むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

フジキ:藤木(葉がフジに似る)

2015-06-20 14:52:46 | 植物観察記録
京都植物園に遠くからでもめだつ白い花をつけた高木がありました。
フジキ:藤木(マメ科フジキ属)です。いつぞや丹波の古い神社で見かけたことがありますが、花は高いところにあって、取り上げるのは初めてです
本州福島県以南、四国、中国中部に分布する落葉高木で高さは20mほどにもなります。
名前の由来になっている藤に似た葉は、互生する長さ10~20cmの奇数羽状複葉で4~6対の小葉が互生します。
6~7月、枝先に長さ12~25㎝の円錐状の花序をだし、白い蝶形弁の花を多数つけます。
ヤマエンジュという別名があります。
類似種にユクノキ別名ミヤマフジノキがあります。(‘12年6月23日記事)花はよく似ていますがフジキの方がやや小さく、ユクノキの葉には小托葉がなく、小葉の葉脈がフジキより多く、葉裏が粉白色になるなどの相違があります。






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