。

今回はコンディション作りに失敗したレースで、ボクは非常に反省している。

血祭りの件がなければ、日曜の練習も疲労が残らない程度に早退させ、外泊もさせなかっただろうし、また、月曜の午前中も練習(走りこみ)には参加させなかったと思う。おまけに日曜午後の練習ではショートを守っていてダイビングキャッチしようとしたボールがイレギュラーして頭に当たったっていうアクシデントにも見舞われていたらしい。

そういうワケで陸上短距離の公式記録会は来季までお預けなんだけど、来季は15秒台を狙っていきたい。走るのはリョー坊だけどね。
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血祭り

2008-11-03 23:30:21 | 雑談の記録
学生の頃、大学の近所にあったスッポン料理の店で食事をした晩に、鼻血を出してしまって血の海になった自分の布団を見て「やっぱ、スッゲー効くなぁ、スッポンの生き血は・・・」って感心したことを憶えている。


我がKMMリーグの球団会長の交友幅は各方面に広いみたい。
昨日、グランドに来ていた会長からスッポンを貰うことになっているから一緒について来いと言われ、NGTオヤジの車で会長の友人宅に向かったのだ。
出発前、スッポン料理については会長も詳しく知らないみたいで、調理はどうしたもんかとアレコレオヤジたちと話してたけど、そんなことは貰ってきてからでも遅くはないだろうということになったのだ。

その会長の友人宅というのは江津湖(湧水の湖)近くの低平地にある昔ながらの集落内にあって、屋敷の敷地面積は300坪といったところ。5箇所の井戸からは地下水が自噴しており、その湧水を利用して箇所箇所に瀟洒な石作りの桝池が作られていて池には食用の丸々太った鯉が泳いでいた。また、屋敷の東側には水深1.5m程度のプールがあり夏場は親族の子供たちが遊びにきているだろうことを窺わせる遊び道具があった。

会長とボクとNGTオヤジは、どこかにスッポンがいるんじゃなかろうかと、それぞれの桝池を覗き込んだけどそれらしい生き物は見当たらず、そんな我々の行動を見かねたのか屋内から家人のARKさんが外へ出てきた。

ARKさんの風貌はその屋敷には全く不釣合いで体の動きもぎこちなく、失礼かもしんないけどボクはこの屋敷の使用人ではないかと思ったくらいだ。ま、そんなことはどうでもいいんだけど、会長はARKさんとは古い友人で、最近はARKさんの長女がやっているお店(スナック)に遊びに行くこともあるようだった。
数年ぶりに会った会長とARKさんは、しばらく庭作りについての意見交換や共通の知人たちの近況について話してたんだけど、件のスッポンに話しが及ぶとARKさんは我々を屋敷の裏手に案内した。屋敷の裏手はちょっとした厨房風になっていて、なにやら芳しい香りが漂っていた。屋内に目をむけると台所のテーブルには野菜類が盛られた大皿があってその横には土鍋があった。再度、外の厨房風のところに目をやると、営業用大型ガスコンロの上には炊き出し用の大鍋があって、その大鍋が香りの源であることがわかった。
ARKさんがナベのフタを開けて中を見せてくれた。
そのナベの中には甲羅らしきものが浮いて見え、周囲にはまっ黄色の脂身やゼラチン状の物体が見えた。
「オワ~、スゲェ~、スッポン鍋だ~」
このスッポンの重さは2kgほどだったとのこと。江津湖のサワガニ採り用の網に掛かったものらしかった。ときどき掛かるという。

生きたスッポンを頂くと思っていたのが、スッポン鍋を頂くことになった。


ARKさんの招きで古民家風に設えられた居間に通された。
掘り炬燵様になった居間には長テーブルがあって、その上にはガスコンロおよび鍋道具一式があった。準備万端といったところだった。
付き添い兼運転手として一緒に来たボクとNGTオヤジは、ご馳走になっていいものか戸惑ったけど、ま、いいか、と互いに目配せで確認したそのとき、玄関から元気のいい女性の声が聞こえてきた。買出しに出掛けていたARKさんの奥さんと次女、奥さんの妹の3人の女性が戻ってきたのだ。
家の空気が一気に暖かくなったようだった。

奥さんとその妹は二人ともすでに引退しているんだけど、水商売を長くやっていたそうでノリはいわゆるイケイケで元気がよく、その昔は、どちらも美しい女性であったことが容易にうかがえる雰囲気と魅力が残っていた。
いよいよ宴が始まった。
スッポン鍋における乾杯と言えば、生血での乾杯だ。凝結を避けるため焼酎で少し薄められた生血はビールグラス一杯分あり、それをお猪口に四等分して乾杯した。
なんとも言えない生臭い味が口いっぱいに広がり、だけど、なんだか猛々しさを感じる味だったりするのだ。
しばらくして、会長からお土産を持ってくるように言われたSGAオヤジも合流した。
車で来たSGAオヤジとNGTオヤジは乾杯以外のアルコールは控えての酒宴だったからボクはすごく気の毒だったけど、ボクは、今日は帰れないことを覚悟すると同時にもうこうなったら楽しんじゃぇの精神で、会長につき合うことにした。
ARKさんは見た目とは違い、酒量は豪傑そのものだった。生血でも乾杯が終わるそばから奥さんにドンブリを持ってこさせ、焼酎をビールで割って飲み始めたのだ。「グラスじゃぁめんどくさかろうがぁ、グビッ、グビッ・・・」
(ヒェ~、さすが会長のオトモダチ、桁が違う)。
奥さんとその妹も現役顔負けの飲みっぷりで、ボクがお酌を忘れていると早くしなさいなんて怒られることもあった。ちなみに奥さんの次女は妖艶な38歳、大阪でお店をやっているそうで、寡黙な中にただものではない雰囲気を漂わせていた。

酒宴は2時くらいに始まったと思う。1時半が経過した3時半くらいだったと思う。熊本の繁華街でお店をやっている長女が1歳半の息子を連れてやって来た。次女と違いイケイケの40歳。マシンガンのような毒舌でボクらを切りきり舞にしてくれたけど、旦那のことを訊くと「マグロを獲りに行っとって、来年にならんと帰らんとたいッ、何度も訊くなボケカスッ」ってとぼけるところが可愛らしかった。

1歳半の孫に目を細めるARKさんとその家族。宴もたけなわになったころ、突然の来客があった。家出をしていた次女の18歳の娘が戻ってきたのだ。18歳の彼女はARKさん夫妻の前に座り涙をボロボロ溢しながら今までの非行・不幸ぶりを詫びているようだった。
18歳の彼女は今風の化粧で素顔を覆っていたけど、芸能人にしてもいいくらいの美貌と強さを兼ね備えていた。
話しを聞けば次女は18歳で結婚。19歳で子供を生んだあと、その子を親に預けて大阪へ。
子供はARK夫妻がずっと面倒を見ていたそうだ。そして、その子は16歳のある日、突然、家を出て、今日、この日まで姿をくらませていたとそういうことらしいのだ。

ハッキシ言って、こんな場面にボクらは居ていいのだろうかと思ったけど、後になって会長と話してみて納得できたことなんだけど、どうやらボクらは上手い具合にARK家族の再会のダシに使われたのではないかと、そういうことらしいなのだ。

なんでかっていうと、ARKさんはホントはスゴイ酒乱で、お酒が無くても家族だけのときは、それは相当に気難しい人物らしいのだけれど、誰かお客がいると嘘みたいにいい人らしいのだ。確かにARKさんの酒乱ぷりを垣間見るシーンは何度かあって、これはもうヤバイかもっていう一歩手前でうちの会長がやんわりと諭していたところがあったのだ。

そういうワケで、7時くらいまでボクと会長はARKさんちにお邪魔になって、そのあとは会長の行きつけのお店に行って、馬レバ刺しをつまんだのだった。で、結局、会長は9時すぎに帰宅したけど、SGAオヤジ、SKG オヤジ、HRNオヤジと再合流したボクは12時まで飲み続けたけど、ナナナナナナント、○○○はちゃんと○○○して○○○できたから、やっぱり効くなぁ~と思った。
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