むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

サワルリソウ:沢瑠璃草(帝釈峡で出会った植物③) 

2015-06-07 07:05:01 | 植物観察記録
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帝釈峡の道筋のあちこちに、沢沿いに多いのでこの名があるサワルリソウ:沢瑠璃草(ムラサキ科サワルリソウ属)が花をつけていました。
湿ったところに生える多年草で高さ30~50㎝、葉は互生し、長さ10~20㎝長楕円形または広倒披針形で先は尖り、葉柄はありません。
5~6月、青紫色ときに白色の小さな花がつきます。
つぼみのとき花穂はくるくる丸まっていて、花が開くにつけてまっすぐにのびます。花は長さ1㎝の筒状鐘形で、先は5つに分かれます。
比較的珍しい花となっていますので、帝釈峡の植生の豊かさを示しているようでもあります。

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