1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

IT TLME

2009-05-29 11:07:18 | ライブの記録
父と母
越えられないもの、帰るところ
強さと優しさ
その行ったり来たりが人生
『旅』なのかもしれない


昨日、ある学会のお手伝いの帰りに、熊本市現代美術館へ寄った。
上の文章は、その美術館で催されている展覧会に置かれていた感想ノートに記したもの。

この展覧会、昨年、上野の森美術館で幅広い年齢層に爆発的好評を得たもので、その巡回第一号として熊本にやってきたもの。作者及び作品が、熊本に縁がある故のためだろう。

井上雄彦 最後のマンガ展


マンガの進化が楽しめます。
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エライ!オヤジたち

2009-05-27 21:48:19 | リトルリーガーの記録
こないだの日曜日は、山鹿市民野球場では社会人野球、藤崎台県営野球場では高校野球、八代県営野球場ではプロ野球(2軍)が行われていた。

そして、ムスメ達が通うS中学では運動会だった。
ムスメ達の結果に特に感想はないけど、次女のホースケの足が速くなっていたのには驚いた。バトミントン部に入って1ヶ月の成果ということなのだろう。やっぱり運動は大事だと思った。

運動会ではお馴染みのオヤジたちと会ことになるんだけど、そんなオヤジたちとお天道さんの下で一緒に飲むのが運動会の楽しみのひとつだったりする。そういうわけで、今年もオヤジたちが「ノモ、ノモ、マ、スワレ、スワレ」と声を掛けてきた。だけど、それはヤンワリ断った。

なんでかっていうと、車を運転しなければならなかったからだ。
ムスメたちには悪いなぁと思ったけど、毎年、午後からなんてスッカリ酔っ払って応援なんてしてないわけだし、ボクなんて恥さらしの父親なわけだから、いなくなってもオッケーだろうと自分に言い聞かせつつ、ついでにリョー坊をダシにして、昼からは八代に向かった。

ソフトバンクホークスとオリックスバッファローズの2軍戦のプレイボールは12:30だったし、試合終了後には野球教室が開かれることになっていた。おまけに、入場券は松中土建からもらっていてマイナー選手の殆どが午前中から球場に行っていた。

そういうわけで、スピード違反で捕まりはしないかとヒヤヒヤしながら大慌てで球場へ向かった。

写真は野球教室が始まる前に撮った記念写真。残念ながら我がマイナー選手は練習着なんだけど、これには理由がある。もともと野球教室に参加できるのは八代市・郡内の小学生に限られていたから、熊本市内のチームと一目でわかるユニホームじゃぁ何かとマズイかもしれないと思い練習着で行かせていたのだ。案の定、当初受け付けのときは断られたそうだけど、リーグとしてちゃんと協賛していることを話したら、あとから参加OKになったそうだ。引率のオヤジたちエライ!。
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タクシー

2009-05-22 02:45:36 | 友人の記録
大同窓会の総出席者数は800人弱、スタッフとして来てくれた同級生は80人弱。

これを「成功」と言わずして何と言えばいいのだろう。
そして「感謝」の気持ちをどう表せばいいのだろう。

月並みかもしんないけど、「ありがとう」、「ありがとうございます」としか言えない。


さて・・・・、打ち上げの二次会が終わり、ボクは最寄のタクシーに乗った。
タクシーの運転手さんに「飲み会ですか」と訊かれ、「S高校の大同窓会だったんです」と答えた。すると、運転手さんが昔の思い出を話してくれた・・・・・。

運転手さんの名前はカワムラさん。北九州出身。中学生のとき熊本に引っ越してきたらしいんだけど、当時、一番のトモダチになったのは、やはり北九州出身のイワオ君。イワオ君は優秀だったそうだ。中学の卒業と同時に、彼はS高校に進学し、離ればなれになったそうだけど、しばらくは付き合いが続いていたそうだ。大の親友だったから・・・・。

高校1年の2学期になったある日も彼と一緒に遊んでいて、翌日も会う約束をしていたらしい。だけど、その翌日、イワオ君は帰らぬ人となった。

風邪をひき、病院に行って注射を受けたあとに容態が急変し、そのまま亡くなったそうだ。

カワムラさんはその突然の訃報に接しすぐさま信じることができず、普段着で彼の通夜に参列したそうだ。カワムラさんは、そのとき自分が普段着で出席したことを悔やんでいた。

イワオ君が生きていれば、今年、57歳だそうだ。

ボクらの同級生にも亡くなった友人たちがいる。
今日、この日、亡くなった彼らを追悼したい。

ありがとう。
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S高グッズ

2009-05-21 08:18:21 | 雑談の記録
S高おバカのS高おバカによるS高おバカのための、S高グッズです。
作成者は大同窓会実行委員会(S高昭和63年卒業生)。
撮影者はK団長。

限定300個だけど、たぶん、あっという間に売り切れると思うな。
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大同窓会

2009-05-20 17:33:35 | 友人の記録
ボクは熊本県のS高校を卒業してるんだけど、このS高校の同窓会はスゴイ?。ナニがスゴイ?って毎年5月21日に大同窓会をやってるんだけど、出席者は毎年1000人くらい。そんでもって、毎年のことだけど幹事学年が母校の関連グッズを製作販売したりして、それを楽しみにしている同窓生も多い。今年の幹事学年は昭和63年卒業のボクたちで、1年前から準備を始めた。

実行委員会は月に1回のペースで開かれていて、その思い出を記録しておこうと思う。

思い起こせば実行委員会が立ち上がったのはちょうど1年ほど前、最初の議題は、大同窓会のコンセプトはどうする?だったような・・・・、んで、キャッチコピーの話し合いでは、ボクは「済神統一!」を提案したんだけど支持票はわずか1票。結局、「済々謳歌」ってことになったんだけど、当日の演出では63会全員で黌歌を唄うなんてことも決定して、こないだ16日の最後の実行委員会ではみんなで黌歌を練習したり、御辞儀の練習をしたり・・・・、やってることは正に、済神統一の様相だった。

ところで・・・、

グッズ販売に向けての話し合いでは、エコロジーを観点としつつ昨今問題となった食の安全を考慮に入れながら、さらに同窓生の活躍を加味した商品ということで、手作り多士米、多士茶、箸袋セット、風呂敷になったんだけど、特に、箸袋と風呂敷のデザイン・材質については二転三転四転五転してようやく決定したんじゃなかったっけ。最後の実行委員会で現物が披露されたんだけど、そのデキのすばらしいこと。担当のY崎さんの血と汗と涙の結晶なのかもしれないなんて思ったりした。

手作り多士米は、Dジロー君ちの田んぼを拝借して、田植えから稲刈りまでを63会員とその家族が頑張って作ったシロモノで、まだ食べてないけどウマいはず。残念ながらボクは米作りには参加できなかったけど、確か、稲刈りの当日にM上君から場所はどこって問い合わせの電話がかかってきた。テキトーに教えたんで随分迷ったらしくって、彼は息を切らして到着したらしいんだけど、そのときの姿はネクタイにスーツ。後の話しによれば、M上君が着く前には稲刈りのテレビ取材は終わってたみたいで、それを相当に悔やんでたとか悔やんでなかったとか・・・。

実行委員会で議題をしゃっちゅう茶化していたのがH野君。それが上手なのか下手のなかは別にして、多士茶はH野君が選び抜いた茶葉を製茶したもの。茶葉は熊本No.1茶園製とのことで、昨年、全国製茶品評会で農林水産大臣賞(全国1位)受賞したものとか。

チケットやワッペン等のデザイン担当はY下君だったね。当初図案はいつも手描きなんだけど、それが以外に玄人っぽくって感心しました。最終的にはK団長が修正して図案化したみたいなんだけど、出来映えを見て自画自賛するK団長に笑ってしまった。

会場手配・交渉等は、Y村君が一手に引き受けてたんだけど、なんとなく及び腰のカンがあって、それって日航ホテルの担当者が女性だからと思っているのはボクだけではないはず。ま、彼の恋い?の結末なんていつもどおり?のことだし、興味なんてこれっぽっちもないんだけど、これまでの頑張りには拍手を送りたい。ありがとう。

当日の受付係りの責任者はK屋君なんだけど、様々な責任者の中では一番責任者っぽいよね。なんてたって受付が63会の顔になるわけだし、いいかげんな人間じゃぁつとまらない立場。実行委員会では、回を追うごとに高まるK屋君の責任・緊張感を見て、いよいよ大同窓会が近づいてきたなぁって実感してました。当日は頑張って下さい。

誘導係りの責を担うのは、メリハリのある顔立ちとはウラハラに、いたって穏やかな性格のI永君。I永君の雰囲気そのままに誘導・接待すれば問題ないと思うな。

委員会参加者は他にもたくさんいて、その多くが強い個性の持ち主。しかも、その各個人が毎回のようにそれぞれのキャラを炸裂させてたんだけど、そんなキャラたちを毎回「お持てなしの心」でお迎えし、委員会を取りまとめていったのが我らが委員長のH田君。ときにはヒドイ口撃にさらされながらもジッとがまんし、最後まで丁寧な議論に徹しようと努力していたその姿に、少しだけ心を揺さぶられたかもしれない。

そういうわけで、明日が大同窓会。

新型インフルエンザの影響が心配だけど、ボクはボクなりにやっていこうと思う。
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イきたいけどイけないイきたくないけどイクみたいな

2009-05-19 09:52:04 | 雑談の記録
今週末は、藤崎台県営野球場でRKK招待高校野球が行われる。

招待されるのは、西条高校と慶応高校。
対戦相手高校は、今期、RKK旗選抜高校野球大会のベスト4の国府、熊工、秀岳館、城北。

観に行きたい。けど行けない。
なんでかっていうと、土曜日はお手伝いのお父ちゃんたちが手薄なことと、午後からは会計報告が予定されていて、日曜日は中学のムスメたちの運動会だからだ。

ムスメたちの運動会なんてはっきし言って見所なんて無いわけだから、どうでもいいんだけど、行かなかった行かなかったで、後々イロイロ言われる可能性100%だから行かないわけにはいかない。


こないだの日曜日はリョー坊の日曜参観で、時間があった午前中、ヒマにしていた次女のホースケに一緒に買い物に行かないかと誘ったら・・・・、

「お父さんと二人だったら行かない!」とキッパリ。

んっもうっ、オマエなんてゼッタイ応援してやんないッ!。
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探偵ナイトスクープ

2009-05-17 12:12:53 | 雑談の記録
我がKMMリーグのシキタリの一つに、「背番号配布は大会前」というのがある。つまり、レギュラーは不動ではないということ。
4月にあった大会では、敗戦後すぐに背番号剥がしの儀式が行われた。儀式だなんて言うほどのもんじゃぁないけど、バスに乗り込む前に保護者がユニホームに縫いこまれた背番号を子どもの背中からハサミなんかを使って剥がしていく様相は、切なさと同時に新たな挑戦を感じさせるような雰囲気。

そういうわけで、背番号は大会のたびに入れ替わる。

入部当初の13番から1番になった選手がいる。MMT君だ。
MMT君は、名門軟式クラブ出身。高円宮杯で全国3位になったこともある経験豊富な選手。ピッチャー。だけど、入部当初は怪我等で満足に練習できない日々が続いていて、初めての大会でもらった背番号は13。その晩、彼は泣いたそうだ。
MMT君んちは、裕福と言っていいだろう。
まだ遊びに行ったことはないけど、MMTオヤジの話しによれば、自宅近所に自前のちょっとしたグランドを所有しているほか、バッティングマシンも数台保有。当然、MMTオヤジは野球経験者で社会人での経験もありポジションはピッチャー。140キロ以上を投げていたこともあるそうだ。

話しはかわるけど、金曜日の晩、探偵ナイトスクープで、熊本の元高校野球選手達が出てきていたけど、依頼者は八代東高校OBで対戦相手は熊商OB。

MMTオヤジは八代東出身。また、対戦相手として出場していた熊商OBのキャッチャーは我がKMMリーグの監督の弟さん。

そういうわけで、土曜はその話で盛り上がったんだけど、MMTオヤジはそれを見ておらず、ひとり「見たか~、見たか~」を連発。

「うち、録画してますよ、見に来ます?」


そんなわけで、MMTオヤジが、我が家にやってきた。
番組を見たMMTオヤジはご満悦の様子だった。
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スピードに潜むキケン!?

2009-05-13 23:23:47 | 雑談の記録
スピードの出し過ぎは事故の元と言われるように、
スピードにはリスクがつきものなのかもしれない。


リョー坊が通っている陸上クラブの5年生に期待のスピード少年がいる。
昨年度の大会で4年生としては驚異的な記録、100m 13秒台をたたき出している。
その少年、TIG君は、5年生としては小柄なほう。体をみるかぎり、どこからそんなスピードが生まれるのか検討もつかない。
だけど、彼の走りを見る?と普通の子どもたちと違うことが一目瞭然?なのである?。
それよりむしろ、彼の走りに耳を澄ますと普通の子どもたちと違うことが一耳瞭然なのである。

??????

彼の走りには足音が伴わないのである。


今日、TIG君のお母さんと話す機会があった。
ナント、TIG君、怪我をしているとのこと。痛みがあるとのこと。
昨年秋のレースで痛めたとのこと。以来、その痛みが消えることがないとのこと。
その痛む箇所というのは踵。

それを聞いて「なるほど」と思った。
怪我をしていることは残念なことだけど、それはTIG君が完璧に近いスバラシイ走りを身につけている証のように思えた。


つまり彼は反力を利用して走っているのだ。


子どものころ、早く走るには地面を蹴ればいいなんて教えてもらったように記憶してるけど、これはナンセンスな話。いまどき、そんなことを言っている人には「おバカちん」と言ってあげましょう(走りには局面があるから、場合によっては蹴るもアリと思うけど・・)。

ま、そんなことはさておき、全身をバネ代わりにジャンプ(膝を曲げてビョンと飛ぶ行為とは違う、膝を伸ばした状態で跳ねる、つまりHOPという表現が正しいかもしんない)しようとすれば、踵に大きな荷重がかかるのは当たり前。そして、この荷重を反力に転化することが早く走るコツなんだけど、TIG君の故障は、スピードを得るには強い荷重に耐え得る肉体を必要とすることを暗示しているのかもしれない。

ひょっとすると、限界的なスピードと故障は紙一重なのかもしれない。
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不調の原因?

2009-05-12 13:35:46 | リトルリーガーの記録
いろんな大会があるけど、だいたいの大会の1日目の夜は、懇親会。そういう懇親会には各リーグの首脳陣が出席し、だいたいが大盛り上がり。そのテンションは凄まじいものがあって、「もうイヤ」と思うこともしばしば。

ご多分に漏れずサニックス旗の夜もそうだった。
ボクは記憶を喪失してたみたいで、翌日、懇親会で一緒だった人から「大丈夫?」と声を掛けられたりした。

だけど、記憶が失われるまで、ボクの脳の10%はリョー坊の不調の原因について考えていたし、自分を取り戻した未明からもそのことについて考え続けた。すごく疲れる作業だったけど・・・。



世の中には枚挙に暇がないほどいろんなスポーツがあって、また、同じ数だけの一流選手、いやそれ以上の数の選手たちがいる。そういう選手たちとリョー坊を比較することは、非常におこがましいことだとは思ったけど、優秀な選手たちにみられる共通項とリョー坊の違いを見出すことは、今後、リョー坊の野球技術の上達に欠かせないことのように思えたから、そのことから考えることにした。

ボクはアルコールに浸された脳を使い、様々な選手のプレーを必死でイメージした。
いろんなスポーツ選手が、重なり、シンクロし、消え、また重なり、融合し、消え・・・

彼らに共通する原理的な要素・・・・

筋力、俊敏正、スピード、集中力、メンタル、環境、・・・・・

見えてきたものがあった。

それは姿勢。
立ち姿と言っていいかもしれない。
すなわち、正しい姿勢、立ち姿がカッコいいのである。
ついでに言えば、歩く姿もカッコいい。



なんだそんなことかっていうムキがあるかもしれないけど・・・

正しい姿勢は次の様々な動作に入るときの最も無駄のないカタチだし、重力に抗って地面に対して真っ直ぐ立つことは、進化の過程における過酷な生存競争を生き抜いていく上で最も理にかなったカタチにも思えるし・・・、
危機を察知し、俊敏に逃げる。
好機を察知し、俊敏に追う。



野球って、立って待っている時間が長いスポーツ。
練習もそう。

その長い時間、歪んだ姿勢で立っているとしたら・・・・、
後に、取り返しのつかないようなことになるかもしれない。


ちなみに、リョー坊の立ち姿はカッコいいものではない。
下図の「腰つき出し姿勢」に近い。修正が必要だ。
姿勢について学ぶ必要がある。

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西条ツヨシ

2009-05-11 13:20:55 | リトルリーガーの記録
我がKMMリーグの初戦は、Cコートでの第2試合。
相手は四国名門のSJOリーグだった。


Cコートでの第1試合は、SJOリーグ対NGMリーグ。NGMリーグは先月の長崎市長旗の優勝チームだから、この試合観戦はSJOリーグの力量を計る絶好の機会だった。
ちなみに、ボクはこの試合、主審だった。Cコートは、ネット裏に本部席が設けられていて連盟の審判部長や理事らがいて、ボクはそこそこ緊張もしていたけど、試合前から両チームの観察比較は怠らなかった。

試合前に決着はついていたように思う。
シートノック、整列時のスピード感、挨拶、いずれもSJOリーグに軍配があがっていた。

結局、SJOリーグは圧倒的な強さを見せ、大量リードでNGMリーグを下した。
SJOリーグには体が大きいスーパー選手がいるわけじゃぁないんだけど、個々の実力が平均より高くミスをしないという点で優れていた。
圧巻だったのは、先発投手。身長は140cmと小柄ながらキレのいいストレートとカーブを武器に、三振と内野ゴロの山を築いた。トニカク、コントロールが非常に良く、外の低めギリギリに2球投げ続けたあとに、中に食い込むカーブを投げてバッターをのけぞらせてストライクを取るなんていう芸当を見せてくれるのだ。また、変化球とストレートの投げ方に違いが見られないってのもすごくって、キャッチャーのサインに首を振って見せたり、ボク自身、ヤマをはるのに苦労した。
そんなこんなで、SJOリーグの強さをマジマジと見せつけられたボクにとって、2試合目のことを考えるとチョッピリ暗い気持ちになったけど、それよりも、こんないいチームと試合できる幸運を考えることのほうが大事なことなんだと思いながら、2試合目は2塁審を務めた。

先攻はSJOリーグだった。
我がKMMリーグのピッチャーはエースのNGT君。NGT君の武器は速球。この速球が決まればそんじょそこらの同学年の選手に打たれない。だけど、コントロールが乱れ出すとどうにもならなくなるタイプで、これまでそういう姿を何度か見てきたコーチや保護者たちにとっては、それが一番の懸案事項だった。

だけど、ボクは2塁審の定位置に立ち、NGT君の練習投球を見て「イケルカモ」と思った。なんでかっていうと、投球動作に入ったときの彼のクセだった「前傾」がほぼカンペキに修正されていたからだ。「前傾」といっても極僅かなんだけど、その「前傾」によって背骨と首のラインにズレが生じ、結局、ソレがコントロールを乱す原因ではないのかとボクは考えていたからだ。

NGT君のピッチングは本当に安定していた。
初回、三振を含め、危なげないピッチングで3人を仕留めた。

1回裏、1死1、2塁の先制の場面でバッターボクッスに入ったのはリョー坊。
構えを気にしている様子が窺えた。ダメだと思った。
体が完全に開いた状態で外の球を引っかけてサードゴロ。
しかし、下位打線がつないでくれて、この回2得点で先制に成功。

その後、スコアボードには0がならんだ。

SJOリーグはNGT君に完全に押さえ込まれた状態だった。
一方、KMMリーグはチャンスを作るも巧守に阻まれ追加点が奪えない状態だった。

そして最終回の6回が始まった。勝利まで3アウトを取るだけ。
NGT君は2アウトまでを取った。
しかし、そこで、今大会の特別ルールである投球数の75球に達した。

OTKコーチがピッチャー交代を告げた。
マウンドに向かったのリョー坊。そしてNGT君がサードに。
1アウトを取るのがリョー坊の仕事だった。






まさかこの場面で・・・と思ったけど、熟考すれば、その采配も納得できた。
しかし、リョー坊の打撃から判断すると体にキレはなく、バランスを欠いているのは明らかだった。
なぜ、そういう状態になったのかボクにはよくわからなかったけど、そのとき、バッティングセンターでリョー坊が見せていた焦りの表情を思い出していた。
どこかに問題を抱えているのだとそう思った。
それとピッチング練習をやっておけばよかったと強く後悔した。
あとからコーチ陣に注意されたけど、爪の処置をしてなかったことも深く反省した。
運を天に任せるほかなかった。

マウンドで投球練習が始まった。
ひどいフォームだった。
どうにかストライクに球は入っているけど、明らかに死んだ球だった。
ボクは2塁からリョー坊の後ろ姿を見つめる以外なす術がなかった。
それが一番悔やまれてならなかった。


主審の声がかかった。
リョー坊が投じたボールを打者が強振。つまり気味のサードゴロだったけど、NGT君はうまく捕球できずにバランスを崩して一塁へ送球。タイミングはアウトだったけど、ボールは一塁手のグラブをそれた。ミスと言えば、この試合におけるミスはそれだけだったかもしれない。このあとリョー坊は3つの長短打を浴び3失点。アッというまのできごとで逆転を許してしまった。

6回裏、先頭打者はリョー坊。センター真正面のフライで1死、つづくSTK君も凡退で2死。
次はラッキーボーイのMUT君が粘ってフォアボール。
今日一番当たっていた次打者のODA君は敬遠されて2死1、2塁。
そしてバッターボックスに立ったのは、正捕手のKNT君がインフルエンザで出場できなくなったため、初スタメンとして登用されたSHT君。

三振、ゲーム。




結局、優勝はSJOリーグ、サニックス旗は海を渡った。

勝つって難しい。
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タイトルが欲しい

2009-05-08 17:39:47 | リトルリーガーの記録
明日からいよいよサニックス旗、福岡県宗像市のふれあいの森運動公園で行われるマイナー選手だけの大会。優勝したからといって上位大会に進めるような大会じゃぁないけど、九州以外からの強豪チームも参戦し、優勝すれば胸を張って九州1位と言えるかもしない大事な大会。また、この大会に出場できる最高学年の5年生の多くはKMMリーグ設立時の入団生(当時2年生)で、つまり、大袈裟かもしんないけど、育成という意味においてリーグの「真価」が問われる重要な大会だったりするのだ。

そんな大会で4年生のくせに主軸を任せてもらっているリョー坊のなんと幸せなことか・・・。


さてさて、昨日、帰宅するとリョー坊は読書中だった。
そうそう、昨日(水曜)まで連続5日間のハードな練習だったわけだし、静養もダイジダイジ・・・。
リョー坊の手はマメ・タコがズラリ。加えて右手の人差し指の爪は割れかかっていて押さえると痛みがあるらしい。

ソファに身を沈めていたボクのところに、キッチンから忘れ物を諭すような口ぶりの声が届いた。カミサンの声だった。
「今日、バッセンの日じゃなかったぁ?」
奥の部屋からリョー坊が出てきた。
「行くぅ」

「だったら準備運動くらいして下さいな」
体がチョー重たかった。



先ずは100キロを1ゲーム。
ゲージからでてきて、入念なスロー素振り。
2ゲームが終了してゲージから出てきたリョー坊は困惑・焦燥の様子。

しぼり出すような声でナニか言ってきた。
「え、ナンテ?」
「どこか・・・、悪いとこ・・・ない?」
(ヤバッ、今、真面目に見とらんかったし、・・・・、どうしよう、・・・どうしよう、・・・・、そうだそうだ、前から気になってたことを言おう・・・)

「構えかなぁ~、なんかリョー坊って猫背チックっていうか、背中が丸いっていうか、なんか曲がっとったい、最近、だいぶ良くなってきたばってん、曲がっとるのって、・・・あんまりねぇ~、だってたい、ホー、・・見てーん・・・」
ボクは人差し指を出し、それ少し曲げた状態から手首を回転させて上に突き刺すような仕草をした。その次に指をピンと延ばした状態で同じような仕草をしてみせた。
「どっちが、“ブス”って突き刺さると思う?」

そのあと、100キロを1ゲーム、120キロを2ゲーム。

ちょっぴり表情が良くなった。
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子供は動物?

2009-05-07 17:38:07 | リトルリーガーの記録
うちのチームでは、子供が他所の家庭に外泊することはめずらしいことではない。

リョー坊なんてしょっちゅうお泊まりしている。

だけど、寂しいことに我が家に泊まりにくる子は少ない?。
それは、ボクが子供達に怖いおじさんと思われているせい?。

こないだ、4年生のSHT君をムリヤリ?我が家に招いた。
SHT君はクリリとした丸いカワイイ目が特徴的でなにより真面目。野球が大好きだ。
だけど、4年生の中では野球を始めたのが一番遅いせいかバッティングはイマイチ。それと、お父さんが野球に関して全くノータッチということも・・・・。


SHT君のバッティングにおける問題は、上体が前に突っ込んでしまうこととバランスの悪さだった。
要するに下半身の使い方がイマイチとそういうことだったのだ。


我が家に来てもらい、まず彼にお願いしたのが片足ジャンプ。
同じところで軽くジャンプを繰り返すだけの動作なんだけど、思ったとおり、これがウマクできないのだ。同じところに着地できずにすぐにバランスを崩してしまうのだ。
ここで大事なのはウマク飛べないことを本人にわかってもらうこと。だから「上手にジャンプできるようになるまでやってみよう」なんてことは言わない。

そのかわり、以下の動作をお願いした。
ハイと言ったら片足立ち(彼は右バッターなので右足で片足立ち)。このとき、左足を浮かせるんだけど、それを横や前後にやってもらうのと、右ヒザを真っ直ぐのばしておくのがポイント。それから、どういう姿勢が安定的なのか本人にわかってもらうのが狙い。
これでバランスがとれるようになったら次のステップ。
ハイと言ったらつま先立ち(要領は片足立ちと同じ)。そして、これも出来るようになったらつま先片足スクワット。
これが出来るようになったらシメたもの。

はじめにお願いした片足ジャンプをやってもらうと、アラ不思議。実にバランスよくピョンピョンできるではないか!。本人もビックリの様子。

そして次にお願いした動作はつま先立ちの90度回転。バランスを崩さず体の向きを変える動作。これがバランスよくできるようになったら次の一連の動作にチャレンジ。

先ず左足を前方に浮かせてつま先立ち→左足を地面すれすれに浮かせたまま徐々に横へ開く(左足を地面すれすれに開くためには右膝をユックリ曲げて腰を落とさなければいけない)→肩幅よりやや開いたところで一気に90度回転→回転終了と同時に左足踵を着地させる。

トニカク、SHT君にはこの一連の動作を反復してもらった。そしてこれらを「バッティング体操」と名付けた。

バッティング体操の後は、ティー台に乗せた穴あきプラボールを見つめながらボディーブローパンチ(右手)と空手チョップ(左手)の練習。ここで重要なのは最強のボディーブローパンチとはどんなものかを考えてもらってそれを動作にすることと、空気を切り裂くような空手チョップをやってもらうこと。それと、その動作をプラボールの二つの穴を見透しながらやるというのがミソ。

これがカッチョよくできるようになれば、あとはバットを持つだけでOK.。とりあえずバットマンになれる。ただし、最初はチョー軽いプラバットのような軽いバットを振らせて、自分がカッチョいいバットマンになったことを体感してもらうことがナニヨリも重要。


そういうワケで、約1時間半のトレーニングでSHT君は見事バットマンに変身。
昨日のバッティングでは外野オーバーの3塁打を放った。


ところで、大事なことを書き忘れてた。


実は、帰宅前、SHT君をスーパーに連れて行き、一番好きなお菓子を選んでもらった。SHT君のお気に入りスナック菓子はポテトチップだった。
なので、トレーニング中、課題が克服できた度に、ポテトチップ休憩をとった。

子供は動物なのだ。
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こんなGWはイヤだ

2009-05-07 11:50:23 | 雑談の記録
体がやけに重く感じるGW明け。

野球漬けの毎日だったような・・・・、
いやいや、肉ばかり食ってた毎日だったような・・・、

5月2日 我が家の庭先でバーベキュー
5月3日 監督の結婚式で阿蘇赤牛のステーキ
5月4日 シニアの全日本選手権九州予選の宮崎で地鶏?の炭火焼き
5月5日 ドイツ料理店でアイスバインとショルダーハムステーキ
5月6日 某豪邸にてバーベキュー

ボクが大きくなってどうする!。
食い過ぎだっちゅうの!。
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スラスラスッススー

2009-05-01 17:12:57 | リトルリーガーの記録
最近、スラパンを使うようになったリョー坊。

けど、それに伴って、ある現象に悩んでいる。

「オケツ食い込み現象」
トニカク、気になっている様子。
食い込み修正動作が頻繁に観察される。


1サイズ大きめのスラパンだからなのか。
量販店の安もののスラパンだからなのか。
パンツの上からはいているからなのか。


ま、本人が学んでくるだろう。
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