むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

アテツマンサク:阿哲満作(芳香があるというが)

2017-04-11 07:06:17 | 植物観察記録
少し前の植物園にアテツマンサク:阿哲満作(マンサク科マンサク属)の花が咲いていました。
中国地方から四国・九州に分布する落葉の小高木で、暖帯の中・上部からブナ帯にかけての急傾斜地に生育します。
アテツは最初に発見された岡山県阿哲地方からきています。
一見普通のマンサクに似ていますが、萼片が赤いマンサクに対してこちらは花弁も萼片も黄色いこと、マンサクの花には香りがないのに対して、いい香りがすることが異なります。
もっとも、ここの植物園のアテツマンサクの花は、高いところにあって、香りを嗅ぐことができなかったのは残念でした。
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