むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

アサガオ:変化朝顔 獅子咲牡丹  2月14日

2018-02-14 09:12:18 | 植物観察記録

2月3日、第26回松下幸之助花の万博記念賞贈呈式と受賞者の講演会がリーガロイヤルホテル山楽の間で行われました。(むかごの高槻2月4日記事

松下幸之助記念奨励賞を受賞したのが九州大学仁田坂英二氏で、江戸時代にはもてはやされた特異なアサガオの品種群で、現代の園芸界では通常扱われないような、奇妙な姿を示す変異体群、変化朝顔の体系的な保存と維持、配布を推進してきたことが評価されたものでした。

その授賞式会場に展示されていた獅子咲牡丹という変化朝顔2株のうち1株を頂いて帰り、自宅で観察しました。

結果は当日満開だった花はその後も開花状態が続き、4日目ごろからようやく萎み始めました。また、蕾は普通の朝顔のように朝に開花しました。普通の室内に置いたこのアサガオは、細い線状の葉が約10日後にはほとんど萎れてしまいました。

                              2月4日(授賞式の翌日)

            2月7日(4日後)萎れ始める

典型的な一日花のアサガオが、数日咲き続けたのは、この特異な品種が持つ特徴なのか、単に開花が低温期だからなのかはわかりません。ただ、蕾が開くのが必ず朝であったのは、姿かたちはかわっていても、やはりアサガオはアサガオでした。


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