モンキーオーキッドは、通常の蘭の展示場所ではなく、特別の部屋に大事そうに吊り下られていました。一年前には来年の干支ということで、マスコミにも取り上げられて、写真を撮る人の長い列ができたといいますが、今年は時々ああこれかといった感じで写真を撮る人もパラパラといった感じでした。
学名は、異様に長い萼片から、小さい竜の意のDracula gigasとなっており、ドラキュラ伯爵の連想から吸血鬼の意ともなっています。
南米の雲霧林の樹木などに着生するランです。
Dracula属のランの仲間は、花弁、唇弁、側萼片に、中央部の濃褐色の模様が合わさって猿顔状に見えることから愛好家の中で「猿のラン」「モンキーオーキッド」として親しまれているそうで、確かになるほどと思わせるほどの猿面顔です。
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