山地に生ええる常緑低木で、枝や葉柄の基部には対生する棘があり、奇数羽状複葉の葉軸に翼があるのが特徴です。
赤褐色に熟す果実は2個の分果に分かれ、分果は直径8mmほどの卵球形で、表面にいぼ状の突起が多く、中には黒く光沢のある種子が1個入っています。
図鑑では雌雄異株だが日本では雄株が見られないというのですが、どうして雌株だけで実が生るのかはどの本も説明はありませんでした。
例によって葉と実を食べてみましたが、イヌザンショウのようないやなにおいではなく、むしろサンショウに近い感じでした。実際には食用にされることはないそうですが、果実を漢方では秦椒とよび薬用になっています
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