Hirai Net Blogs

ヒライのサッカー中心のWEB LOGSです。

大江山朝焼けタペストリー

2006年11月05日 | 草木染

Dscf0004_8 どんな構図にしようかなと考えていましたところ、京都新聞の11月2日の朝刊に、大江山の朝焼けと雲海の写真がでていまして、これをモチーフにしようと思いました。
今回のチャレンジは、
今自分の手元にある天然染料(媒染:ミョウバン)を使って、染めてみることやロウケツにもチャレンジしてみながら、天然液体染料をつかって筆で書き込む事もしてみました。
麻の生地を購入して、タペストリーになるように、上と下に棒が通る部分をミシンで作りました。60cm×90cmです。

Dscf0009_3 始めに簡単に麻生地に下書きをした後、上下に鬱金で黄色、ログウッドで紫色を染めました。

Dscf0013_4

Dscf0020_1 次に、紫をロウで覆いながら、山のりんかくを開けておきました。

Dscf0028_1 そこに、藍染で、山肌の濃い部分を染め込みました。また、空の部分も上からもグラデーションで、覚めやらぬとばりみたいな感じにしてみました。
ここで、一旦ロウを落としました。(熱湯で3回ほどゆすいだら落ちやすい物です)

Dscf0032_3 最後に朝焼けをインド茜の液体染料で筆で書き込んでみました。太陽は鬱金の黄色のままです。
失敗は成功の素にしたいという感じで、いろいろチャレンジしてみたのですが、反省点として、麻の生成の本来の良さを出せるようにもっとシンプルの方が良かったと思いました。
ごてごて塗りすぎた感じです。草木染めと藍染をしているのですが、どちらか一つであらわした方がシンプルだったと思います。

Ooetape 水墨画的な藍染の良さをとるのか、水彩画的な原色に近い草木染めをとるのかという感じです。
でも、今手元に濃い藍色がなかったので、藍染で出すしかしようがなかったかも・・・。
できの悪さに独り言を言ったり、ため息をつきながら、なんとか修復してみました。
自分からこんなチャレンジができたのも、春日工房さんで、28日に手ほどきをしてもらえたからです。ありがとうございました。
4日の舞鶴のアートクラフト展を見に行った際に、そこで出展されている春日工房さんを訪ねていき、作品を見てもらいました。なんとか一人でこんな風にやっていますとお見せしたかったのです。駄作で申し訳ありませんが・・・。
また、これに懲りずに授業研究に励みたいと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。