いよいよ、この「過程」シリーズも最終回。
駄文ダメ文に付き合って頂いた読者のみなさま、ありがとうございます。
あと、もう少しの辛抱ですので最後までお付き合い願います。
さて、「ライオンに追われたウサギが逃げ出す時に肉離れをしますか?」と言ったのは、元サッカー日本代表チーム監督のオシム氏。ボク風に言えば「逃げるウサギは捻挫をしない」になるのだけれど、こんなことも言えるかもしれない。
「逃げるウサギは考えない」
昨日から冬型の気圧配置が強まり北の大地では雪が積もった。おそらく北陸も時間の問題だろう。最近のクマの出没は冬眠前の最後のあがきで、この天候を予想していたかのようだ。
実は、北海道の山中でヒグマから逃げたという経験がある。
もし、そのときテレビリポーターに取材されたら、きっとこんなふうに答えていたと思う。
「どうやって逃げてきたかなんて憶えちゃいませんよ・・・、もう、必死でした・・」
・・・つまり、追い詰められた極限の状態が「全力を出す」秘訣なのかもしれない。
・・・要するに、火事場の馬鹿力?
結局、この「過程」シリーズは身も蓋もない話しに落ち着いたワケだけど、大会会場に向かう車の中で愚息にナニゲに言ったことと似ているように思った。
「・・・オマエ、今日の大会では緊張しないなんて言ってるけど、お父さんは、それなりに緊張すると思うよ・・・・、だから、失敗したりして、もうダメだと思ったら、・・・・・・そのときは、全部、体に任せればいいんじゃないの・・・・」
反復練習によって身につけた動きというのは、すなわち、新しい運動プログラムを上書きしたようなものと考えることができる。
最近のパソコンは高性能になったから複数のプログラム(ソフト)を起動してもフリーズしたり動きが遅くなっちゃうなんてことは少なくなったとけど、以前はそんなことがよくあった。
果たして人間はパソコンのようにスペックを上げることができるのかと言えば、それは無理難題な話し。脳神経の処理能力はかわらない。ということであれば、ソフトをスムーズに動かしたかったら、余計なソフトを止めればいいということになる。ここで言う余計なソフトとは雑念ということになるのかもしれない。
武人が無心を欲する理由というのは、そんなところにあるのかも。
3回目のジャンプの記憶は殆どないと言っていた愚息。
しかし、こんなことを付け加えて言っていたことは興味深い。
「・・・でも、風は、わかっとたとたいね(わかってたんだよね)・・・」
話しはかわるけど、一人の選手を除いて、今回の走幅跳びに出場した選手全員が競技用のスパイクシューズを履いていたとのこと。
スパイクシューズで記録がどのくらい伸びるのかよくわからないけど、高学年であれば100m走で0.5秒は短縮できるらしい。
たった一人、普通のランニングシューズで跳躍していた身長137.5cmの選手が生意気なことを言っていた。
「勝ち甲斐があるよね!」
駄文ダメ文に付き合って頂いた読者のみなさま、ありがとうございます。
あと、もう少しの辛抱ですので最後までお付き合い願います。
さて、「ライオンに追われたウサギが逃げ出す時に肉離れをしますか?」と言ったのは、元サッカー日本代表チーム監督のオシム氏。ボク風に言えば「逃げるウサギは捻挫をしない」になるのだけれど、こんなことも言えるかもしれない。
「逃げるウサギは考えない」
昨日から冬型の気圧配置が強まり北の大地では雪が積もった。おそらく北陸も時間の問題だろう。最近のクマの出没は冬眠前の最後のあがきで、この天候を予想していたかのようだ。
実は、北海道の山中でヒグマから逃げたという経験がある。
もし、そのときテレビリポーターに取材されたら、きっとこんなふうに答えていたと思う。
「どうやって逃げてきたかなんて憶えちゃいませんよ・・・、もう、必死でした・・」
・・・つまり、追い詰められた極限の状態が「全力を出す」秘訣なのかもしれない。
・・・要するに、火事場の馬鹿力?
結局、この「過程」シリーズは身も蓋もない話しに落ち着いたワケだけど、大会会場に向かう車の中で愚息にナニゲに言ったことと似ているように思った。
「・・・オマエ、今日の大会では緊張しないなんて言ってるけど、お父さんは、それなりに緊張すると思うよ・・・・、だから、失敗したりして、もうダメだと思ったら、・・・・・・そのときは、全部、体に任せればいいんじゃないの・・・・」
反復練習によって身につけた動きというのは、すなわち、新しい運動プログラムを上書きしたようなものと考えることができる。
最近のパソコンは高性能になったから複数のプログラム(ソフト)を起動してもフリーズしたり動きが遅くなっちゃうなんてことは少なくなったとけど、以前はそんなことがよくあった。
果たして人間はパソコンのようにスペックを上げることができるのかと言えば、それは無理難題な話し。脳神経の処理能力はかわらない。ということであれば、ソフトをスムーズに動かしたかったら、余計なソフトを止めればいいということになる。ここで言う余計なソフトとは雑念ということになるのかもしれない。
武人が無心を欲する理由というのは、そんなところにあるのかも。
3回目のジャンプの記憶は殆どないと言っていた愚息。
しかし、こんなことを付け加えて言っていたことは興味深い。
「・・・でも、風は、わかっとたとたいね(わかってたんだよね)・・・」
話しはかわるけど、一人の選手を除いて、今回の走幅跳びに出場した選手全員が競技用のスパイクシューズを履いていたとのこと。
スパイクシューズで記録がどのくらい伸びるのかよくわからないけど、高学年であれば100m走で0.5秒は短縮できるらしい。
たった一人、普通のランニングシューズで跳躍していた身長137.5cmの選手が生意気なことを言っていた。
「勝ち甲斐があるよね!」