1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

缶詰研修

2011-02-27 22:12:31 | 雑談の記録
いやぁ~、カッコ良かったですねぇ~、ホント、ホント。


今夏行われるリトルリーグ全国選抜大会は、九州連盟が主催。
当然、審判は九州連盟が担当。

土日は、技術向上のため、福岡県行橋市で審判講習会があった。
九州各地から集まった審判員は50名を超えた。

指導にあたったのは、九州連盟の審判部はもちろんのこと、中国連盟審判部からも応援があり、そして、東京からはリトル野球協会の審判部長と副部長が参加。

協会の審判部は球歴も立派。
元甲子園優勝校の捕手。大学野球経験はもちろん、現在は東都大学、社会人、高校野球で審判を務めているほか、日本人で唯一、リトルリーグの世界大会の経験もある。

キビシイ、キビシイ、だけど、優しさとユーモアを兼ね備えている。
有名プロ野球選手のアマチュア時代のこともよく知っていて、いろんなエピソードを交えながらの指導には、ただただ脱帽。

御歳は、還暦近くありながら、カッコいいったらありゃぁしない。



ボクは、この講習会に参加する予定だったから、予習を兼ねて2月から始まった練習試合で6試合ほど審判をやって準備したつもりだったけど、フォーメーションはズタボロ。


今回初めて経験した練習は、ファールライン上での判定。

三塁審のポジションに入り、ノッカーがラインギリギリに強い打球を放つ。

逃げずに打球をかわしてジャッジをしなければいけない。
ノッカーもやっているいうちに油がのってきてホントに“際どい”打球!。
コェ~コェ~。


・・・・だけど、審判として、一番大事なことは・・・・、


勉強すること、基本を反復すること!

これしかないらしい。
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夢の途中

2011-02-23 08:32:35 | 雑談の記録
先週の長女ユーちゃんは週明けから風邪による発熱で丸二日間寝込んでしまって高校生活皆勤賞の計画は夢と潰えた。そして、その風邪がうつった愚息も週末から発熱し彼の計画も・・・・。


愚息が今の野球チームに入って5年目になるけど、この間、いろんな野球オヤジと知り合うことができた。
「子供と一緒に練習ができるのは小学6年生が最後だよ・・・」
シニアや高校野球に進んだオヤジたちはそう言っていた。

・・・・なるほど、そうかもしれない・・・。

小学校1年生から4年生になるまでの3年間、月曜夜の「キッズソフトクラブ」での「野球トレーニング」と木曜夜のバッティングセンター通いはキッチリ続けたけど、4年生になってそれはキッパリやめた。

当時のトレーニングやバッセン通いは本人にとっては遊びの延長みたいなところがあったけど、それに付き合うボク自身は、楽しみでもあったけど、本当は結構きつかったのだ。
だけど、それは3年間やり通すと決めたことだったから・・・。

4年生になってからは自主性を尊重?し、ほったらかしにした。
ただし、シーズン中の水曜夜はキャッチボールはやっていた。
それと彼には日記を課した。それは今も続いているよう。

昨年、暮れのことだった。
心密かに温めていた提案を口にした。

「なぁ、リョー坊、365日トレーニングってやってみらん?、お父さんも付き合うけんさぁ」




2011年1月1日 午前6時 
二人は走り出した。
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コメントができなくて・・・。

2011-02-18 13:58:42 | 雑談の記録
恥ずかしくてコメントしてないんだけど、2月17日のmetooさんのブログに対するコメントのつもりです。




名付けちゃいましたね!「一本腕打法」。

一昨日のブログを見たとき、ボクも、こりゃぁ名前をつけなくちゃいかんなと、すぐ思いましたよ。

ボクの場合は、「イヤ~ん打法」

エ!?、なんでかって?
だって、縛られたら「イヤ~ン」ってかんじでしょ。
エ!?、違う?

ま、そんな冗談はさてき、この「一本腕打法」の最大のメリットはナニかと問われれば、「慣性モーメントを小さくすること」と答えたくなるのはボクだけでしょうか。

バットをできるだけ体に引きつける→慣性モーメント小→回転速度が増す。


とにかく体を速く回転したければ、できるだけバットを体(回転軸)に近づけることが大事なのかもしれませんね!。理屈はバットを短く持つことと同じなのではないでしょうか?違うかなぁ?。

体の回転が速くなれば、そのぶんだけ初動を遅くらせることができる、つまり、ボールを引きつけることができる。そして、その速度を速めるほど、バットには遠心力が働くということではないのでしょうか。

遠心力を大きくするには、回転速度を速くして回転半径を小くすればいいですよね、たしか。車に乗っていてカーブに差しかかったとき、急カーブのほうが外にもっていかれる力は強いですもんね。(F=m×V×V/R)

超小人になったボクがバットの芯に作られたスパーシートに乗っています。
そして、ボクはバッターに頼みます。
「・・・あのぉ~、スゴイ遠心力を感じたいのですがぁ・・・」



「イヤ~ん打法」で感じるかもしれない!。





metooさんのブログから拝借しました。
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MAX400キロ!?

2011-02-14 22:03:24 | 雑談の記録
たぶん、ボクは350キロぐらいでボールを投げることができると思います。
たぶん、誰だって投げれるんじゃぁないでしょうか?。
斉藤選手のMAX400キロも夢じゃない!。

3月12日に九州新幹線が全線開通したら、熊本からだと3時間弱で大阪に行けるようになるそうです。そんな九州新幹線、車両の一部にアミューズ施設があって、そこにはストラックアウトがあるそうで、そんでもって、新幹線のスピードを加算した球速を表示してくれるそうな。

・・・・ウソです。

しかし!

球速アップのカギがここに隠れていると考えてはいかがでしょうか。

少年野球ブログ界のカリスマ、metooさんの今日のブログで紹介していたノーステップ投法。以前チームにいたコーチが子供たちに指導を始めてそれは今でも続いています。

さて、metooさんのブログには田中将大投手のコメントも紹介されています。
「踏み出した足が着地した時、まだ後ろの足に重心が残ってる状態で投げたい」

後ろ足に重心が残っている状態というのは、すなわち、並進速度に対し加速の余地が残っているということではないでしょうか(もちろん、回転速度も含まれていると思います)。田中投手の言葉には、「リリースの瞬間に下半身が生み出す並進・回転速度をマックスにしたい」という気持ちが隠れているように思うのはボクだけかな?。

下半身の新幹線化計画が球速アップの近道!?。
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勝利は近いぞ

2011-02-14 11:56:13 | 雑談の記録
この3連休が3連球の野球漬けで、ヘトヘトの週明けとなっている人も多いと思われる今日この頃、皆さん、如何お過ごしですか。

前回のブログでは間違って記録しておりました。
昨日、コーチに聞いた話しでは、F君、7個も拾っていたそうです。
監督に言われちゃいました。
「hiratakuwaさ~ん、グランド、70周ですね~」

ウヘェ~ッ!。

そんなワケで、昨日は、ボクがグランド70周を走ることに・・・・んなワケないでしょ!。


さてさて、昨日は県南のYSリーグと練習試合だった。
結果はメジャーが2勝、マイナーが1敗だった。

マイナーは負けてはいるけど、高学年主体のチームに大健闘だった。

こんな場面があった。

マイナーチームの守備の要は遊撃手のS君。体を張ったプレーが身上。
随所にいいプレー、活躍があった。

だけど、何回か忘れちゃったけど、イレギュラーバウンドしたボールがS君の首元を直撃した。

応援していたボクも思わず「タイム、タイム」と声を上げてしまった。

泣き崩れるS君、駆け寄るコーチ、審判。
だけど、一番近くの2塁審判は手を後ろに組んだまま微動だにしない。Sオヤジ。

硬式野球を知っている人だったらわかっている。
打球が当たって一番痛いのは本人、次に痛いのは両親。
子供が小さければなおさらのこと。

S君は泣きながらチラリと父を見る。
正面を向いたまま、全く意に介さない素振りの父。
ベンチからは母の声。「イタクナイッ!、イタクナイッ!」

少年野球では、ドコでも起こっていることかもしれないけど、やっぱりこういう場面は胸がつまってしまう。

痛みを必至に我慢し、守備に戻ったS君。
応援席から拍手が湧いた。

頑張れマイナー!、君たちの勝利の日は近いッ!。
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今日の1番

2011-02-12 21:45:01 | 雑談の記録
我がリーグの今日の練習は雪がちらつく中だった。

結婚式に呼ばれていた監督の指導は午前で終了。
午後の練習メニューをホワイトボードに書いて監督はグランドを離れた。
午後からはコーチのみの指導。


子供たち、ヨロコブ、ヨロコブ。
通常の練習よりも声が出ていたように思うのはボクだけ?。



これはどのチームでもやっていることと思うけど、我がリーグでは練習準備、後片付けは全て子供たちがやっている。
だけど、見張りの大人がいなければ、これがなかなか進まない。
だから大人がついつい手伝ってしまうことがある。

明日は練習試合で遠征だし、朝も早いから大人たちはできるだけ早く帰りたい。
だからついつい手伝ってしまう。監督もいないことだし・・・・。

練習最後の球拾い。
子供たちがダウンをやっている間に、オヤジたちがついつい拾ってしまった。

明日の遠征準備や片付けがほぼ終わろうとしている頃、グランドの隅で、ボール入れのカゴを載せたショッピングカート押している一人の少年がいた。

3年生のF君。
もう球は落ちていないはずだったけど、隅々を見て廻っていた。

Hオヤジが言った。
「あの子、ゼッタイ1個は見つけてくるよ」

オヤジたちが球拾いをしたあと、実は、確認のためボクはグランドをもう一周していた。

F君は見事だった。
1個見つけて戻ってきた。

焚き火周辺でワイワイやっている子供たちをよそに、淡々と、球拾いをしていたF君。
君はゼッタイにスゴイ選手になる。

オジサンは幸せ者だ!
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開幕初球

2011-02-11 22:27:21 | 雑談の記録
寒の戻りで球春とは言い難い一日だったけど、無事に練習試合ができました。

相手チームは、新燃岳の噴火で大変なM城リトルリーグでした。

結果はメジャーチームが2勝、マイナーチームが引き分けでした。

愚息は、1試合目、一番投手で出場できました。

相手チームエースの初球を振り抜き右中間を割る三塁打でした。
投げては3回無四球1失点でまずまずでした。

練習試合かもしれませんが、開幕初戦の初球で結果を出したことは評価に値すると思います。投手としても初球はストライクでした。

シーズンオフは肩を怪我していました。
バッティングに関しては、オフに入ってからいろんなフォームを試していて、2週間前にはダメだしされるほど完璧に崩していました。その後の修正のトレーニングでは、本人も納得ができない様子で先週は涙を流しながらバットを振っていました。


ちなみにボクの今日の結果は、1試合目主審、2試合目一塁審、3試合目三塁審で大車輪の活躍でした。

エッ?、ナンデそんなに体力があるかって?。

フフフ、・・・フフフ、・・・フフフフ。

アハハハ、・・・・・ワーハッハッハ・・・・ハァ。

ツ カ レ タ ?。
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ホラ!やっぱり!

2011-02-09 17:58:42 | 雑談の記録
さっきは、糞害の話しをしたりして中には昼食がまずくなった人がいたりすれば、それはボクの本意。気持ちをワカッテもらいたかった。


さて、次はお天気のはなし。

南岸低気圧の通過の影響で久しぶりに恵みの雨となったのは昨日のことだけど、先週末は移動性高気圧のおかげで九州は穏やかな天気となった。

だけど、靄(もや)が気になって気になってしょうがなかった人も多かったと思う。

つまり、風情を全く感じさせないナニヤラ人工的な靄にイラッてたってこと。

それは高気圧の下降気流によって降り注がれた隣国の糞塵じゃなかった粉塵にほかならない。

こんなニュースを発見!やっぱり!

福岡もやの原因、中国の大気汚染物質の可能性
読売新聞 2月9日(水)10時9分配信
福岡市など九州の広い範囲で4日頃から上空がかすみ、九州大学応用力学研究所の竹村俊彦准教授(36)(気象学、大気環境学)の分析の結果、大気中の微粒子の数が通常の10倍に増加し、硫酸塩などの大気汚染物質の可能性が高いことがわかった。
 福岡管区気象台によると、2日以降、九州・山口で観測された。竹村准教授が計測したところ、通常なら大気1リットル中に約5万個ある微粒子が約50万個に急増。直径0・3マイクロ・メートル程度で、硫酸塩や、すすとみられる。西風に乗って中国から飛来しているという。
 竹村准教授は「呼吸器などの疾患を持っている人は特に外出を控えた方がいい」と話している。九州北部のピークは8日。その後は大気の流れが変わるため、週内に微粒子が大幅に増加することはないとみている。(脇田隆嗣)
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すずめのお宿

2011-02-09 11:58:32 | 雑談の記録
「すずめのお宿」と聞けば、あやしいお店や、いかがわしいお店を連想する人もいるかもしれませんが、「舌切り雀」を思い出す人がやはり圧倒的に多いと思う。

ボクの記憶によれば、舌切り雀にでてくる「すずめのお宿」は竹藪のイメージ。

しかし、近代の「すずめのお宿」は、ネオン街のイメージ・・・・じゃなくて・・・、いったいどんなトコなんだろうかってコト?。

知っている人は多いはず。

外敵から身を隠せて、かつ、外敵を発見しやすいところ。
24時間営業のガソリンスタンド横のクスノキなどの照葉樹が代表格ではないだろうか。
お宿の下の歩道や車道には彼らの糞が一杯だからわかりやすい。


すでに、本日のオチがわかった人も多いはず。


お宿の下を通り抜けるときは落糞に十分気を付けましょう!。


おバカさんは、十分、気を付けるために、お宿を見上げたりします。
口が開いていることも忘れて・・・ホントにおバカです。


口の中がニガイです。

舌を切りたい気分です。
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注目記事

2011-02-07 14:13:28 | 雑談の記録
「八百長」を調べてみると・・・

http://gogen-allguide.com/ya/yaotyou.html
八百長は、明治時代の八百屋の店主「長兵衛(ちょうべえ)」に由来する。
長兵衛は通商「八百長」といい、相撲の年寄「伊勢海五太夫」の碁仲間であった。
碁の実力は長兵衛が勝っていたが、商売上の打算から、わざと負けたりして勝敗をうまく調整し、伊勢海五太夫のご機嫌をとっていた。
のちに勝敗を調整してたことが発覚し、わざと負けることを相撲界では「八百長」と言うようになった。
やがて、事前に示し合わせて勝負する意味も含まれるようになり、相撲以外の勝負でも「八百長」という言葉は使われるようになった。

・・・つまり、「八百長」は、むか~しから今日まで、きちんと伝統していたとそういうことなんだネ!。・・・けど・・・やっぱり、残念というほかない・・・。



今日の日経新聞のスポーツ欄の「一押し」のコーナーに、某有名ブログでも度々紹介されている日ハム選手の記事があった。

杉谷拳士選手。

きっと、斎藤選手の取材中に「目」に付いたんでしょう。

ほんとに、面白い選手なんでしょうネ!
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見ちゃいました

2011-02-03 22:48:08 | 雑談の記録
五木村での午前の調査が終わって国道445号線を南下して相良村に入った午後1時少し前、小春日和のやや霞んだ南の空の向こうにソレははっきり見えた。

急いでラジオをつけた。

正午ごろ新燃岳で爆発的噴火があり、噴煙は上空2500mに達したとニュースは伝えていた。

新燃岳との距離は30km以上。
熊本と宮崎の県境には1000m級の山が連なっていて、そこから見えた噴煙は標高1417mの白髪岳の向こうに見えた。

西風によって、すでに積乱雲状ではなくなっていたけど、その灰色は明らかに爆発的噴火であることを物語っていた。

「スゲェ~」

地球史に残る破局噴火に比べれば新燃岳の噴火なんてのはハナクソ以下だってことは十分わかっているけど、ボクはそのハナクソの、そのまたハナクソの、そのまたまたハナクソの、そのまたまたまたハナクソくらいの存在だから、やっぱりスゴイと思ってしまうのだ。

それで、加久藤峠を越えて宮崎に入って、えびの市郊外からパシャリ、1枚。

野焼きの煙ではありません。


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太陽神?火山神?

2011-02-02 11:50:29 | 雑談の記録
昨日は、「太陽」について少し書いたけど、「太陽」の活動変化による気候変動なんてのは実は甘っちょろい話し。

九州南部に位置する霧島連山の新萌岳じゃなかった新燃岳が噴火してますが、この霧島連山の噴火によって始まる破局噴火が現代に起こったらどうなるかという近未来シミュレーション小説があります。

「死都日本」

じゃぁ、破局噴火とは?

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
破局噴火(はきょくふんか 英語: Ultra Plinian)とは、地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる[1]。大規模なカルデラの形成を伴うことからカルデラ破局噴火と呼ぶ場合もある。また、そのような噴火をする超巨大火山をスーパーボルケーノ(英語)とも呼ぶ。

語源
「破局噴火」という言葉が最初に登場したのは、石黒耀が2002年に発表した小説『死都日本』である。作中では、南九州の加久藤カルデラが約30万年ぶりの超巨大噴火を起こし、特別番組に出演した火山学者がそれを「破局“的”噴火」と表現した。しかしアナウンサーが「破局噴火」と言い間違えて連呼したことによりそのまま定着し、日本国内のみならず海外においても「国や文明が滅びるほどの大噴火」を Hakyokufunka と呼ぶようになったとされている。
『死都日本』は現実世界の火山学者からも超巨大噴火をリアリティーを持って描いた作品と評価され、「破局噴火」は作中用語を越えて、実際に起きた(そして将来起きるであろう)そのような噴火を表す言葉として使われるようになった[2]。

メカニズム
地下数kmにあるマグマ溜まりには強力な地圧がかかっており、それが様々なガスをマグマの中に封じ込めている状態となっている。なんらかの原因でその地圧が急激に取り除かれた場合、珪長質マグマは発泡し大量のガスを噴出し、マグマ溜まり自体が爆発して地殻を吹き飛ばす大噴火となる。通常の噴火と異なり、噴火の破壊力は壊滅的な威力となり、火砕流も放射状360度の方向に流走し広大な面積を覆う。半径数十kmの範囲で生物が死滅するばかりでなく、その大量の噴出物で地球の気温が下がったり、種族の絶滅の原因になることもある。爆発の後は、地表は大きく陥没しカルデラが形成される[3]。破局噴火を起こすマグマ溜まりは扁平な形で存在することが多く、噴火せずに地下で固結した珪長質火成岩体の形状が扁平であるという最近の地質学的知見も、それを裏付けている[4][5]。

日本における破局噴火
日本では7000年 - 1万年に1回程度の頻度で、破局噴火が起きている。鬼界カルデラが生まれた噴火を最後に、ここ7300年日本では破局噴火は起きていない[7]。
・穂高岳では170 - 180万年前に破局噴火が起こり、1914年(大正3年)の桜島噴火の10倍、雲仙普賢岳の噴火の2000倍の火砕流が流れた。
・首都圏近郊の事例としては、5万2000年前に箱根カルデラの噴火で、西は富士川から東は現在の横浜市郊外にまで火砕流で覆われた。
・7300年前に鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)で起きた巨大噴火が、当時の南九州で栄えていた縄文文化を壊滅させたことは、考古学上よく知られている[8]。東北地方や朝鮮半島でも赤橙色を帯びた“アカホヤ”と呼ばれる火山砕屑物が見つかっており、極めて規模の大きな破局噴火であったとされる。火砕流は半径100kmの範囲に広がり、大分県でも50cmもの厚みのある火山灰層が観察される。
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暑いのか寒いのか

2011-02-01 20:51:31 | 読書の記録
週末に読んだ「眠りにつく太陽」によれば、今後、地球は寒冷化する可能性が高いのだそうだ。

高校物理の知識があれば理屈は簡単に理解できる。
こんなかんじ。

現在、太陽はその活動が極端に衰退した状態にあり、太陽圏に広がる太陽起源の磁場の強さが弱まっているとのこと。そして、そのことが地球大気中へ侵入してくる宇宙線の量を増加させているとこのこと。実は、宇宙線というのは大気のイオン化を通じて、その下層における雲の生成に関わっているらしくって、この雲の増加が太陽エネルギーの反射を高めて、その結果、気候が寒冷化するという理屈。
ついでに言えば、地球の平均気温は、1999年以降上昇しておらず停滞状態なのだそうだ。

デ?

つまり、何がしかの「変化」が起こるだろうってこと。
温暖化であろうが寒冷化であろうが、変化には違いない。

変化は受け入れるしかない。

準備が大事だよね。
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