1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

鬱2 負のスパイラル

2006-11-01 22:18:01 | 鬱だったの記録
今となれば、ソレはパニック障害とかパニック症候群ってことになると思うけど、鬱1で記録した「音」が遠ざかるような変調の他に、ときどき、ヒドイ焦燥感というか不安感というか恐怖感に襲われるようになった。

特にやだったのが、通勤の満員電車に乗っているときに突然襲ってくる恐怖感だった。ボクは高所恐怖症なんだけど、高いところでドキドキするような、そんなナマやさしい恐怖とは比較になんないのだ。うまく説明できないけど、漆黒の暗黒世界から邪悪なナニかがボクを飲みこんで殺そうとするようなSF紛いの、そりゃぁもう、ちびっちゃうような・・じゃなくて、恐怖で脳ミソが破裂しそうなくらいの恐怖なんだ!。

ボクは、ソレが襲ってきたとき、吊革をギューッって握って、目もギューッって瞑って、ソレがが去っていくのをひたすら待つんだ。だけど、ソレはそんなに長くはなかったと思う。数十秒~数分じゃなかったかな。

ソレのほかに、体全体から血の気が引いていくような虚脱感もあったな。なんていうか、受験に失敗して、不合格通知をもらったときのような感覚に近いな。


で、こういう変調が続くと、以前のように仕事をサバくことが出来なくなって・・、そして、仕事ができない自分のことを必要以上に責めてしまうようになるんだな。んでもって、しまいには、自分で勝手に、「自分はダメ人間」の烙印を押しちゃうんだな。で、この負のスパイラルがヒドクなると、その「負の思考」から抜け出したい一心で、自殺をしちゃうってぇのが鬱病の最悪のパターンなんだと思う。

この「負の思考スパイラル」ってヤツの辛さは、なったヤツにしかワカランとボクは思う。

鬱病のみなさん、辛いよね。

鬱病じゃない人にとっては笑っちゃうような内容なんだけど、「負の思考スパイラル」及び「負のスパイラル」の一例を挙げれば、こんな具合と思う。
・・・。

パソコンがフリーズしちゃう(些細な出来事)→書類作成が間に合わないかもしれない→また失敗するかもしれない→パソコン操作も満足にできない人間って思われるかもしれない→リストラされちゃうかもしれない→リストラされたら次の仕事は見つかんないかもしれない→もう一生仕事は見つかんないかもしれない・・・、あっ、パソコンを再起動させなくちゃ・・オレ、ナニ馬鹿なこと考えてんだろ→もともとバカだったけ→(このとき失敗経験だけを思い出す)→オレに価値はあるのか・・・、あっ!保存し忘れてた!・・・、もう間に合わねぇ、なんなんだオレ、もうダメじゃんかよ→もうホントにダメだ(ウッ、吐き気)。

・・・「課長、・・・気分がワルイ・・です。」

・・・トイレに行く途中なんかにパニックが襲ってきたら、最悪。本日の業務、終了!ってことになるんだけど、早退して家に帰り着くまでの間、後悔の念が津波のごとく押し寄せてきて、潰れそうになる。

・・・そして、ようやく我が家にたどり着くんだけど、疲労困憊してるんで、家族の誰とも口をききたくない→家族関係悪化。

・・・フトンの中で悶々→眠れない。

・・・昨日のことを引きずりながらも、どうにかこうにか出社。

・・・「○○センパイ、昨日の書類、もうできましたからぁ」(「この役立たずがッ」って聞こえる)。

・・・「○○君、もう、大丈夫なのかい」(「サボリじゃねぇのか?、もういいよオマエは」って聞こえる)。

・・・そして、本人にだけ辛い一日が始まる。
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幸山政史アニキの決起集会

2006-11-01 08:32:06 | 雑談の記録
昨日は、幸山政史熊本市長の後援会組織の多士幸山会(タシコウザンカイ)の決起集会に行ってきた。

幸山アニキは、フニャチンボッチャン面で野球はヘタクソで不器用なんだけど、クマモトの将来にとってナニが大事なのか本気の本気で考え、軸をぶらさずに熊本市政(改革)を行っている。

だけど、その改革は道半ばってとこなんだ。

幸山アニキは、この改革を、今、止めるわけにはいかないって力説してた。

応援演説した熊本阪神社長の丸本先輩は「コヤツほど、票にならん仕事をするヤツはおらん!(つまり、万人ウケするような政治じゃなくって、ホントーの政治決断をしてるってこと)」って言ってた。
そして、「今回の市長選は、争点が見えにくいって評されているが、ホントーの政治決断ができるのは誰なのかっていう本質の争点が今度の選挙にはあるのだ!」って言ってた。

幸山アニキはボクと目が合うと、いつもニカァ~って笑う。

いいアニキなんだなぁ~。


ま、それはさておき、決起集会のあとは同級生の4、5人と飲んだんだけど、相変わらずだった。

だけど、この記録でお馴染みの友人Kの頭部については心配しないワケにはいかなかった。
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