1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

意見の相違

2009-06-30 17:46:03 | リトルリーガーの記録
懲りずに月曜トレーニングは続けている。

月トレの帰りの車中、リョー坊に訊いてみた。

「リョー坊、オマエ、ケンカしたことある?」

「あるよ」

「ほうッ、とっくみあいとか殴りあいのケンカは?」

「2回くらい」

「そうか、そうか」

「ケンカオモシロイし、1番オモシロイのは人のケンカ、みてるとチョーコーフンするし、ヒヒヒヒ・・・」

「あ、そうね」

別にこんな会話をするために、訊いたわけじゃないんだけど・・・・、


「あのさ、空手なんかをするようになるとさ、人が次にどんな動きをするかわかるようになるもんなんだよ、なんていうか、全体を見てるんだけど、その中のわずかな変化が・・・、う~ん・・・、変化に気付いてるわけじゃぁないんだけど、なんとなく瞬時にわかっちゃうときがあるんだよ・・・」

「フーン」

「思うんだけどさ、ひょっとしてさぁ、イチロー選手とかってさぁ、ホントはさぁ、ピッチャーが次に何を投げてくるかわかってるんじゃぁ、・・・・なんかそんな気がするとたいねぇ~、リョー坊、オマエどう思う?」

「そうは思わん」

「ナンデ?」

「だってたい、なんでインハイみたいなタマを、芯ばはずして(意図的に)ヒットにするとね、どんなタマが来るかわかっとったら芯に当てようとするたい(体をよじる真似)」

「じゃぁ、やっぱり、イチローって、きたタマだけに対応しよっとかね」

「・・・・・・う~ん」

「でもなぁ~、イチローも気付いてないってことがあるかもよん?」




話しは変わるけど、昨日の月トレはパークドームで走り込みが主だったんだけど「人間観察」なんてのもやってみた。


雨の日の夕刻は、ジョガーや中高大の部活トレーニングでパークドームは賑わう。
なのでドーム内の1周450mのランニングコースは、個性溢れるランナーの走りを観察できる絶好の機会。

髪の毛が左右に大きく揺れる人、頭の上下が大きい人、がに股の人、内股チックな人、肩が前後に動く人、着地のときにヒザが曲がる人、アゴを動かす人、跳んでるように見える人、カッコイイ人、キレイな人、○○○○が大きい人小さい人イロイロだ。

そんな個性的な走りの違いを定量的に簡単に観察するにはどうしたらいいのか二人で考えた。

背景と一緒に観察すればいいだけのことだった。

「リョー坊、どんな走りがいい走りだと思う?」

「こんなの」

そんな走りかなぁ。
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たぶん二人対九人

2009-06-29 10:18:24 | リトルリーガーの記録
土曜日は全国選抜大会の九州予選だった。

初回、先制に成功し一時リードを保ったものの、相手チームに逆転。しかし、最終回に同点に追いつき延長戦へ突入。

・・・8回裏、相手エースにサヨナラホームランを浴びて1回戦敗退。


ボクは、マイナー選手たちと一緒に、必死になって応援した。おかげで声は今もガラガラ。

最終回の同点はMYT君のホームランだった。
MYT君がバッターボックスに入ったとき、ボクはマイナー選手に言った。
「死ぬ気で応援するぞ!」

あ~、ひょっとして、オレ、マジで死ぬかもしれない・・・・。

MYT君の打球は、特大の放物線を描きフェンスを越えていった。

応援席は喚起の嵐となった。

マイナー選手達に言った。
「野球って面白いだろッ!」



相手のYUKリーグと我がリーグは互角。
いや、我がリーグの実力が勝っていたかもしれない。
しかし、負けた。違いは何だったのか。

遡ること2年前のリーグ設立当初。
今思うと、2年前のチームは化け物チームだった。練習試合、公式試合を含め敗戦はたったの2回。
接戦もあったけど、多くは相手チームを完膚無きまでに打ち負かす破壊力が売りだった。

YUKリーグと言えば九州を代表する伝統リーグ。
2年前、何度か対戦する機会があったけど、我がリーグはYUKリーグを一蹴。
そんな試合を、ベンチ外から多くのYUKリーグのマイナー選手達が応援・見学していた。



中盤以降、両陣営はエースを投入。がぶり四つの戦いとなった。


2年前、我が化け物チームのマイナー選手で、現時、グランドでプレーしているのはキャッチャーでキャプテンのSGA君とファーストのYMG君の2人。(設立当時、マイナー選手はほとんどいなかった)。


1回戦は、2人対9人の戦いだったのかもしれない。
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無意識バッティング

2009-06-26 17:53:15 | 雑談の記録
ボクが勤めている会社の営業部長は、甲子園に3回出場したことがあって大学でも野球を続けて、社会人になってからはシニアのコーチ・監督を10年やった経験を持つ今年50歳になるエロオヤジ。

一緒にお酒を飲むと仕事の話50%、エロい話30%、子育てに関する話15%、野球の話5%くらい。
だけど、たくさんお酒を飲むと野球の話100%になる。

こないだ、シニア監督時代の話を聞かせてもらった。

得点チャンスの場面で、どうしてもヒットが欲しいとき、次打者を送り出すときにいつも指示していたことがあるそうだ。

「一球目、絶対、振れ」

そして、一球目がボールであってもストライクであってもバットを振ることができなかった選手は即交代だったそうだ。

理屈はこうだ。
数十年という野球経験の中で最もヒットがでるカウントは0-0なのだそうだ。
それと、アレコレ考えないほどヒットは打てるらしいとのこと。

バットを振れと言われてバットを振らなかった選手は、その時点でアレコレ考えている証拠だから即交代なのだそうだ。技術云々ではないらしい。

「バット振るなんてことを意識してやってら球にゃぁ当たりゃぁせんよ、無意識でふらにゃぁ」


ボクらは目を使って世界を認識しているけど、バッティングでボールを「見る」という行為は、確かに目は使っているけど、認識していることとは違うと思うようになった。
つまり、打ちたいから打ってるんじゃなくて、なんていうのかなぁ~、目の前に突然飛んできた物体を払いのけているというか、打ち落としているというか、そんな感覚に近いのかもしれない。極端な例で言えば、動く物体をエサと勘違いて反応するアホなカエル君状態。

もともとボクらには、危険を咄嗟に回避する、あるいはチャンスを咄嗟にモノにする、そういうことだけに反応する神経回路が備わっているのかもしれない。よくわからんけど・・・。

そして、そういう神経回路から作り出される動きを邪魔しちゃうのがアレコレ考える意識だったり、プレッシャーなのかもしれない。


だからバッティングは無意識が一番なのかもしれない。
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雨トレ

2009-06-26 09:14:25 | リトルリーガーの記録
こないだ雨の夕刻、玄関に入ると黄色いポンチョをまとった身長132cmの少年が立っていた。


「おっ、んっ?」


「今から、走りに行ってくるけん」


「・・そ、そうや、気をつけてな・・・」


「ウンッ!」


・・・45分後。


「楽しかったぁ~」
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EX-FH20 欲しい!

2009-06-24 18:01:23 | 雑談の記録
最近、なにかと注目されてるハイスピードカメラ。ボクもカシオのEX-FH20について多方面で話題にしてたら、わさもんのメジャーのIMRオヤジに先を越されてしまった。

ボクは何度か家電屋に行ってFH20やF1をいじってその性能は確認済み。いずれ購入はする。そう決意はしてるけど、イマイチ踏み切れない事情というか理由がある。
ハッキシ言って、値段は関係ない。
じゃ、なにか。


なんかの本に書いてあったように思うけど、人間は1/100秒より早いものは見分けがつかないというか認識できないそうだ。陸上などのスピード競技で小数点二桁までしか表示しないのは、見分けられないものを区別したって意味がないから、そういうことになっているとかなっていないとか。

だけど、見分けられるものなら見分けたいと思うのが、人間の心理。
そして、見分けられないものを見分けるるようにするのが、ハイスピードカメラ。

子供のころ、水滴が水面に落ちたときのハイスピードカメラの映像を見たとき、めちゃくちゃ感動して、「ハイスピードカメラ、絶対欲しい!」と強く思ったのを憶えている。

おそらく、FH20を手に入れたらイロイロ撮りまくるに違いない。
そして、リョー坊の野球技術の向上のためにイロイロ利用するに違いない。


だけど・・・と思う。


うまく説明できないけど、ハイスピードカメラを使った練習って、なんだか解答を見ながら問題集を解くような行為に似てるような気がして・・・・・。


ボクは武術家や舞踊家じゃないけど、伝統あるそういったもののカタチって、映像を見て簡単に真似できるものでは無いと思う。野球は武術や舞踊とは違うものだって反論もあるかもしれない。だけど、優れたカタチってのは、やはり体を動かす本人の・・、なんだろう・・・、う~、説明できない。
極端に言えば、人間の動きを読み取って作成されたCGの人間の動きって未だに不自然に感じるんだけど、真似だけっていうのは、そんなのと似ているような気がするのだ。

もちろん、真似を否定してるわけじゃぁないし、真似ることは大事だとわかっているつもり。
だけど、2次元のスロー画像から真似るのはなんだか手抜きのような気がして・・・。

それよりむしろ、ボクらが認識できない1/100以下の世界をイマジネーションを駆使してつなぎ合わせて、動きを、カタチを自分自身で作っていくことのほうが大事なような気がして・・・・、それが遠回りだけど近道のような気がして・・・。


だけど、ハイスピードカメラがスポーツ指導分野で力を発揮するのは間違いなく、大袈裟かもしれないけど、スポーツ界に革命を起こすかもしれないとも思っている。

要は使い方が大事なんだけど、その使い方について方向性を見いだせていないのが、購入に踏み切れない理由なのかもしれない。
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手紙

2009-06-23 21:18:55 | 友人の記録
6年2組のみんなからお手紙をもらった。

泣いちゃった。

そのいくつかを紹介しときたい。

南さんへ
ぼくは、南さんの話を聞いて何十億年前からうけつがれたバトンをもっているということがわかりました。
だから、どんなにつらいことがあっても次にバトンをわたすまでがんばって生きぬきたいと思いました。
おいそがしいなか、ぼくたちのじゅぎょうを見てくださってありがとうございました。
六年二組 D・R

南さんへ
この前は自分の時間をけずって、私たちに命の話をして下さってありがとうございました。
あの話をきいて、私も生きること死ぬことについて考えるようになりました。
南さんの時空の旅につれていってくれてありがとうございます。
目をとじると本当に目の前に宇宙がうかんできてたのしかったです。目の前にうかんでくる宇宙は一人一人ちがうと思いますが、それは一人一人の立派な宇宙で、私も一つの宇宙を思いうかべることができました。
これからは人間の0.5秒という短くて1回のみの一生を大切にして精いっぱい生きていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
SH小6年2組 I・S

南さんへ
南さん、先日は、おいそがしい中、仕事もとちゅうでやめてきて下さって、ありがとうございます。ぼくは、南さんの話の中で「命は42億年前くらいから、命のリレーがつづいている」と「人間の命は、地球の歴史を1年間でたとえると0.5秒」ということが心に残っています。南さんが「時空の旅」といって想像するのが簡単でした。ぼくも、ねながら、死んだらどうしようと思う事もたまにあります。でも、この話をきいて恐くなくなりました。
宇宙から始まり、生き物の死んだり生まれたりと命のリレーが続いていて、今度は、バトンを次にぼくたちがわたす番です。だから精一っぱい生きていきたいと思います。ぼくたちは、平均じゅみょうは80才で、あと約68年もあります。なので、自殺のような事はせず、生きていきたいと思います。南さん、本当にありがとうございました。また、よろしくお願いします。
SH小学校6年2組 Y・S

南さんへ
先日は、おいそがしい中、私達のためにきてくださってありがとうございました。南さんの話はとてもためになりました。
いつもは、話をしんけんにきかない私が、いつのまにか、南さんの話をしんけんに聞いていました。
私達に分かりやすく、楽しく話してくれて、話したいこと南さんの気持ちがよく伝わってきました。
私達はどうせ死ぬうんめい、もう、もどらない命、でも、その一生を大切に精いっぱい生きるということを、南さんの話で分かりました。
私も、先祖からもらった命、私の命を大切にして精いっぱい生きたいと思います。ありがとうございました。
6年2組 S・M

南さんへ
先日はお忙しい中、わざわざぼくたちのために、おいで下さり誠に有難うございました。目をとじて、時空の旅に行ったとき、南さんのお話と、宇宙の映像が合ってとてもわかりやすかったです。何十億年を1年にたとえて、人間のじゅみょうは0.5秒ということがわかりました。そして、何十億年を1年にたとえてではなく、1日でたとえてみると、0.0013698・・・・・・・とずっと続いていました。
ぼくも、時々死について考えたことがあります。「なんで生まれてきたのだろう」や「生まれてこなかったらどうしよう」などと考えてみましたが、南さんの話をきいて、「命のバトン」をつなぐために生まれてきたんだなと思いました。このたびは本当においそがしい中、本当に有難うございました。
6年2組 N・H

南様へ
火曜日は大変ありがとうございました。ぼくは土曜日、福岡でお会いした者です。火曜に、時空の旅につれていってもらい人が生まれるまでの出来事を教えて下さりありがとうございました。ぼくもなんで人は死ぬの?死にたくないなど思い、どうせ死ぬのなら生まれないでくれと思っていましたが、ぼくたちもバトンをわたす人になっているとしり、生まれる意味を知りました。地球の歴史を1年にすると人間はたったの0.5秒しか生きれないちっぽけなものでも命をつないでいくんだなぁと思いました。火曜日は本当にありがとうございました。
F・Tより

南さんへ
先日はおいそがしい中、授業をごらんになっていただき、まことにうれしくおもいます。先日は、時空の旅につれていってくれましたね。南さんの話は、まるで目の前にそのようなことがおこったように、いろんな時代が頭の中にうかんできました。しかし、その後にはなしてくれた命のバトンの話はとても感動しました。
「何十億年も前からうけつがれた命を絶やしてはいけない!」そのことを聞いて「ぼくもそうなんだ!」と思いました。
これからもがんばってください。本当にありがとうございました。
6-2 T・S
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イベントは大事

2009-06-22 16:15:38 | リトルリーガーの記録
泣いても笑っても今週末は全国選抜予選大会だから、この時期、グランドでの練習はメジャーが中心。
昨日、一昨日の土日は、シニア(2年生)VSリトルメジャーの練習試合が組まれてたために、マイナーは行き場を失った状態。

なんていうか、これは年中行事化しているムキがあって、昨年もこの時期に、イロイロあったようななかったような・・・。思い起こせば、リョー坊が小2のころ、陸上クラブに入ったキッカケもそういうことではなかったかな?。

ま、それはともかく、「メジャー中心の練習」だから「マイナーはちょっとお休み」というのは、チーム全体にとってバランスを欠くことになりかねない。

おまけに、ある特別な相談を受けていたりしたもんだから、ソレやコレやを考えると先週末だけは絶対に「お休み」にしたくなかったボクは、理事のSGAオヤジにムリをお願いした。

そして、木曜の夜に練習試合が決定した。
土曜日はAMKリトル、日曜日はYTSリトルと。もちろん遠征で・・・。

5年生はメジャーに昇格し、4年生以下のマイナー選手は10人。
急な決定に、果たして選手・保護者は集まるのか・・・。


土曜日、晴れ。その日の最高気温は35°以上。
AMKリトルの本拠地は片道2時間20分の天草市本渡町。
AMKリトルの保護者さんたちは、急な申し出にもかかわらず、カレーと地産フルーツでもてなしてくれた。カレーは監督さん自家製のらっきょう付きだった。


日曜日、曇り。その日はめちゃくちゃ蒸し暑かった。
YTSリトルの本拠地は高速使って片道50分の八代市新港町。
6年生が3名入ったチームと対戦できた。


勝敗は別にして「チーム」になった2日間だったと思う。


あ~、ヨカッタ、ヨカッタ。くたびれた。
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輝けFJM君

2009-06-18 11:41:12 | 友人の記録
昨日は、会社関係の人達から厄入りの宴を催してもらった。
めっちゃありがたいことだ。
みなさんのご厚情におすがりして大過なく過ごせるよう精進します、なぁんて宴会のラストに挨拶したんだけど、これでヨカッタのかな。

ま、それはさておき、こないだの道徳の時間のことをもう少し記録しておきたい。

その道徳の授業で自分の意見・考えを一番ハッキリ答えていたのは、FJM君。しかも元気一番。

先週末のことだけど、シーホークホテルのロビーである少年と出会った。
ボーズ頭の少年は、我々がエレベーターを降りるやいなや突然駆け寄ってきて、「○○選手のサインもらった?、オレもらったけん」と言った。

リョー坊は平然とした表情で驚く様子もなく羨ましがる様子もなく。
「・・・知り合い?」
「ウン」
「ダレ?」
「名前、知らん、でも、よく話しかけてくるよ」
「おなじ学校!」
「うん」
「何年生?」
「6年」

その少年はお父さんと一緒だった。そのお父さんの顔には見覚えがあった。
そうだ、この人は、スーパー野球オヤジ。以前、NMZ広場で見たことがあった。息子に猛特訓していて、当時、少年は低学年だったと思うけど、そのときの話しではMC野球クラブに所属していたっけ・・・。

「ねぇ君、MC野球クラブの子だよねぇ」
「いや、違います、今はJNクラブです」

少年のお父さんの話しによれば、MCクラブでイロイロあって、昨年、JNクラブに移ったそうだ。
お父さんはJNクラブでコーチをしていると言う。名刺をもらった。

「FJM君、何組?」
「2組です」
「来週、道徳の時間、学校に行くけんね」
「あぁっ、知ってます」


授業の最後、子供達は生きることについて作文を書き、それを発表した。
FJM君の発表は印象的だった。

いつ死ぬかわからない。だから大事なのは今。今、こうして発表しているような一瞬一瞬を大事に生きていきたい。

FJM君は、オールジャパンのレプリカTシャツを着ていた。
FJM君は輝いていた。
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会社にはナイショ

2009-06-16 17:56:55 | 雑談の記録
「ちょっと用事があります」と言って向かった先はSH小学校。

校長室で世間話なんかをしていたら5時限目の道徳の時間と相成った。

研究授業ということで、6年2組の教室の後ろには、近隣の先生達もズラリ。

13歳8ヶ月で骨肉腫で死んでしまった猿渡瞳さんていう女の子の闘病生活と弁論大会での言葉を題材に「生きること」について子供達は学んだ。ボクも学んだ。

そして最後にゲストティーチャーとしてボクは子供達の前に立った。

今日は、生きること、命についてお話ししようと思いますが、先生から頼まれてどんなことを話したらいいかアレコレ考えていましたが、考えているうちに子供の頃を思い出したので、まず始めに、そのことを少しお話ししようかと思います。

実は、おじさん、ちょーど君たちと同じ年頃のころ、ときどき眠れない夜がありました。
自分が「死んだ」ことを想像すると眠れなくなってしまったのね。自分がこの世から消えてなくなってしまうことを考えると、もう、怖くて怖くて・・・。
だってさ、誰だってさ、生まれてきたものは、死ぬわけでしょ、絶対に死ぬでしょ、死んじゃうでしょ、死ぬことはさけられないことだよね。
でもさ、こんなこと考えると、逆に死にたくないって強く思うよね、なのにゼッタイ死んでしまう。そしてね、ゼッタイ死ぬのに、なんでワザワザ生まれてきたんだろうって考えちゃうよね。そう思わない?。
ゼッタイ死ぬなら、そんなの最初から生まれてこなきゃいいのにって。

おじさん、子供の頃、こんなこと考えてたんだけど、こんなふうに考えてたのはおじさんだけじゃなかったんだ。子供のころ見たテレビドラマで「ボクは12歳」ってのがあったんだけど、おじさん、そのドラマのこと、今でも憶えています。
そのドラマは本当にあった話で、主人公のボクが12歳で自殺しちゃうまでの話なの。12歳の彼はある日、マンションから飛び降りて死んじゃうんだけど、死んでしまう最後にある詩を残してたのね。その詩を紹介するね。

ぼくはしぬかもしれない
でもぼくはしねない
いやしなないんだ
ぼくだけは
ぜったいにしなない
なぜならば
ぼくは
じぶんじしんだから

おじさんは今年で40歳になります。現在の日本人の平均寿命はだいたい80歳だから、普通に生きているとすれば、おじさんは、今、人生の折り返し地点にいると言えるよね。それで「ゴール」を「死ぬ」ってことにすれば、毎日、毎日、そのゴールに近づいているわけだから、死ぬことがどんどんどんどん自分に近づいてるって意味になるよね。こんなふうに考えると、なんだか怖くなるよね。だけど、不思議なことに今はそれほど怖いとは思わなくなったよ。

みんなぁ、目を閉じてくれるかなぁ、そして机に伏せてくれるかなぁ

今からみんなを時空の旅に招待しようと思います。

みんなは宇宙の歴史は知っているかなぁ?。
宇宙の誕生は137億年前頃だったと言われています。ビックバンと呼ばれる大爆発によって宇宙は誕生し、次々と数えきれないほどの星雲が生まれたと考えられています。
最初はチリやガスなんだけど、それが次第に集まりだしていろんな大きさの星が生まれて、今から120億年前頃に2000億個以上の星やガスが集まって銀河系ができました。
地球は太陽を中心に回っている10数個の惑星のうちの一つだけど、地球は今から46億年前に銀河系の隅っこで生まれました。
地球は生まれた最初からだいたい今ぐらいの大きさだったらしいけど、生まれたすぐの頃は、隕石がたくさん衝突していて、ぶつかったときのエネルギーでめちゃくちゃ熱かったらしいです。そして地球の上空には衝突したときに発散したガスや水蒸気が分厚い雲を作って地球を覆っていましたが、あるとき、突然、雨となっていっきに降りだしました。その雨は、雨なんて生易しいものじゃなくて、嵐にちかかったと考えられていますが、その嵐は全地球上で一度ももやむことなく1000年続いたそうです。
そして、今から43億年前に原始の海がようやく出来上がりますが、そのころはまだ生物はいませんでした。それから最初の生命体が現れるまで3億年かかり、40億年前頃になってようやく細菌程度の生物が生まれました。細菌の大きさは1ミクロン、1mmの1/1000くらいの小さな小さな生き物です。その細菌の時代は長く続きました。約30億年間が細菌や微生物の時代だったと考えられています。ですが、10億年前くらいに地球は全て氷に閉ざされる時代があって、そのときに多くの微生物は死んでしまったと考えられています。
だけど、このときに生き残った生物は、氷が解けたあとに爆発的な進化をとげて、その頃になってやっと虫みたいな生物やコケみたいな植物が生まれました。そして3億年前ぐらいになると、昆虫、魚、両生類や爬虫類などの生物たちで地球は生命にあふれました。
だけど、また問題が発生します。2億5千万年前に、シベリアで日本の面積の5倍以上のドロドロに溶けた熱い溶岩が地中からいっきに噴き出してくるという大異変が起こって、そのとき、全地球上の95%の生物が絶滅しました。だけど、生物ってのはホントにしぶとくてたくましくって、その生き残りが恐竜として、その後、地球上で大繁栄したのです。しかし、恐竜も6千5百万年前には絶滅しちゃうよね。それは隕石の衝突による環境の大きな変化が原因だったんだよね。
恐竜が絶滅してからが哺乳類の時代になるんだけど、人類の祖先が現れるのは500万年前頃。そして100万年前からはだいたい10万年を周期に氷河期と温かい時期が繰り返して、最後の氷河期が終わったのが1万年前。ちなみに、熊本では9万年前に阿蘇山が大噴火を起こして、九州の生物の多くはそのときの大爆発の熱と灰で殆どが死滅しています。

さて、ここまで駆け足で地球の歴史を旅してきたけど、どうだろう、地球の歴史ってのは実は無数の生命が生まれては死んで、生まれては死んでの繰り返しだったことに気づいてもらえたかな。
みんな目を開けていいよ。

じゃぁ、みんなに質問。地球の46億年の歴史を1年にたとえると、人間の寿命ってどのくらいでしょう。

あのね、おじさん計算してみました、答えは0.5秒、たったの0.5秒。めちゃくちゃ短いよね。地球の歴史から考えるとね、人間の寿命なんてホントに短いんだよ。生きてるか死んでるかわからないくらい短くて、どうだっていいようなものなんだよね。取るに足りないない下らないものって考えることだってできるよね。

だけどね、君たちに気づいてもらいたいことがあるの。
それは何かっていうと、僕達が、今、ここにいるのは、40億年前から始まった命のリレーのおかげなんだってこと。
今、僕達は、生きてるみんなは、その命のリレーのトップを走っているんだ。みんなはトップランナーで、40億年前からの命のバトンが、みんなに託されているってことなんだね。

おじさんが、最初に話した子供の頃の疑問を憶えてる?。
「ぜったい死んじゃうのに、なんでワザワザ生まれてきたんだろう」って。

おじさん、最近ね、命のバトンを渡すことが生まれた理由じゃないのかなぁって思うようになったよ。

自分の命は自分だけの命のように思うけど、40億年の命のリレーが今の自分の姿であることを思うと、こりゃぁやっぱり大事にしていかないといかんなぁって思うわけ。確かに、地球の歴史からすると、人間の命なんて一瞬でチッポケでどうだっていいようなものなんだけど、パッと輝いているに違いないよね。おじさんは、目を閉じて命のことを考えると、今は無数の輝きを感じることができます。その輝きは、たぶん、君たちなんだろうね。

今日、君たちは、この道徳の授業を通して命の大切さを学んだことと思うけど、おじさんは今日、君たちに命のバトンを渡せたような気がします。
次は、君たちが次の世代に命のバトンを渡してください。

お話し聞いてくれてありがとう。
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残念でドキドキ

2009-06-15 18:24:50 | 雑談の記録
セ・リーグの首位打者で東京読売ジャイアンツの坂本勇人選手と会った。

ホントーだ。

風呂上がりに会った。

ホントーだ。

風呂上がりで手にはタオルだけだったから、サインをお願いすることができなかった。

それが残念でならない。

おまけに、坂本選手は「オレに気付かないでくれ」と言わんばかりにエレベーターの隅っこで顔を壁に向けていたもんだから、声を掛けづらくって・・・・。

だけど、リョー坊と従弟のブッキーに「坂本選手だぞ」ってコソっと教えたら、彼らは下から坂本選手の顔をのぞき込む始末。

「やめなさい」とも言えずボク自身カチコチンになってたら、坂本選手が「お風呂に入ってたの?」って子供に声を掛けてくれた。

ちなみに、カミサンとホースケは、小笠原選手と超接近することができたらしいのだけれど、やっぱりカチンコチンになって喋ることもナニもできかったそうだ。

我々はクマモトのウブなイナカモンなんです。
有名人には慣れていないんです。

すっげー、ドキドキしたぁ。
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苦しい

2009-06-12 10:03:08 | 雑談の記録
来年のお正月に中学校の同窓会を開くための準備をボチボチ進めているとこなんだけど、昨晩、クラス幹事のTMT君から電話があった。

別のクラス幹事をやってくれてるUTN君が亡くなったという知らせだった。


朝、職場に来てから電話が鳴った。
SH小学校の教頭からだった。
来週明け、ボクは6年生の道徳?の授業である講話を依頼されている。
担当の先生と簡単な打合せをした。


『命』について考えなければならない。
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Do you like baseball?

2009-06-09 16:19:39 | 雑談の記録
ニューヨーク帰りの実父母を迎えに昨晩は福岡空港へ行った。

我が家は熊本市の東部にあって高速インターも近く、だから福岡空港まで車で1時間。
そういうワケで、福岡発着の場合、ボクが送り迎えをつとめることが多い。

さて、実父母のNY行きの目的はなんだったかっていうと、祝賀会出席?。
ちゃんと話しを聞いてないから詳しくはわかんないけど、親父の従姉妹にあたる80過ぎの日系女性が、NYの日本領事館でナニヤラ表彰を受けたらしい。

その女性は相当の元気者だったらしくって、第二次大戦中、日系人ということで収容所に押し込められた際、その不等な扱いに対する抗議の手紙を、大統領(ルーズベルト?)に送ったとのこと。当時、女性は若干19歳。その書簡が功を奏したかどうかは判らないのだけれども、その書簡は今でもちゃんと政府に保管されてあるらしくって、そういった行為がその後の人生を決定的なものにしたらしい。彼女は大学を卒業後、米国における移民問題に尽力したそうな。具体的なことはよくわかんないけど、様々な国・地域の移民協会の設立にかかわりながら移民の地位向上に奮闘する一方で、そういう移民問題を学問としても発展させ、NYナントカ大学の有名教授として名を馳せていたらしい。

なので、公式祝賀会は人種のるつぼ状態だったとか。


うちの両親は一族郎党が集まるホームパーティーにもよばれたそうだ。その日は、市内観光をしてヤンキースタジアムに寄り、そのことを彼女に話したそうだけど、マッタク意に介してくれなかったそうだ。
残念ながら、そのエライ婆さん、野球は趣味ではなかったらしい。
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おバカ哲学

2009-06-08 17:00:15 | 雑談の記録
昨日のティーボール大会の敗北はあまり気にしていない。
主催者側から感謝もされたし、子供達も楽しんでいたし、強いチームやスゴイ選手がいることもワカッタし。



会場へ向かう車の中でボクはリョー坊に言った。
「今日は、キャプテンとしての動きに注目しとくけんね、そこばしっかりヤレ。」


しかし、試合前の『円陣』すら忘れていたようだった。バカなやつ。

オマケに、声を一番出していたのはボクだったかもしれない。もっとバカなやつ。

大会後は自主練習となった。
リョー坊にはグランド外周を25周走ってもらった。
ボクはブルペンの草取りをした。
バカなヤツらは反省しなければならない。



反省とは関係ないけど、草取りをしながらふと思った。


草取りって哲学だ!。


草取りって一種の殺生。
そんなこと考え出したらキリがないけど、草取りしながら、殺生している自分という生き物と殺生されている草の関係を考えることができる。

草取りって一種の忍耐。
取っても取ってもキリがないと思うけど、最初の一本を抜かなきゃ始まらない。地道に一本、一本、一本、一本。・・・・これってナニかに似てるよね。

草取りって一種の個性。
草には草の数だけ抜き方がある。ネバッこいのもあればスポッてのもある。同じ種類の草であってもその生育段階と地面によって違ってる。・・・・これってナニかに似てるよね。

草取りって一種のヨロコビ。
努力は裏切らないッ!。いつの間にかキレイになってるッ!。
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ティーボール 野球の基本

2009-06-08 08:38:03 | リトルリーガーの記録
最近まで、ティーボール用のボールやバットがあるってしらなかった。

昨日は、ティーボール大会だった。
子供達にとってティーボールは初めて。
我々にとっても初めて。

なので、Aコートで第2試合目が初戦の我がチームは、第1試合目を観戦しながらルールの確認。
駆け抜けOKって言われても・・・、体は勝手にとまります。
ボールは弾むし跳ねるし、体で止めたら余計転がるし・・・。
というわけで、軟式クラブにいいところなく2敗。だけど、午後からの対リトルのエキシビジョンマッチでは2勝。まぁ、どうでもいい。

優勝したのは福岡のリトル混成チーム。
子供達の勝利の喜びとはウラハラに保護者たちには沈滞ムードが漂っていた。
優勝チームは今夏西武ドームで行われる全国大会に出場。
高い切符になりそう。
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まぁ、まぁ・・

2009-06-05 17:38:39 | 仕事の記録
マシンガンのようにベラベラベラベラ喋りまくる長身の友人がいる。
野菜の卸を生業にしている商売人なんだけど、小5の息子が野球をやっている。
つまり、お喋り野菜じゃなくて野球オヤジ。名前は、YSM。

昨日の晩、友人木原の選挙事務所へ手伝いに行った際、そこで友人YSMと野球の話しになった。

YSMは、仕事柄、夕刻から時間が作れるらしく息子の野球チームでコーチをやらせてもらっているとのこと。小学校の野球部チームなんだけど。

いろんな悩みや不平不満を聞かされたけど、少し紹介しとこうと思う。

そのチームは非常に弱い。理由は簡単、練習時間が少ないから。基本は週2回(隔週で3回)だけど、2時間以上の練習はダメ。土日に試合があった場合は、振り替えで練習を休みにしなければならないそうだ。誰が決めているかって?。市内学校間の取り決めらしいけど(ホンマかいな?)、ク○女校長がそれを頑なに守らせているらしい。
なので、友人YSMは、集中的・効率的に練習をしたいらしいのだけれど、負けてばかりの弱小チームの雰囲気は最悪で、ダラダラダラダラ、ワイワイワイワイ。それでも、勝たせてやりたいと思う友人YSMは、鬼なって怒号するらしいのだが・・・・・。

こんな子供がいたそうだ。
わりとデキル選手。だけど、ある大会に不参加を表明。
理由はゴルフ大会。彼は結構有名なジュニアゴルフ選手だったらしくって、保護者さんから本業を聞かされて唖然。
「野球には突き指とか捻挫とか避けられんケガがつきものてかったい、なんで、ゴルフばしよるとに野球ばすっとかね~、おまけにたい、ホントに試合に出たいと思っとる子に失礼かよ、そぎゃんとは、マジで・・・」
自家沸騰していく友人YSMであった。




『部活』だし・・・・・
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